中学入試プレイバック2017 「麻布中」

問 わたしたちは社会の変化に応じて建築物を工夫し、さまざまな問題を解決してきました。しかし、広い視野で見直すと、また別の問題が見えてきます。下の例から一つ選び、こうした工夫がどのような社会の問題を解決してきたかということと、見えてきた別の問題を、100~120字で説明しなさい。ただし、句読点も1字分とします。(2017年麻布中)
例)防犯カメラ付き住宅  オール電化住宅  高層マンション
震災復興住宅  郊外の大型のショッピングセンター

クエスチョンマーク現実社会において、すべての課題を解決してくれる万能の方法というものはありません。Aという課題を解決したら、今度はBという問題が新たに出てきて対応に追われるというのはよくあることです。

こういう問題を答えるときに教える側、つまり大人の立場で起こりがちなのがデメリットばかりに目が行くことです。この問題を考えるうえでは、まず例として出したものがあることでよくなったことは何なのかを考えないといけません。生徒に「これがあることで何が良くなったんだろう」という問いかけが必要です。そのうえで考えるのが新たに見えてきた課題です。この問題では解決した課題と別の問題をバランスよく記述することが求められます。

そして、この問題には少し厄介なところがあります。答える選択肢が複数用意されていることです。5つのうち自分の答えやすいものを選べばいいと考えることができれば大丈夫です。しかし、どれを答えようかと目移りしたり、どれが答えとして適切かと難しく考えてしまった結果、時間ばかりかかってしまうということが起こりがちです。この問題は入試問題の一番最後に出題されているのですが、問題の途中で出題されている場合は時間配分に注意が必要です。

答 郊外のショッピングセンター
お店を出す側にとってはたくさんの客を集めることができ消費者にとっても一度に買い物を済ませることができるので便利だが、地元のお店の客が減ることで商店街で閉店してしまうお店が相次ぎ地域の経済に悪い影響が出ることがある。



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