中学入試プレイバック2017 「聖光学院中」

問 明治時代、甲州道中や周辺地域から集めた糸を原料としてつくった布に、同じく横浜港から輸出されていたお茶箱のラベル作成の技術を利用して、絵や模様をプリントしたものを輸出していました。当時横浜港からアメリカやヨーロッパに輸出していた、主に女性が首に巻いたり頭にかぶったりする、薄い布製品の名前を、カタカナで答えなさい。(2017年聖光学院中)

スカーフ受験生を指導する側の人間にとって厄介なタイプの問題の1つとして、ある程度みんなが知っているだろう塾の中で教えようもない知識、つまり「本当に常識問題」といえる問題があります。まさに、この問題なんかはそのパターンに当てはまり、大人なら「えっ、スカーフでいいの?」と確認しながら答えるような問題です。

この問題が出題されたのは聖光学院中です。聖光学院中は神奈川県にある「男子中」です。この問題のポイントは小学6年生の男子が大人の女性が着用するスカーフを知っているか?ということなんです。小6男子で女性が何を身に着けているか興味を持っているのはなかなかいない。大人にとっては楽勝でも、小6男子にとってはそうではないということです。でも、日常生活の中で見たり聞いたことあるはずのことばではあります。だから、正答率がものすごく低いというわけではないでしょう。捨てていい問題ではありません。とはいえ、「スカーフだぞ、覚えておけよ」というような問題でもないので入試演習では答えだけ言って終りになりがちな問題です。入試問題を演習する以前から「社会は何でも出るぞ。君らの身の回りにあることすべて社会だ」と言い聞かせることが対策といえるでしょう。

答 スカーフ

スポンサーリンク





シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする