予習シリーズ社会解説 「5年上第1回 日本の水産業」

四谷大塚が実施している週テストで理科・社会が追加されるのは5年生(4年生2月)からです。つまり、本格的な社会の学習のスタートはここからといえるでしょう。実際、5年生から社会を受講する生徒や、そもそも5年生から受験勉強を始める生徒も多くいます。

漁船5年生の第1回の授業はタイトルの通り水産業なのですが、ここで注意しなければならないことは、日本の地形や農業の学習は4年生でいったん終わっているということです。重要なことなので、事あるごとに言っていきますが中学受験のカリキュラムというのは繰り返し学習していくシステムになっています。5年生から社会の学習を始められた場合、それ以前の内容はいずれ復習する機会は必ずありますので、まずはその週の学習に専念しましょう

日本の周囲は日本海や太平洋という海に囲まれ、日本海流(黒潮)といった海流が流れる世界的な漁場が広がっています。授業でこの説明をするとき、日本地図を板書(黒板やホワイトボードに書くこと)して、図で説明します。授業のテクニックの1つなんですが、毎年この時の日本地図を思いっきり適当に描きます。なんなら本州と北海道しか描かないぐらいです。そうすると生徒から「先生、雑~」といった声が出るので、その隣にサラサラと格段に精度の高い日本地図を描いて「必要に応じてこういう地図を描くけど、今回は必要ないからね~」と言ってあげます。自然に生徒をこちらにひきつける技術の1つです。社会科教師にとってきれいな日本地図をサラッと書けるかは大切なことです。

漁業の種類別の漁獲量のグラフは入試の定番の1つです。グラフをみて沿岸漁業・沖合漁業・遠洋漁業の区別をつけられるようにならなくてはなりません。また、1970年代に石油危機と排他的経済水域が設定されたため遠洋漁業が衰えたことも必ず覚えておきたいことです。

かきや真珠などの養殖もとても重要な内容ですが、どこでどの養殖がさかんかどうかを細かく触れるかはクラス設定次第です。上位クラスだったり、4年生から受講している生徒が大半のクラスなら話しますし、そうではないなら軽く触れるのみにし、総合回での学習ポイントにしています。

予習シリーズでは魚付林の話が出ていますが、この話は必ず触れます。社会を単なる暗記科目ではなく、「なぜ?」と考えさせる内容として重要であり入試でも出題される内容だからです。

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