予習シリーズ社会解説 「4年下第9回 山と川がうみだす地形」

日本の国土の約4分の3が山地で、その山から流れる川は短く流れが急で、流れによって削られた土砂がつもってできた地形が広がっている。

というのが、この単元の要約でしょう。この単元では、多くの地形名が登場します。この回で登場している地形の名前はどれも基本で入試においてすべて覚えきることは当然ですが、それを4年生の段階でできるかというのは全く別問題です。

北アルプス山地に関しては、環太平洋造山帯という語句は子どもたちにとって補足説明が必要でしょう。「環」という字は「とりかこむ」という意味があります。太平洋を取り囲むように広がる山地が環太平洋造山帯です。小4だと「環」はもちろん太平洋が地球の中でどれだけ広がっているかを分かっていない場合もあるので、ぜひ世界地図で確認しておきたいですね。

山地・山脈のうち日高山脈・中国山地・四国山地・讃岐山脈・越後山脈は4年生の上半期で、飛騨山脈・木曽山脈・赤石山脈の日本アルプス、紀伊山地は「ふるさとじまん」で登場しています。ここで、大切なことは覚えているかどうかではなく、過去に学習したことと今学習していることはつながりがあるという認識を持たせることです。各単元ごとに毎回全く新しいことを学習していると思っていたら、覚えられるものも覚えきれません。
山地・山脈の中でこの回で覚えたいのはまず東北地方の奥羽山脈です。そして、日本アルプスのそれぞれの位置関係です。3つ山脈が並んでいるので、場所の区別が難しいと感じるかもしれませんが、4年生のテストで出題されるときはまず間違いなく3つの山脈が表示されていて順番で答えが出せるようになっています。西からでも東からでもいいですが順番で答えられるようにしましょう。

川・平野に関しては、扇状地三角州の混同が多発するので注意しましょう。この単元では図で見ることができるので、きちんと確認しておくことが大切です。
地形で初登場なのは、北海道の石狩川、東北の北上川・仙台平野あたりです。三大急流の球磨川・富士川・最上川も改めて説明しますね。

学習を深めるページでは地震についてが説明されています。液状化現象は子どもたちはなかなか知らないので、説明が必要です。それから、津波ですね。どうしても教える側は東日本大震災の記憶が鮮明に残っているので、「知ってるでしょ」と思いがちですが、現在小4の子たちは2011年は幼稚園・保育園です。知らなくて当たり前ですので、改めて説明する必要がありますし、地震が起きたときどうすべきか防災についても少し話しておきたいところです。入試でも出題されますし、社会科を教える以上、生きる上で必要な知識を教えていきたいものです。

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