だいこんの生産が多い市町村ベスト20

春の七草といえば、「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」です。その中のすずじろはだいこんのことです。旧暦の春ということで、今の季節でいえば冬になり、だいこんはどちらかというと冬の食べ物になります。しかし、栽培品種や栽培地域を変えることで、現在では一年中食べることができます。農林水産省の統計では「春だいこん」「夏だいこん」「秋冬だいこん」と分類されます。ちなみに、秋冬だいこんは煮物に向いていますが、春だいこんは生食、夏だいこんは炒めて調理するのもよいようです。

だいこんの生産順位を都道府県単位でみると北海道・千葉・青森あたりが1位争いをしている作物です。これといった傾向があるわけではなく、それほど入試で出題されるわけではありません。
それでは、市町村単位でみてみましょう。今回は、季節ごとに分類されていた数値を合算したものを紹介します。どの季節に栽培されているかも表記しました。

順位 都道府県名 市町村名 季節 出荷量
(t,2016年)
1 神奈川県 三浦市 秋冬 68,600
2 千葉県 銚子市 春秋冬 56,400
3 長崎県 島原市 春秋冬 32,000
4 新潟県 新潟市 秋冬 24,500
5 徳島県 鳴門市 秋冬 16,300
6 千葉県 市原市 春秋冬 15,300
7 北海道 留寿都村 14,500
8 北海道 帯広市 14,200
9 鹿児島県 大崎町 秋冬 13,700
10 青森県 おいらせ町 夏秋冬 13,410
11 長崎県 雲仙市 春秋冬 11,970
12 千葉県 旭市 8,900
13 青森県 六ケ所村 8,800
14 北海道 真狩村 8,500
15 北海道 幕別町 7,930
16 青森県 三沢市 春夏 7,630
17 和歌山県 和歌山市 秋冬 7,200
18 岐阜県 郡上市 7,160
19 北海道 恵庭市 夏秋冬 6,910
20 北海道 標茶町 6,570

都道府県単位では上位にいない神奈川県の三浦市が1位でした。「三浦だいこん」とよばれる品種があるほど有名ない地域ですが、災害への強さなどを理由に現在では三浦だいこんはほとんど栽培されていないようです。
三浦市が秋冬だいこんだけで1位になっているのに対し、2位銚子市は秋冬2位、春1位と長い期間だいこんを栽培していることになります。三浦市も含めて、典型的な近郊農業の都市ですね。

夏だいこんは北海道をはじめ、涼しい地域の独壇場です。もともと、冬の作物だから当然といえば当然ですね。

スポンサーリンク





シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする