塾講師には声色の使い分けが必要

プリントを配る先生どんな仕事でも状況に応じて話し方を工夫する必要があると思います。塾講師というのは仕事柄、いろいろな声色・喋り方を使い分けることが求められます。ざっと箇条書きにすると

  • 小学生低学年と話すとき
  • 小学生中学年と話すとき
  • 小6受験生と話すとき
  • 中学生と話すとき
  • 生徒に注意をするとき(軽度・中度)
  • 保護者と話すとき

ざっとこれぐらいでしょうか。

小学生の低学年としゃべるときは、話す内容はもちろんですが、とにかくゆっくり丁寧にしゃべります。自分の実際の目線もできるだけ下げて、生徒を上から見下ろしすぎないように注意をします。

中学年になるともう少し砕けた感じになります。ただ、新しく入ってきた生徒がいる場合は、改めてゆっくり説明することもあります。私は中年男性なので、若い先生に比べてどうしても構えられることが多いので、初めての授業の入りは特に気を使います。

小6受験生はそれに比べてはるかに楽です。6年生ともなると一定期間授業をしているので、こちらがどんな感じで授業をしているか分かっているからです。とはいえ、受験生というのは精神が不安定になりがちなので不用意なことをいわないように心がける必要はもちろんありますし、ずっと授業をしているからと言って通じないことだってたくさんありますからね。
季節講習だとありがちな時間割なのですが、小3の授業をした後に小6の授業をするとテンションが全然違うので一瞬調整に戸惑います。

中学生に対しての話し方はそれほど意識しません。ただ、初対面の生徒がいるときは当然ですが丁寧ですね。中学生の場合は学年以上に学力クラスでしゃべる速度が変わります。上位クラスでは、どんどんしゃべって板書できますが、中下位クラスで同じことをすると、生徒がアップアップになります。その差が学力の差に直結しているとも言えますが。

生徒に注意をするときは、特に声色を使い分けます。たとえば、事務所にいるときに校舎全体が騒がしいなと感じたときは高い声(私はもともと声が高いです)で校舎全体に響くイメージで注意しますし、授業中に注意をするときは普段よりも低い声で話します。

保護者の方は当たり前ですが、大人ですから喋り方も変わります。たとえば、挨拶一つとっても生徒にするあいさつと保護者に対するあいさつでは微妙に変えています。生徒に対して、あまりかしこまった挨拶をすると心理的な距離感が広がってしまいますが、保護者にはその距離感が必要です。だから、生徒と保護者が一緒に来た場合、イントネーションの違うあいさつを2回にすることになります。

塾講師にとって、声は武器なのです。



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