社員講師とアルバイト講師

塾の先生集団指導の進学塾は大きく2つの形態に分けることができます。正社員のみで運営をしている塾と、正社員のほかにアルバイト(非常勤の)講師も授業をしている塾です。今日はその二種類を見比べてみたいと思います。

一時、全員正社員プロ講師をウリに広告を打っている進学塾がありました。アルバイト講師より正社員のほうが多くの研修を受けていますし、経験も豊富です。間違いなく、授業品質の平均値はアルバイト講師より高いです。
それに対して、アルバイト講師の授業品質はまちまちです。授業の研修もそこそこに本番に臨むことも少なくありません。しかし、塾の雇用形態で時間単位で契約をしている講師をアルバイト講師ということになるのですが、その中には経験10年以上のベテランで諸事情から時間契約で仕事をしている人もいます。実は、私自身今はこの形態で仕事をしています。そもそも、私自身今している仕事を「アルバイト」という感覚で仕事はしていません。例えばコンビニの店員であれば、一定のスキルがあればだれがやってもお客にとっては何も変わりません。しかし、塾の講師は違います。同等のスキルを持っていても、先生が違えば生徒にとっては違う授業です。「Aさんが来れないからかわりにBさん」という発想は成立しません。たとえ、大学生の講師であっても「代わり」はいないのです。

ところで、「正社員=プロ」という公式は成立するのでしょうか。皆さんの周りにいる正社員はプロといえる存在でしょうか。そうではないはずです。「使えない正社員」はいくらでもいるはずです。そこで厄介なことがあります。「使えない講師」は各校の校長判断で授業に入れない=辞めてもらうことはできます。しかし、「使えない正社員」を現場から外す決断は校長の判断ではできません。実は、一番困るのはこういった「使えない正社員」の存在です。

結論としては、正社員のみで構成された塾の方がある程度品質は確保される可能性は高いが、それが絶対ではないということです。
(「しゃかいかっ!2014年3月19日記事より)

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