保護者が考える「塾で成果が出ている」とは

保護者の方と話をしていると、「うちの子塾で勉強してても全然成長していない」ということがでてくることがあります。要は、塾に対して「もっと成績あげてよ」というお願いなのですが、今回はここらへんのメカニズムについて少しお話してみたいと思います。

こういう話の出るときの子どもの成績を保護者のイメージでグラフ化するとこんな感じです。

実際こんなに成績が動ないときはないですから、あくまで模式的なものですよ。でも、保護者の立場でみるとこうなりのも分かります。保護者にとって指標は点数や偏差値です。これが変わっていなければ、成長してないように感じるんですよね。

ですが、実際は違います。実際の子どもの学力を図式化するとこうなります。

右肩上がりです。これは、これで当たり前です。なぜなら、毎回子どもたちは新しい知識を学習するわけで、その分賢くなっているんです。覚えたことを忘れるのもあるので、もちろんこんな単純な話ではありませんが、成長していないということはないんですね。

では、なぜ成長していないように感じるか。その正体はこれです。

身もふたもないことをいえば、みんな努力しているからです。みんな同じように学力が付いたら、順位は変わりません。これが、「みんな成長しているので自分の子をが成長していないように見える現象」です。

成績が上がるというのはこういことなんです。

青のグラフに注目してもらえれば分かりますが、オレンジを抜くには成長曲線でオレンジを超えないと成績が上がらないんです。成績が上がるというのは、勉強の質において他の子に抜きんでているということをぜひ子どもたちのために理解してやってほしいと思います。成績を上げるというのは子どもたちにとってはすごいことなんです。
塾にとっては(塾内のテストである限り同じメンバーでの競争なので)成績が上がる子がいるということは下がる子もいるわけです…。

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