予習シリーズ社会解説 「4年上第1回 昔の道具・今の道具」

今回から四谷大塚が発行している中学受験向け教材「予習シリーズ」の解説をしていきます。
解説のポイントとしていくところは「塾講師が説明するにあたってどこを重視するか」ということです。

そもそも、社会科の場合4年生から学習を始める生徒が非常に多いのが特徴です。学校でも、社会の授業は3年生からしか始まりません。まず、私が初回の授業にあたって心がけるのは楽しく授業をすることです。表情や動作を使って生徒の興味をこちらにひきつけ、社会科に拒絶反応が起きないようにすることが重要です。

保護者の方が気を付けないといけないことは4年生の段階で社会の勉強ばかりしすぎないことです。実のところ、4年生の社会はそれほど学習することは多くありません。テストの問題もそれほどひねった内容が出題されるわけではなく、たくさん勉強をすればある程度点数が取れます。ですが、中学受験において合否を分ける科目は算国、特に算数です。算数の勉強をおろそかにして、社会の勉強ばかりしてはいけません。ただし、成績が伸び悩んでいる生徒の場合、まずは社会の点数を上げてリズムを作っていくこともあります。そのあたりは、ケースバイケースです。

洗濯板さて、第1回の内容ですが、いろりや電磁調理器といった生活に身近な道具がでてきます。実のところ、この単元が入試に出題されることはほぼありません。予習シリーズを見ていただければわかるのですが、大人にとっては当たり前の話が書かれているだけの単元です。
ところが、子どもたちにとってはそれが当たり前とは限らないのです。電気洗濯機の話で脱水について書かれていますが、脱水と聞いてなんとなく分かる生徒とそうではない生徒がいます。このあたり、それまで生活の中でどのようなものに接してきたかがはっきり出ます。将来的に成績の良い生徒は、そういった日常生活での体験が豊富な生徒が多いです

また、この単元の内容は国語の物語文で登場人物が当たり前の行動としてやっていることが意外と書かれています。国語の物語文では昔の話がよくでてきますので、そこで書かれている内容に少しでもイメージが湧けるように話をしていきますね。



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