予習シリーズ社会解説 「4年上第4回 くらしやすい街」

2018年入試では、何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号(サイン)であるピクトグラムに関する出題が多くみられました。多様性(ダイバーシティ)が求められる現代社会で、誰もが暮らしやすい街づくりを目指すことは必須課題と言えるでしょう。それは、多様性を認める社会づくりに関する問題が出題されるということでもあります。

まず、最初にバリアフリーユニバーサルデザインという言葉が出てきます。バリアフリーは人々が生活するうえで障害となるものを取り除くことをいい、具体的には点字ブロックやスロープの設置などがあります。ユニバーサルデザインは誰もが使いやすいようにつくられた物や設備を作ることを言います。似た内容のため、混同しやすく入試での出題も多いので注意が必要です。

ノンステップバス 予習シリーズではノンステップバスの説明が掲載されています。床が低くつくられているバスと説明されてピンとくる生徒はあまりいません。理解できないからではなく、ノンステップバスは子どもたちにとっては当たり前のものだからです。昔のバスは入り口に階段があったんだという話をすると少し驚きつつ理解をします。

インターネットコンピューターの話は子どもたちにとっては当たり前に感じているけど、実は最近になって便利になった話をします。電車に乗るとき、今は交通系電子マネーで一瞬で通過できるけど、昔は切符を買う必要があったという話です。さらに、その昔は自動改札がなくて切符を駅員にいちいち渡して切符を切ってもらっていた話をすると子どもたちは大抵驚きます。授業において、こういった驚きを提供することは重要なことです。

小学校の社会の授業で子どもたちはそれほど意識をして「憶える」ことをまだしていません。「憶える」作業を求められていないからです。しかし、この第4回は入試でも出題されるような子どもたちにとって聞きなれない語句がいくつか登場します。ある程度、意識して覚える作業を行わないとテストで対応できません。言葉に出して練習したり、書いて練習したり、問題を繰り返し解いて憶えているか確認したりする必要がある話をここでしておく必要がありますね。