予習シリーズ社会解説 「5年上第14回 中部地方」

地方別地理、最大の山場である中部地方の登場です。中部地方は中央に日本アルプス(飛騨山脈・木曽山脈・赤石山脈)があり、そこから流れる多くの川があり、それによって形成される盆地・平野が広がっています。これらの地形と産業を重ねて覚えるのが基本になります。

越後平野…信濃川・米の単作地帯・コシヒカリ・暗きょ排水
長野盆地…りんご・ぶどう
野辺山原…高原野菜(レタス)
甲府盆地…ぶどう・もも・扇状地・富士川(三大急流)
牧ノ原…茶
渥美半島…豊川用水・電照菊
濃尾平野…輪中・木曽川・愛知用水・知多半島

と、もりだくさんでこれだけで問題がつくれるレベルですね。

中部地方と言えば、中京工業地帯に代表される工業が盛んな地域でもあります。ここでは航空機産業について触れておきたいです。この地域では、かつて零戦など戦闘機の開発が行われていました。現在、愛知県では初の国産ジェットであるMRJを開発しています。

長野県諏訪湖周辺の精密機械工業も初登場ですね。かつては、製糸業がさかんで多くの製糸工場と桑畑がありました。豊富な水と澄んだ空気が精密機械工業に適しており、諏訪周辺は「東洋のスイス」と評されました。製糸業→精密機械工業→電子工業の移り変わりは日本の工業の変化そのものでもあるので、押さえておきたいポイントです。

中部地方の世界遺産は白川郷・五箇山の合掌造り集落1つということもあり、大きなポイントになりません。ただ、合掌造り集落は岐阜県と富山県にまたがっていることは注意すべきです。どうしても、白川郷に目が行きがちで、五箇山の存在が忘れられがちでそういったところが狙われます。

ややマニアックですが、交通では中央自動車道を触れておきたいです。ポイントはそのルートですね。東京を出て神奈川県をかすめて山梨→長野→岐阜→愛知というルートを通ります。いわゆる旧中山道です。
あと、上越新幹線関越自動車道は他の高速道路や新幹線と比べると覚えにくいので意識して覚えるさせるようにしたほうがいいですね。