中学入試プレイバック2019「麻布中学」

2019~2021年入試にかけて出題率が高まりそうなオリンピック関係の問題です。

日本がオリンピックに参加したのは1912年ストックホルム大会からです。今年の大河ドラマがストックホルム大会から1964年東京オリンピック招致にまつわる話「いだてん」というのも出題されやすいポイントですね。
入試でこの辺りの話題を取り上げるなら、ストックホルムがスウェーデンの都市であることや、1912年前後の出来事を問う問題などが出題されそうです(1911年領事裁判権の回復、辛亥革命→1912年中華民国)。オリンピックは多くの国が参加し、歴史があるイベントなので様々な出題形式が見られそうです。

1916年ベルリン大会、1940年東京大会、1944年ロンドン大会は世界大戦の影響を受け中断したものの、現在は200以上の国と地域が参加する一大スポーツイベントになりました。

戦後のオリンピックで日本が参加しなかったのは2回あります。1948年ロンドン五輪、そして1980年モスクワ五輪です。ロンドン五輪は終戦直後で反日感情が高く参加を認められませんでした。1980年モスクワ五輪は、当時ソ連が行っていたアフガニスタン侵攻に反対するという名目でアメリカを中心とした西側諸国が参加をボイコットし、日本も参加を取りやめました。
次の1984年ロサンゼルス五輪では、東側諸国が報復的にボイコットする事態になりました。

今回の問題で四谷大塚の解答はソ連のアフガニスタン侵攻についても触れています。しかし、アフガニスタンで受験生の頭に思い浮かぶのは2001年の同時多発テロ後に起きたアメリカのアフガニスタン侵攻だと思われます。個人的に、「実はソ連がアフガニスタンを攻めたことがあってアメリカがアフガニスタンを支援していた時代もある」という話をすることもありますが、実際問題ソ連のアフガニスタンを覚えているのは厳しいでしょう。
個人的には、冷戦について触れていれば十分正解になるのではないかと思います。

答:冷戦下にあった当時、日本はアメリカなど資本主義諸国に所属し、ソ連と対立関係にあったから。

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