社会科で漢字間違いが多い語句シリーズの最終回、公民編です。
…意外と少ないですね。
まず、指名・任命は「内閣総理大臣は国会の指名で決まり、天皇が任命する」といったようにセットで登場するので、混同がおきやすいです。特に任名は頻発します。
議院内閣制の漢字間違いは非常に多いです。衆議員議院とダブルで間違えていた答案を見たことがあります。弾劾裁判の間違いは、刻という字のほうが書く回数が圧倒的に多いだけにできる生徒でも、ふっとでることがありますね。地理のところで書きましたが、裁判を学習すると、栽培とかくところを裁培と書くミスが増えるので注意です。
収入の少ない地方自治体に支給される地方交付税は国庫支出金と区別をする知識も重要ですが、漢字間違いも多い字です。
寡占は…どうも個人的に苦手な字です。板書していて、うかんむりのあとの横棒の本数を毎年確認していしまいます。
拒否権のミスは定番ミスの1つです。ノートをチェックすると確実に間違えて書いている生徒がいるレベルですね。
漢字に限らず細かいミスは本人は気が付きにくいものです。答案をチェックする側の大人がきちんと子どもたちにアドバイスをしていく必要がありますね。
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