入試で出題される花き類の知識というと、「愛知県渥美半島の電照菊」「富山県のチューリップ」ぐらいでしょうか。
花き類の産出額が多い市町村(2016年)
順位 | 都道府県 | 市町村 | データ | 種類 |
1 | 愛知県 | 田原市 | 3,111 | 菊 |
2 | 静岡県 | 浜松市 | 690 | ガーベラ |
3 | 鹿児島県 | 和泊町 | 400 | ユリ |
4 | 茨城県 | 神栖市 | 387 | センリョウ |
5 | 千葉県 | 南房総市 | 366 | キンセンカ |
6 | 福岡県 | 久留米市 | 365 | つつじ |
7 | 愛知県 | 西尾市 | 362 | バラ |
8 | 愛知県 | 豊川市 | 332 | シクラメン |
9 | 福岡県 | 八女市 | 307 | ガーベラ |
10 | 埼玉県 | 深谷市 | 300 | ユリ |
種類は一応、各ウェブサイトで調べましたが、一種類だけ育てている地域は通常なく、他にも生産の盛んな作物はあると思います。
「電照菊」でゆうめいな田原市がぶっちぎりの1位でした。菊は日照時間で季節を判断して花を咲かせる性質があることから「光を当てて開花時期を調整する」というのは記述問題でも出題されます。
3位の鹿児島県和泊町は沖永良部島の町です。こういうランキングで離島がでてくるのは珍しいですね。
全体的に、黒潮の影響をうけて温暖な地域のランクインが目立つデータになりました。
ちなみに、富山県の花き産出額はまさかの43位(2016年)。富山がチューリップの球根の出荷1位なのは間違いないのですが、ちょっと意外です。
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