入試に出る歴史上の人物 「山上憶良」

読み:やまのうえのおくら奈良貴族
時代:奈良(8世紀前半)

重要
奈良時代の歌人で、万葉集に収録されている「貧窮問答歌」が有名です。

人並みに田をつくっているのに、綿も入っていない麻の袖なしの、しかも海草のように破れて垂れ下がり、ぼろぼろになったものばかりを肩にかけて、低くつぶれかけた家で、地べたにじかに藁を解き敷いて、父母は枕の方に、妻子は足の方に、自分を囲むようにして、悲しんだりうめいたりしており、かまどには火の気もなく、こしき甑には蜘蛛の巣がはって、飯を炊くことも忘れたふうで、ほそぼそとしたこえをたてているのに、むちを持った里長の呼ぶ声が寝室にまで聞こえてくる。世間を生きてゆくということはこれほどどうしようもないものなのだろうか。

「貧窮問答歌」は登場頻度が高い史料の一つです。

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