社会科で間違えやすい漢字大全~歴史古代編~

社会科で間違えやすい漢字を紹介するシリーズ第2回です。歴史はあまりに数が多いので、今回は原始・古代(旧石器時代~平安時代)を紹介します。
前回同様、赤で書かれている部分が間違えやすい部分、波線が難しい漢字です。

磨製石器は摩擦とごっちゃになるパターンです。「磨く」石器だから、磨製石器なんですが、そもそも「磨」という字を習っていないので子どもたちにとっては知らない字です。
銅鐸の最後の本数の間違いというのは、子どもたちが絶対に丸付けで見落とすタイプのミスです。簡単な字でいうと「達」という字も本数が違うことがあります。卑弥呼・邪馬台国は歴史の習いはじめではよくある間違いです。卑弥呼は女性なので最後に「子」をつけたくなるんですね。ただ、受験間近でこういう間違えをされると萎えます。

埴輪・高句麗あたりは純粋に難しい字ですね。「麗」という字は高麗でも使いますし、地名は漢字が求められるので必ず書いて練習する必要がありますね。儒教は、公民で需要を習うとごちゃつくことがあります。「儒」という字をここ以外で書く機会がないのが、書けない理由です。

冠位十二階は、鎌倉・室町時代になって倭寇・元寇を学習するあたりで、うかんむりで書く生徒が続出します。蘇我氏は難しい字ではありますが、中学入試の場合は阿蘇山ですでに書いている字なので、意外と書けます。

「租」は「祖」と書くことが多いので、つい間違えるパターンです。「群」司も同じパターンです。木簡は、簡単なはずなのに割と書けないです。
墾田永年私財法は、言葉自体は割と覚えやすいのですが漢字は難しいです。上の例のように余計なものをつけてしまうことが非常に多く丸付けで気が付きにくいです。
鑑真は見ての通り難しい字ですが、唐招提寺が曲者です。「だい」と聞くとどうしても「大」「台」と変換してしまうんですね。また、阿倍という字は「阿部」「安倍」と複数あるので、日常生活でも間違えやすい漢字ですよね。

平安時代に東北地方北部に栄えた勢力を「蝦夷(えみし)」といいます。漢字はもとより、読みも注意したいところです。藤原頼通は「みち」という読みがミスを誘います。パソコンで入力しているときも藤原頼通とフルネームで書く場合は大丈夫ですが、頼通とだけ書く場合に「頼道」と誤字をしやすいので、プリント作成では気を遣う字です。平等院鳳凰堂も含めて、漢字的には厄介な存在ですね。

菅原道真はほんとに「管」と書く場合が多いです。これも、管のほうが日常で使う感じだからです。菅官房長官の「すが」といっても意外と通じないです。
日宋貿易の宋を「栄」と書く間違いは、そんなばかなと思うかもしれませんが、思いのほか多いです。

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