うなぎの養殖がさかんな都道府県

統計

日本人がウナギを食べ始めた歴史は古く奈良時代の「万葉集」にはうなぎを食用にしていたとみられる記述があります。江戸時代にはタレをつけて蒲焼するようになりました。現在うなぎが絶滅の危機にあるといわれています。「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣が広まったのは、江戸時代に平賀源内が、うなぎの売れない夏(もともとうなぎが美味しいのは秋から冬)に売り出すために考え出したキャッチコピーがきっかけといわれることがあります。

そんなうなぎの養殖がさかんな都道府県ランキングです。(平成28年「漁業・養殖業生産統計」)

順位都道府県名量(t)
1位鹿児島県7,972
2位愛知県4,742
3位宮崎県3,255
4位静岡県1,654
5位三重県306

うなぎの養殖といえば静岡県の浜名湖ですが実は静岡県は4位でしかありません。

うなぎの養殖という言い方をしますが、うなぎの人工ふ化は安定して行えるレベルに到達していません。そもそも、うなぎの生態自体分かっていない部分が多いです。現在の行われている養殖は黒潮を流れてきたシラスウナギを捕獲して成魚にするものです。このシラスウナギが激減しているのが、現状です。1965年には21tあったものが、2015年には1tになっています。ただ、この傾向は1980年代にはすでに出てきていて捕獲量は1985年に6tまで落ち込んでいます。その後、一時回復傾向にあったもののまた減少。現在に至っています。

トキをはじめ、乱獲によって人類が絶滅に追い込んだ、もしくは追い込みつつある生物はたくさんあります。後世にも自然の恵みとして、おいしいうなぎを残すには消費者として不用意にうなぎを食べないことで生産者にうなぎの生産を抑えさせるしかないです。

 

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