入試に出る歴史上の人物 「中大兄皇子(天智天皇)」

基本
645年、朝廷で強い権力を握っていた蘇我氏を滅ぼし、天皇中心の政治を目指しました。この一連の動きを大化の改新といいます。これに協力した人物として有名なのが中臣鎌足です。

重要
663年、朝鮮半島の友好国だった百済を助けるため兵を送りますが、唐・新羅連合軍の前に白村江(はくそんこう・はくすきのえ)の戦いで敗れます。その後、中大兄皇子は天智天皇として即位をしています。

注意
この時、都を近江(滋賀県)の大津京に移しています。

重要
天智天皇の死後、後継ぎ争いがおこりました。これを壬申の乱といいます。

近年の入試は、外交関係を重視するところがあり昔と比べて白村江の戦いの重要度は上がっています。大化の改新のときはまだ天智天皇になっていないので、「大化の改新の中心人物」が出題されたときは中大兄皇子と答えましょう。また、「大化」は日本で最も古い元号とされていますが、実際に元号が使われるようになったのはもう少し後の時代からというのが最近の研究成果です。

読み:なかのおおえのおうじ(てんじてんのう)
時代:飛鳥時代中期(7世紀中ごろ)