「 2018年05月07日 」一覧

予習シリーズ社会解説 「4年上第11回 寒さのきびしい地方のくらし」

北海道北海道は言うまでもなく日本で最も広い都道府県で別格の存在感があります。子どもたちのなかで北海道を知らない生徒はさすがにいません(もしそうだとしたらその子は日常レベルでの興味関心があまりに薄い)。北海道が寒いということも大抵の生徒は知っているという前提で授業が進められるのでその点では楽です。

予習シリーズの最初に北海道の地形が割と細かく載っていますが、今回は十勝平野を覚えておけばいいです。「十勝」という地名は乳製品に使われているため、ピンとくる生徒もけっこういると思います。

社会科の常識として北海道の農業といえば
石狩平野・上川盆地…稲作
十勝平野…畑作
根釧台地…酪農
です。しかし、生徒のイメージでは上記の理由で十勝=乳製品になっています。十勝平野で畑作が盛んな理由は水はけのよい火山灰が稲作に向かなかったためです。この火山灰の土地の性質はシラス台地をはじめとして繰り返し登場するところなので、きちっと理解をすることが求められます。
砂糖の原料となるてんさいは北海道の生産が100%というのは、作物の生産県を覚えるうえで基本の1つです。輪作は、後に単作・二期作・二毛作と似た言葉がいろいろ出てくるので言葉の意味を確認しておきましょう。言い方は悪いですが、この月のテストを乗り切るという点では北海道の農業では輪作とだけ覚えても通じます。しかし、入試では通じません。

酪農に関しては予習シリーズでも、いろいろと説明されています。とりあえず、酪農=乳牛を飼う農業という認識だけでもできれば十分です。ただ、生き物を相手にする酪農がなぜ大変かを考える発問はしたいですね。

この単元では太平洋を流れる暖流である黒潮(日本海流)と寒流である親潮(千島海流)が初登場します。実のところ、濃霧・冷害の説明はしますが、この段階でなぜ濃霧が発生するかを覚える必要はありません。気を付けてほしいのは覚える必要がないというと、説明する必要がないは違うということです。この時期のテストで記述で説明する問題が出題されることはほぼないので、覚える必要はないということです。ただ、受験では説明する問題が出題されるので説明する必要はあります。


スポンサーリンク