「 2018年07月18日 」一覧

きゅうりの生産が多い都道府県

宮崎県・高知県は冬でも暖かい気候を生かして野菜の早づくり、いわゆる促成栽培が盛んなことで知られています。これは、社会科の基本中の基本です。

促成栽培で育てられる作物は、トマト・ピーマン・なす・きゅうりといった実を食べる野菜です。宮崎県の促成栽培を語るときに出てくる作物はピーマンで、高知県はなすというのが定番になっています。なすの生産1位は高知県ですが、ピーマンの1位は宮崎県ではありません(茨城県)。宮崎県が1位なのはきゅうりです。

きゅうりの生産(2016年「野菜生産出荷統計」)

都道府県 %
1位 宮崎県 11.1
2位 群馬県 9.4
3位 埼玉県 8.6
4位 福島県 7.4
5位 千葉県 6.1

きゅうりの生産順位というのはなんとなく出題されそうな気がしますが、実はほとんど出題されません。きゅうりに限らずですが、生産上位の県が拮抗していて毎年のように順位が入れ替わる作物というのは入試で出題するには向いていないのです。
先ほど例に出したピーマンは茨城県と宮崎県が3位以下を引き離しています。そうすると、ピーマン=茨城・宮崎で単純化できますが、きゅうりのような場合どこまで覚えておけばいいかというのは、なかなか難しいです。子供たちに知識として覚えてほしいのは作物の順位以上に促成栽培という栽培に関する知識です。それに関連する知識として出題するにはきゅうりよりピーマンという判断を問題をつくる側が判断しているものと思われます。

ちなみに、受験学年になって改めて地理の復習をすると、促成培と漢字を書き間違いする人が続出するので注意しましょう。もちろん、直近で裁判所を学習したために発生するよくある間違いです。


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