「 2018年10月 」一覧

子持ち塾講師の話

妻と映画「若おかみは小学生」を見てきました。映画の感想を書くのは難しくて「よかった!」といえず、自分の語彙力のなさにがっくりさせられます。まぁ、感想はインターネットにごろごろ転がっているので、探してもらえればいいかと思います。
泣かせようという意図でつくられた映画出ないけど泣ける映画というのは、大体いい出来ですよね。といっても、私は泣けなかったです。小さいころ、泣き虫で咎められることが多かったためか泣くことにコンプレックスがあるようで、泣きそうになるとぐっと堪えてしまうんですよ。メンタル的には泣いたほうがすっきりするのは間違いないのでそんな気質です。

映画では別離と自立が大きなテーマの1つになっていますが、子どもができて以来子どもが出てくる映画やドラマを見る目線が完全に親目線になってしまいました。完全に子どもを応援する目線で見てしまいます。昔見た作品でも全然違う目線で見ていることがあってびっくりしますね。

そういえば、時々「子どもを持たないと親の気持ちが分からないから塾講師としては半人前」という話を聞きます。今の時代、子どもを持たないという選択肢もありますかし、1つの絶対的な真理なんて言うものはありません。ですが、子どもを持つと親の気持ちがわかるというのは事実ですね。まず、私自身仕事では生徒ができなくてもイライラはまずしないですが、自分の子どもができないとすぐイライラします。やっぱり、自分の子どもへの情愛が深すぎるからなんでしょうね。保護者に「子供にあまり怒ってばかりなのはよくないです。…といっても怒っちゃいますよねぇ」というとすごく納得されるようになりました。

講師として若いうちは親の気持ちってわからないですし、保護者も分かると思っていないから問題ないんですよ。そこは、若さと情熱でやっていけます。問題はある程度の年齢(保護者と同年代)になったときですね。その年齢になってくると、保護者の自分の子どもへの思い入れというのを感じるようになります。その時に、自分にも子どもがいるのはやはりアドバンテージですね。なにしろ、自分も子どもができた時点で自動的にその気持ちを持っているわけですから。
申し訳ありませんが、この気持ちは子どもを持っていない人には完全にわかるのは難しいと思います。ただし、子どもがいなくても塾講師として一線級の人はいくらでもいます。そういう人たちは、技術的な部分での対応ができていたり、他の強みがあります。
塾講師に限らずですが、1つの仕事を長く続けるにはいろんな経験が必要だということです。


入試に出る歴史上の人物 「ムッソリーニ」

標準
1922年にイタリアでファシスト党を率いファシズムとよばれる全体主義政策を行った政治家がムッソリーニです。

イタリアが1935年にエチオピア侵攻をしたというのは中学校の教科書におおよそ掲載されています。正誤問題で「ドイツがエチオピアに侵攻した」というような誤りの文が使われていることがあります。

時代:20世紀前半(日本では昭和戦前)


予習シリーズ社会解説 「5年下第8回 安土・桃山時代」

社会科が好きな人の多くが好きな時代、それが戦国時代です。戦国時代を取り上げた小説・ドラマ・ゲームなど多くの作品があり、圧倒的に目に触れる機会の多い時代です。そのため、歴史好きの小学生を中心に「待望の戦国時代の授業」となるのですが、戦国時代ばかり丁寧にやるわけにはいかないのが申し訳ないところです。

まず、その戦国時代についてですが、予習シリーズには主な戦国大名とその領地が掲載されています。この中で、覚えておくとしたら甲斐(山梨県)の武田氏と越後(新潟県)の上杉氏でしょう。この2組といえば信濃をめぐる川中島の戦いが有名ですが、最近の入試では塩をテーマにした問題が出題されており「敵に塩を送る」という故事でも知られる武田・上杉は関連知識として登場します。

鉄砲伝来とキリスト教の伝来は
鉄砲…ポルトガル人
キリスト教伝来…フランシスコ=ザビエルがスペイン人
というのがポイントです。意外と重要なのが、平戸です。長崎県北部の貿易港である平戸は江戸時代にオランダ商館が長崎・出島に移るまで貿易の拠点でした。スペイン・ポルトガル(南蛮)との関係は、天正遣欧使節や石見銀山(世界文化遺産)と出題される内容は昔と比べて多くなっています。

織田信長安土桃山時代といえば織田信長、そして豊臣秀吉です。
織田信長の入試でのポイントは関連する人物の多さです。
1560年 桶狭間の戦い…今川義元
1573年 室町幕府を滅ぼす…足利義昭
1575年 長篠の戦い…武田勝頼
1582年 本能寺の変…明智光秀
と4人もいます。また、上記の並べ替え問題も出題されますね。

豊臣秀吉のポイントは太閤検地です。「統一された基準で」土地の広さ、耕作者、どれだけ米がとれるか(石高)を検地帳に記録したことが出題されます。太閤検地によって完全になくなったのが、荘園です。社会科で「完全に」といいきれる出来事はなかなかなく、注意ポイントです。
予習シリーズでは朝鮮侵略に1ページ用意していますが、そんなに出題されるかなというのが印象です。ただ、文禄の役・慶長の役という名前は元寇と混同するので、要注意です。
あと、大阪城が石山本願寺の跡地につくられたことも意外と出題されます。

織田信長と豊臣秀吉の違いで、信長はキリスト教を保護したが秀吉は布教を禁止したということは重要です。

全体として、安土桃山時代は覚えることも少なく、また生徒にとってはなじみやすい単元なので比較的楽で平均点も高くなりやすいですね。


予習シリーズ社会解説 「4年下第8回 日本の気候と各地のくらし」

日本の各都道府県の紹介をする「ふるさとじまん」シリーズが終了しました。この第8回からは日本の気候や地形といった内容を学習していきます。
はっきりいえるのですが、ここまでの回は社会科の学習をする上での興味付けを行う単元でした。この第8回から気候→地形→農業と本格的に中学入試で登場する単元の学習が始まります。

この単元のポイントはただ1つ。日本の6つの気候区の特徴と雨温図の識別をできるようにすることです。この識別に仕方には順番があります。ただし、授業で絶対にするのがグラフの数字の読み取りです。子どもたちはまだグラフというものに慣れていません。グラフが示している意味を説明する必要があるのは注意すべきところです。

①折れ線グラフ(気温)が1月でも他より高い→南西諸島の気候
沖縄の1月の平均気温は15℃を超えます。15℃というのは本州でいえば、4月ぐらいです。つまり、沖縄には実質的な冬がないという説明をします。

②棒グラフ(降水量)の冬が多い→日本海側の気候
冬に北西の季節風がしめった空気を運ぶため、日本海側の降水量が増えます。ここで、気を付けたいのは夏が少なく冬が多いのではなく、夏も降るし冬はもっと降るということです。最初のうちは金沢や新潟という強い特徴を持った地域がテストでも登場します。

③12月から気温がマイナス→北海道の気候
一番気温の低い地域が北海道です。ただし、北海道の雨温図を見分けるときに気を付けたいのは夏の降水量が少ないということです。日本は、梅雨と台風があるため夏の降水量が多くなります。しかし、北海道はこの2つの影響が弱いため夏の降水量が少なくなります。

④降水量が多くなくて暖かい→瀬戸内の気候
瀬戸内海は周囲を山に囲まれしめった空気が入りにくいです。そのため、降水量が少なくなります。ちなみに、降水量がすくないというのは日本の場合、年間で1,000mm程度の降水量です。もっとも、世界ではこれでも多いほうなのですが。

⑤降水量が少なくて夏と冬の気温差が大きい→中央高地の気候
長野県などの中央高地も山に囲まれているので降水量が少なくなります。また、内陸は海から遠いため気温差が大きくなります。生徒には「夏の昼間に地面に触ると…熱いよね。じゃぁ、夜に触ったらどうだろう…熱くないね」つまり、地面というのはあったまるのもすぐだけど、冷えるのも早いという説明をします。テクニカル的には12月に気温がマイナスだと北海道、12月はプラスなのが中央高地です。

⑥夏の降水量が多い→太平洋側の気候
残った1つが太平洋側の気候です。夏に降水量が多いのが太平洋側の気候ではあるのですが、日本は北海道を除けば夏の降水量はどこも多いです。予習シリーズで今回掲載されているのは高知で夏の降水量が300mmをこえる明らかに夏の降水量が多い地域です。ですが、瀬戸内などと比べて年間で500mm程度しか多くない東京なども太平洋側の気候になります。太平洋側の気候は東北から九州まで当てはまるので、中でも大きな違いがあります。ですので、一番最後に残ったものを当てはめるのが無難です。

それから、近年地球温暖化のためか夏の気温が上昇しており、一日の最高気温が35℃以上になる猛暑日が増えています。当然、入試でも出題されており理科でも学習する内容ですが、しっかり覚えておきたいところです。


小麦の収穫量の多い市町村ベスト20

パンなどの原料となる小麦の食料自給率は15%程度と低いですが、北海道を中心に生産が行われています。今回は小麦生産の市町村ランキングです。

小麦の収穫量の多い市町村(2017年)

順位 都道府県名 市町村名 収穫量(t) 地形名
1 北海道 音更町 45,700 十勝平野
2 北海道 帯広市 41,600 十勝平野
3 北海道 芽室町 40,400 十勝平野
4 北海道 幕別町 26,400 十勝平野
5 北海道 岩見沢市 24,100 石狩平野
6 北海道 北見市 23,100 北見盆地
7 北海道 大空町 20,000
8 北海道 網走市 18,900
9 北海道 小清水町 17,600
10 北海道 清水町 16,400 十勝平野
11 北海道 士幌町 15,200 十勝平野
12 北海道 清里町 14,900
13 北海道 当別町 14,800 石狩平野
14 北海道 美瑛町 14,600 北見盆地
15 北海道 長沼町 14,100 石狩平野
16 北海道 池田町 13,100 十勝平野
17 北海道 本別町 12,900 十勝平野
18 北海道 斜里町 12,100
19 北海道 更別村 11,900 十勝平野
20 福岡県 柳川市 10,800 筑紫平野

いくらなんでも北海道過ぎる。1~19位まで北海道が独占する結果になりました。
ただ、少し調べていて面白いこともありました。北海道の畑作といえば十勝平野というのは定番で、実際に十勝平野の自治体が上位に来ています。ただ、稲作のイメージが強い石狩平野や網走などオホーツク海沿岸の地域でも生産がさかんなことがわかります。ちなみに、手元の地図帳では網走地域の沿岸部にこれといった地域名がついておらず、空欄になっています。

本州で唯一ランクインしている福岡県柳川市はどちらかというと、有明海沿岸にある海苔の街の印象が強いですね。小麦の生産地をグラフで識別する問題では北海道が大半で福岡・佐賀のあるのが小麦という知識があるのでその通りではあります。


水稲収穫量の多い市町村ベスト20

いつも工業のデータばかり紹介していたので、しばらく農業のデータを紹介したいと思います。まずは、日本人の主食である米からです。実際の入試では市町村名は出題されないので、どの平野・盆地に位置しているかを書いておきました。

水稲収穫量の多い市町村(2017年)

順位 都道府県 市町村 収穫量(t) 平野・盆地名
1 新潟県 新潟市 133,700 越後平野
2 秋田県 大仙市 73,700 横手盆地
3 山形県 鶴岡市 64,300 庄内平野
4 新潟県 長岡市 62,400 越後平野
5 秋田県 横手市 61,900 横手盆地
6 秋田県 大潟村 60,900 八郎潟干拓地
7 宮城県 登米市 58,800 仙台平野
8 新潟県 上越市 57,500 高田平野
9 岩手県 奥州市 55,000 北上盆地
10 宮城県 大崎市 54,900 仙台平野
11 宮城県 栗原市 52,400 仙台平野
12 青森県 つがる市 48,500 津軽平野
13 山形県 酒田市 44,800 庄内平野
14 富山県 富山市 44,000 富山平野
15 岡山県 岡山市 43,900 岡山平野
16 福島県 郡山市 43,800 郡山盆地
17 新潟県 新発田市 43,500 越後平野
18 岩手県 花巻市 40,600 北上盆地
19 北海道 旭川市 37,500 上川盆地
20 北海道 岩見沢市 37,000 石狩平野

見ての通り、名だたる米どころが並んでいます。トップの新潟市は政令指定都市でありながら、圧倒的な1位です。越後平野といえば、かつては湿田だった土地を暗きょ排水により乾田に改良し、農業機械(コンバインなど)が導入しやすくなったこと、冬は雪が降るので農業ができない水田単作地帯というあたりが入試でもおなじみです。

仙台平野・庄内平野といった入試でも頻出の地形名が並んでいますが、市町村名に聞き覚えのない都市がいくつかあります。奥州市や大仙市など平成の大合併で市町村名が変わった都市が多いためです。

ちょっと意外なのが、岡山市です。瀬戸内はもともと雨が降らないので稲作のイメージがあまりないんですよね(実際岡山県は18位)。ただ、県南部にある岡山市は、北部にある山地でそこから高梁川などの河川により水が供給され、日照時間も長いので米作りがしやすい環境です。
あと、言われてみれば岡山で農業といえば三大干拓地の1つである児島湾があるんですね。児島湾の地域は、岡山市に含まれる部分も多いため岡山市が上位に入ってくるのも納得です。


入試に出る歴史上の人物 「東洲斎写楽」

発展
江戸時代、化政文化を代表する浮世絵師の1人で特に歌舞伎役者を題材にした作品で知られるのが東洲斎写楽です。

中学校の教科書に名前が登場しているので定期テストでは出題されますが、入試では東洲斎写楽に答えを限定する問題をつくるのが難しいこともあり、ほぼ出題されません。

名前:とうしゅうさいしゃらく
時代:江戸時代中期(18世紀末)


予習シリーズ社会解説 「5年下第7回 室町時代」

鎌倉時代が北条なら、室町時代は足利です。それぐらい、鎌倉時代と室町時代の重要人物の大半は北条氏と足利氏に集中しています。

足利氏で覚えないといけないのは4人です。
①初代:足利尊氏
②3代:足利義満
③8代:足利義政
④15代:足利義昭
このうち、義昭は次回で登場するので、今回覚えるのは3人です。その中でも、最も重要なのが、3代将軍足利義満です。歴史上の人物で出題頻度が高い人物は特定の分野だけでなく、政治・外交・文化と様々な影響を与えた人物が登場します。足利義満はその典型と言えるでしょう。

足利義満<足利義満の業績>
「政治」南北朝の合一。室町に”花の御所”をたてる。
「外交」日明貿易
「文化」金閣をたてる。観阿弥・世阿弥を保護。→能・狂言・北山文化

このように義満の活躍は多岐にわたるためいろいろな角度から出題されます。日明貿易といえば、勘合を使って倭寇と正式な貿易船を区別したという記述も定番です。また、日本が中国(明)に対して貢ぎ物を持っていく形(つまり、中国のほうが立場が上)で行われたことも知っておいて損はないです。日明貿易では銅銭・陶磁器を輸入し、銅・硫黄を輸出したことも出題されますね。生徒に話すのは、当時の日本は加工貿易でいえば、資源を輸出する側だったことです。それだけ、中国のほうが先を進んでいたということですね。

この時代、朝鮮半島に朝鮮、沖縄に琉球王国が栄えたことも大事なポイントです。琉球王国は中継貿易で栄えましたが、その時期(つまり室町時代)が聞かれますね。

記述問題といえば、時期はさかのぼりますが後醍醐天皇による建武の新政が失敗した理由「天皇・公家重視の政治に武士の不満がたまったため」というのも定番問題です。後醍醐天皇が逃れた吉野も思いのほか出題されます。授業では、いつもここで吉野すぎを口頭で質問しますね。地理の知識と歴史の知識をつなげる作業は重要です。

1467年応仁の乱はそれ以降戦国時代になっていくことから、年号も覚えたい重要な出来事です。「戦乱を逃れるため地方にいった公家などにより京都の文化が全国に広まった」というのも記述で出題されますね。

室町時代に入ると、鎌倉時代以上に産業が発達してきます。鎌倉・室町の経済史は連続性があり上位校であればあるほど、きちんと時代の区別できる必要があります。表に分けてみました。

鎌倉時代 室町時代
農業 西日本で二毛作
牛や馬を使って耕作
草や木の灰を肥料にする
全国で二毛作
水車の使用
たい肥の使用
運送 年貢を運ぶ問丸 問丸から問屋とよばれる卸売業に発達
運送を専門にする馬借
定期市 月3回。同業者組合である座の登場。 月6回。座の拡大。
金融 土倉・酒屋とよばれる高利貸しの登場
産業 地域の特産物や手工業の発達

これらの区別がいつ切り替わったかといえば徐々にとしか言いようがないのですが、鎌倉と室町では産業が明らかに発達していることが分かりますね。

室町時代は村の自治が拡大し、土一揆が起きたことも重要です。
1428年正長の土一揆→1485年山城の国一揆→1488年加賀の一向一揆
という3つの一揆の並べ替え問題も出題されます。ここで重要なのは、山城の国一揆が応仁の乱の混乱の後におきたということです。つまり、並べ替えに応仁の乱を付けたすと、山城の国一揆の前ということになります。また、これらの一揆は全て15世紀ということも重要ですね。


予習シリーズ社会解説 「4年下第7回 ふるさとじまん(6)~九州地方~」

九州4年生の地方別地理の最後は九州地方です。そういえば、5年生のカリキュラムでは九州地方からスタートして北海道で終わるのですが、4年生では逆になっています。なんとなくカリキュラムを設定することはないので、何かしらの理由はあるのでしょう。あくまで推測ですが、東北地方は面積が全体的に大きく場所もはっきりしているので覚えやすいのか、都道府県名を答えるテストをしたときに正解率が高い地域です。北海道を含めて、子どもたちの覚えやすいところからカリキュラムをスタートしているのではないかと思います。

そういうわけで、九州地方はやや位置関係が覚えにくいです。具体的には、福岡・大分・佐賀あたりの位置関係がちょっとごちゃつきやすいイメージがあります。
その中でも、どうしても地味なイメージの付きまとうのが佐賀県です。都道府県の形だけ見たときにどこか分かりにくい筆頭でもあります。ただし、中学入試では佐賀県が含まれる筑紫平野に広がるクリークとよばれる水路や、有明海ののりの養殖、有田焼と意外と出題される要素が多い都道府県です。

今のカリキュラムでは早い段階で都道府県を漢字で書けるように求められます。熊本県は能本県と書いたり、態本県と書いたり漢字ミスが多い都道府県です。カルデラで有名な阿蘇山は入試でも頻出です。「蘇」の字は難しい字ですが、くさかんむり・さかな・のぎへんと漢字の構成要素はそれほど難しくないので早いうちに漢字で書けるようにしてしまいたいです。

宮崎県・鹿児島県の畜産は入試でいろいろな形で出題されます。水はけがよいシラス台地では稲作が向かず畜産向きというのは入試の定番です。

学習を深めるページでは福岡県とアジアとの交流について説明されています。福岡から東京は約900㎞。しかし、韓国の首都ソウルは約540㎞と直線距離では東京よりも近いというのは、確実に触れておきたいところです。近年、福岡市の人口は増加傾向にあります。アジアとの距離はその理由の1つといえるでしょう。
ちなみに、福岡と東京の距離が約900㎞というのも、覚えておくと便利です。東京から見た各地域の距離というのは意外と入試で出題されるものです。


社会科で間違えやすい漢字大全~中近世編~

漢字間違いシリーズ、今回は鎌倉時代から江戸時代です。

まずは鎌倉時代から。

檀ノ浦の戦いは「壇」の字の右側がなべぶた・回・日・一の順なのですが、最後の日と一をくっつけてしまうことが多いですね。北条泰時は同じ回で、奉公を習うので混同するようです。ただ、不思議と泰公とは書かないです。
そして、元寇です。歴史の漢字では一番間違えやすい字です。色々間違えるパターンがあります。板書を写したノートをみると3割は間違えています。
親鸞は字が難しすぎて、実はテストでは意外と記述では出題されません。

鎌倉時代は後醍醐天皇は画数が多いので大変です。あと、意外と多いのが一揆の間違い。最後をはねてしまうミスが多いです。「発」ではないんですね。
長篠の戦いもミスが多い字です。最後が「条」ではないのが注意ポイントです。楽市・楽座と豊臣秀吉の間違いは習いたてで発生します。「らくいち」「とよとみ」という読みに引っ張られるパターンです。ただ、楽市は意味で理解してほしいところですけどね。太閤は間違えやすい字です。この回で天守閣も学習するので注意が必要です。しめすへんところもへんのミスは普通の漢字でも起きやすいですね。

徳川綱吉は「網」と書くパターンを紹介しましたが、鋼吉と書くミスもあります。薩摩藩は「薩」の右下を産と書く場合もあるということです。書体としてはどちらでもいいのですが、学校の先生によっては教科書通りの書体で書かないと不正解にするタイプの人がいますので、△にしました。葛飾北斎と坂本龍馬も同じです。

両替商の間違いは思いのほか多いです。意味を考えると賛はおかしいはずなんですけどね。人形浄瑠璃は漢字で書かせるには難しいので、テストではあまり漢字で書かせない字です。親鸞と同じパターンですね。

井伊直弼のミスは本当に多いです。どちらも「い」なのが原因でしょう。幕末は覚えることが多くてミスも出やすいので厄介です。


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