「 2018年11月10日 」一覧

武田勝頼と二代目の話

先日、NHKB1「英雄たちの選択」を見ていました。テーマとして取り上げられていたのが武田勝頼。勝頼といえば、武田信玄の息子で長篠の戦いで織田信長・徳川家康連合軍に敗れたとのいうのが出題された人物です。勝頼の代で武田家は滅亡したたため、無能のイメージが長くありましたが最近、再評価が進んでいる人物です。そもそも、勝頼の代に武田家は最大の領土を獲得しており(それも長篠の戦い以降に)、無能のはずがありません。
ただ、勝頼は四男でもともと武田領内の名門、諏訪家を継ぐことになっており権力基盤が弱かったことが紹介されていました。

ビジネスにおいて、なまじ有能な2代目は有能であるがゆえに企業の拡大を目指して失敗してしまうことがよくあるという話が出てきて、そういえば塾業界もそうだなと感じました。
進学塾業界は歴史が浅く長いところでも30~40年程度の歴史しかありません。そのほとんどが、個人塾から始まって校舎を拡大していって今の地位を作り出した企業です。おおよそ、社長はワンマンです。創業社長はワンマンでなければ、企業はなかなか大きくなれないです。
しかし、その創業社長も一線を退き、2代目に移行する企業が増えてきました。端で見ていて、「路線変更しているな」とか「妙に焦っているな」とか他所の企業のことは見えるものです。少子化は止まりませんし、塾業界は難しい時期に入っているのは間違いありません。

NHKの教養系の番組を見ていて、楽しいのは研究者の皆さん。研究者の人たちって無邪気ですよね。自分の興味のあることに一直線で向かっていくのが面白いです。「英雄たちの選択」であれば司会の磯田道史さんもそうですが、この回では城郭研修をしている千田嘉博さんが心底楽しそうに武田領の山城をめぐっていたのと、磯田さんが「うらやましぃ」と言っていたのが印象的でした。


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