「 2019年04月 」一覧

入試に出る川 「最上川」



日本三大急流の中で山形県を流れる川が最上川です。下流の庄内平野では稲作が盛んです。上流の山形盆地では、おうとう(さくらんぼ)の栽培が盛んです。


河口にある酒田市は江戸時代にひらかれた西廻り航路の起点となった港です。流域の新庄盆地では、商品作物の1つである紅花の栽培が盛んでした。

読み:もがみがわ
流域:山形県


中学入試プレイバック2019 「東京都市大学付属中学」

微妙としかいいようない出題です。

なぜ、微妙なのか。それは、「東北でよんだ」という部分です。ここを見ると、1つだけ東北地方でよんだものではない松尾芭蕉の俳句を探す問題にするのが妥当です。そして、イの「最上川(山形県)」のように東方地方とわかるキーワードのある句を選んで、出題するのが社会科の常道だと考えます。

なんですが、エは与謝蕪村のよんだ句なんですよね。中学受験の勉強をしてきた受験生であれば、エの句はいずれかのタイミングで学習しているであろう有名な句です。ですので、答えだすことは可能です。ですが、それは社会科ではなく国語科の問題だろうと思うのです。

答:エ



花き類の産出額が多い市町村ベスト10

入試で出題される花き類の知識というと、「愛知県渥美半島の電照菊」「富山県のチューリップ」ぐらいでしょうか。

花き類の産出額が多い市町村(2016年)

順位 都道府県 市町村 データ 種類
1 愛知県 田原市 3,111
2 静岡県 浜松市 690 ガーベラ
3 鹿児島県  和泊町 400 ユリ
4 茨城県 神栖市 387 センリョウ
5 千葉県 南房総市 366 キンセンカ
6 福岡県 久留米市 365 つつじ
7 愛知県 西尾市 362 バラ
8 愛知県 豊川市 332 シクラメン
9 福岡県 八女市 307 ガーベラ
10 埼玉県 深谷市 300 ユリ

種類は一応、各ウェブサイトで調べましたが、一種類だけ育てている地域は通常なく、他にも生産の盛んな作物はあると思います。

「電照菊」でゆうめいな田原市がぶっちぎりの1位でした。菊は日照時間で季節を判断して花を咲かせる性質があることから「光を当てて開花時期を調整する」というのは記述問題でも出題されます。

3位の鹿児島県和泊町は沖永良部島の町です。こういうランキングで離島がでてくるのは珍しいですね。
全体的に、黒潮の影響をうけて温暖な地域のランクインが目立つデータになりました。
ちなみに、富山県の花き産出額はまさかの43位(2016年)。富山がチューリップの球根の出荷1位なのは間違いないのですが、ちょっと意外です。


入試に出る川 「高梁川」


岡山県西部を流れる川が高梁川です。高梁川の名前を直接聞く問題はほとんど出題されません。しかし、下流には石油化学工業・鉄鋼業がさかんな日本を代表する工業都市である倉敷市があり、近くには(高梁川流域ではありませんが)、干拓地で有名な児島湾があります。

読み:たかはしがわ
流域:岡山県


中学入試プレイバック2019 「桐朋中学」

入試問題には、「お約束」と呼べる定番の問題があります。今回はその1つを紹介します。

受験社会を知らない人から見ると、「そんなの分からない」と思われる問題です。しかし、受験社会の定番知識に「秋田県大潟村で北緯40度、東経140度が交差する」というものがあります。経度・緯度を10度ずつに区切った場合、日本の領土で交差する場所はこの場所だけです。それを踏まえると、答えは「ア」以外ありえません。
大潟村は、かつて日本で二番目に広い湖だった八郎潟を干拓してできた村です。大規模な水田をつくるために干拓が行われました。しかし、食生活の多様化による米消費の減少により、完成まもなく減反政策が行われるようなったという話で取り上げられます。

高校入試では逆に、北緯40度をイタリアが通るというのが重要になりますね。

答:ア


入試に出る川 「江の川」


広島県から島根県に流れる川が江の川です。流域には世界遺産の石見銀山遺跡があります。

中国地方では最大の川ですが、流域に大きな平野を持たないことから関連知識は少なく入試ではめったに出題されません。

読み:ごうのかわ
流域:広島県→島根県


1学期中間テストは難しい。

もうすぐ、ゴールデンウィークです。前に書いたことがありますが、ゴールデンウィークは塾講師にとっては一番ゆっくりできる休みです。ゆっくりしたいです(切実)。

ゴールデンウィークが終わると、すぐに中学生は定期テストがあります(1年生は1学期中間テストがなかったり最近は2学期制もあるので、違うところもありますが)。この中間テストはなかなか難しい。今日はその話をします。

まず、1年生にとっては初めての定期テストです。子どもたちにとっては初めての定期テストです。どういう準備をしたらいいか分からない子どもも多いので、当然そういった指導も必要になります。社会科に限定すると、4月から学習した内容だけではテストが作れないため、「小学校の復習」という漠然とした範囲が出題されることもあり、厄介です。

一番注意すべきは2年生です。なぜなら、「範囲が広いことがわかってないから」です。子どもたちは4月から学習した内容が範囲と思い込みがちです。たいていの場合、1年生の学年末テスト以降の、つまり3月に学習した内容も範囲になります。範囲表にちゃんと書かれていても子どもたちは忘れがちです。塾側も、どうしても新学年のテキストを使って準備をするので、1年生の内容への対策は薄くなりがちです(新学年になると新規に入塾する生徒もいて、そういった生徒は前の学年のテキストは持っていないから授業で、その範囲はやりにくいというのもあります)。

3年生も同様ですが、去年体験済みなので要領は少しわかっているはずです。ただ、3年生の定期テストは入試での内申点に直結します。極論言うと、今までの定期テストでは失敗しても次に活かせば良いと割り切れますが、3年生はそうはいかないのが、高校入試の難しさです。

そして、今年はゴールデンウィークが10連休です。大きなポイントは学校も休みになると言うことです。確実に前後の行事にしわ寄せが行きます。おそらくゴールデンウィーク前に定期テストの範囲表が配られます。例年以上にこの期間をどう勉強するかが、定期テスト対策として大切になってくるはずです。


入試に出る川 「熊野川」


奈良県から和歌山県・三重県の県境を流れる川が熊野川です。もともとは新宮川という名前でした。河口にある新宮では紀伊山地で伐採した木材を、熊野川を生かしていかだにして運ぶ製材業がさかんでした。

流域には日本で最も降水量が多い地域の1つである大台ケ原や、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部があります。

読み:くまのがわ
流域:奈良県→和歌山県・三重県


中学入試プレイバック2019 「広尾学園中学」

今回の問題は国際赤十字です。実際の問題では、スイスやアルジェリア・マレーシアなどの国旗も掲載されていますが、スペースの関係で省略しました。

中学受験でこの問題を解く上でのポイントは、Bの旗を採用している理由の一つである「Aの旗が十字軍に見える」を受験生は理解できないことです。理由は簡単で、中学受験の勉強では十字軍は学習しないからです。
問題を答える上で、A・Bに関する宗教名を答える仕様になっていますが、これはむしろヒントですね。この問いがあることで違う旗を使う理由が宗教にあるのでないかと類推できます。そうすると、パレスチナ問題を抱えるイスラエルでCのマークを利用する理由につながっていきます。中学入試ではユダヤ教という特定の名前は出なくても、おそらく正解になるはずです。

ちなみに、赤十字マークに関しては様々な規定があります。

:Aはキリスト教、Bはイスラム教に由来するが、どちらの宗教でもない国やいろんな宗教の信者がいる国でも、使用できるマークが必要になったから。


スポンサーリンク