「 サイト紹介 」一覧

キッズサイト紹介 「キッズZOO鑑(公益社団法人中央畜産会)」

 

キッズZOO鑑http://zookan.lin.gr.jp/kototen/kids/

今回は畜産農家の経営支援などをしている組織「中央畜産会」のキッズサイトを紹介します。乳用牛・肉用牛・豚・馬といった家畜と人間の歴史、飼育方法と家畜がかかる病気などが紹介されています。

興味深いのはそれぞれの家畜がだす「うんち」の量が紹介されていることです。乳用牛は46キロ、肉用牛で21キロ、馬で5~10キロのうんちをするそうです。わざわざうんちの項目をつくっているところに畜産農家にとって糞の処理の大変さがうかがわれます。

キッズサイトにありがちなのですが、なんでも漢字にはふりがなをふっておけばいいという考え方をするところがあります。このサイトもそうで「めん(よう)は、およそ8000〜1万年(まんねん)も前(まえ)に西(にし)アジアのあたりで家畜(かちく)になったんだ。」という実際にサイトに使われている一文を例に出すと、この中でフリガナが必要なのは河川が引いてある2つだけで、あとは小学生低学年でも読めます。せっかく子供向けと銘打ってやるなら、もう少し工夫してほしいところですね。

畜産ZOO鑑http://zookan.lin.gr.jp/kototen/index.html

今回紹介した「キッズZOO鑑」は「畜産ZOO鑑」の一部なのですが、小学生高学年ぐらいならこちらのほうが見やすいだろうということで紹介します。

社会科の授業でも酪農農家は一年中休みがなくて大変であることを紹介しますが、実際に数字を見ると大変ですね。現在乳用牛一頭を飼育するのにかかる時間は約105時間(「畜産物生産費」平成28年)です。ウェブでは夫婦で40頭飼育している例がだされていましたが、これだと365日、12時間労働をしないとさばけないことになってしまいます。生き物相手にこれは大変です…。

先ほど紹介したデータをもう少し見ると、農業規模を大きくすることで効率化が図れることがわかります。飼育頭数が1~20頭の農家だと、一頭あたりにかかる時間は実に190時間ですが、100頭以上飼育している農家なら3分の1の65時間で済みます。

こういう実データを使って問題をつくるのが最近の入試の傾向なので、できればそういうデータに触れさせたいのですが、なかなかそこまで回らないんですよね。


キッズサイト紹介 「HONDA」

前回トヨタのウェブサイトを紹介したときに、自動車の「車の製造過程についても説明されていますが、全体的に画像が小さいのがネック」と紹介しました。その部分を十分にフォローして有り余るのが、ホンダのキッズサイトです。

ホンダウェブサイト・工場見学「クルマやバイクができるまで」
http://www.honda.co.jp/kengaku/

自動車の製造工程「プレス→溶接→塗装→組み立て→検査」は並べ替え問題の定番です。授業では、溶接とはプレスでつくった部品を溶かしてくっつけることだから、それからでないと塗装はできない。組み立ててから塗装をしたらハンドルやタイヤが塗料まみれになるとある程度の理屈で説明をします。塾の授業では、この部分だけに力を入れて説明をするのは難しいので、これぐらいが限界です。
こういうとき、映像の力は強いですね。他のメーカーでも映像で見られるのですが、ホンダのサイトは画像が大きく、動画も豊富です。特に、溶接の動画で多くの産業ロボットのアームが溶接をしていく様は圧巻です。プレス・溶接・塗装は、ほぼオートメーション化されているのが分かります。産業用ロボットの生産は日本が世界一です。

Honda Kids」では自由研究のテーマが多数紹介されており、夏の宿題の参考になるかと思います。環境をテーマにしたウェブサイトを運営しているトヨタに対し、ものづくりを前面に押し出すホンダとそれぞれの個性が出ている気がしますね。

他の自動車メーカーも簡単に紹介します。

三菱自動車・こどもクルマミュージアム「くるまの学校」
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/social/contribution/kids/school/index.html

自動車が動く仕組みがアニメーションを中心に紹介されています。

日産自動車・Kid’s NISSAN・ペーパークラフト
http://www.nissan.co.jp/EVENT/PAPERCRAFT/

日産車のペーパークラフトがたくさんあります。

 


キッズサイト紹介 「TOYOTA」

プリウスインターネット上には様々な企業・団体のサイトがあります。そこには、子ども向けにその企業などの活動を紹介した「キッズサイト」が併設されていることがよくあります。ここでは、そういった「キッズサイト」を紹介したいと思います。今回はトヨタです。

トヨタ子ども向けサイトリンク集
http://www.toyota.co.jp/jpn/sustainability/kids/

一番最初にあるのが「クルマこどもサイト」です。トヨタの歴史や、車の製造工程やハイブリッドカーについて子ども向けに解説しています。トヨタはハイブリッドカーや燃料電池車を推進しているだけにそのあたりの解説が充実しています。ハイブリッドカーはブレーキ時にモーターが発電機に代わって充電していることは知りませんでした。車の製造過程についても説明されていますが、全体的に画像が小さいのがネックです。
おそらく、トヨタのキッズサイトで一番最初につくられたものなのではないかと思います。

これに比べると「トヨタ原体験プログラム」のほうが洗練されていますね。内容は「クルマこどもサイト」と共通のものが多いですが、導入のインターフェイスが改善されているので、とっつきやすくなっています。「カーアンドエコゲーム」という環境のことを考えながら自動車会社を経営するスゴロクゲームがありますが、まずまず楽しいです。環境への配慮と利益を上げるための開発のバランスをとるゲームです。私がやったときは環境に配慮しすぎて利益が全然上げられませんでした。サイトを見ると、これを活用した学習プログラムも開催しているようですね。楽しみながらで学ぶ場を作るのは、いいことですね。

私が個人的に一番楽しめたのは、クルマや自転車の安全運転を学べる「こどもビリタ」です。ビリタとともに物語の謎を解きながらストーリーを進めながら交通安全について学習できるようになっていますが、ちゃんと謎解きになっていて楽しいです。また、ストーリー内で自転車や車の運転をするゲームがあるのですが、これが思いのほか難しい。自転車のゲームは自転車は実は不安定で気を付けて運転しないといけないことを伝えるためか、判定がシビアになっています。車の運転をするミニゲームでは内輪差について理解させるため、実際のハンドル操作を模した形で自動車教習所のようなコースを走らせるためミスなく走らせるのは難しいです。

こういうサイトは作ったはいいもののあまり見られていないのではないかと思うので、積極的に紹介していきたいと思います。