「 地理 」一覧

地理に関する地名・用語の解説です。

日本の主要貿易港・貿易相手国プリント

今回は、主要貿易港の品目から成田国際空港など主要貿易港を答える問題と、日本の主要貿易相手国を品目から答える問題をセットにしたプリントを配布いたします。

日本の主要貿易港・貿易相手国

貿易港では、大阪港・神戸港は外し、輸出入品目に特徴のある千葉港を入れました。
貿易相手国では、アメリカの輸入といえば「航空機類」という、特徴があったのですが最新のデータでは順位が低下しており今回のプリントでは掲載されていません。結果として、アメリカが品目では判別しにくく金額で判断する体裁になっています。



予習シリーズ社会解説 「4年下第17回 食べ物は日本でつくられる?」

6回にわたった農業単元の最後は日本の農業の特色についてです。

食料自給率は入試でも頻出のテーマです。国内消費量÷国内生産量×100(%)で掲載できることは知っておきたいですね。数値面で、覚えておきたいことは、全体の自給率が約40%、米は100%だが穀物だと30%弱、野菜が8割、肉と果物が半分、小麦が約15%、大豆が5%であること。そして、全体的に低下傾向にあることです。
特に、小麦・大豆は頻出で低いほうが大豆とわかっている必要があります。

食料の輸入が増えた理由は、「食生活の多様化(洋風化)」「海外のほうが価格が安い」という2点は抑えておきたいです。貿易の自由化については安易に深入りしないほうがいいでしょう。

輸入農産物の課題というと「安全性のチェックがしにくい」「相手国の事情で輸入できなくなったとき食料が不足する」といったあたりが定番です。ただ、実際のところ、そこまで単純化できるものではないのか、最近の入試で問われるイメージは薄いです。国内なら安全、海外は不安と取られてしまいかねない内容ではあると思います。

日本の農家の規模が約2haというのは、知っていても損はない知識です。ただ、入試でピンポイントで聞かれるかといえばそうでもないかと。ただ、日本の農業規模がどの程度かは感覚として知っておきたいです。農地の減少に対して農家の戸数の減少が大きいので、一戸当たりの農地面積は増加しています。

農業の分類といえば、専業農家と兼業農家です。しかし、現在では8割以上が兼業農家のため、販売農家自給的農家という新しい分類が使われています。ただ、専業・兼業は一般用語として使われるので、区別して覚えておきましょう。
ここで意外と大事なのは高齢者が65歳以上だということです。

農業のはたす役割、これからの農業は?といった内容は太字の語句がないため一見重要ではなさそうに見えます。しかし、農業の果たす食料生産以外の役割を答える記述問題がありますし、これからの農業の工夫についての記述問題も多く、先々重要です。授業では、きちんと時間をとって説明します。
特に、農家が生産した作物を自分たちで加工、販売まで行うことを6次産業といって入試問題での出題例もあります。


予習シリーズ社会解説 「4年下第18回 森林とともに生きる」

日本の国土の3分の2は森林です。これは、北欧のスウェーデン・フィンランドに匹敵する割合で、日本は世界屈指の森林国です。「持続可能社会」がうたわれ、森林の役割が再認識されています。中学入試でも、それを反映してコンスタントに林業に関する問題が出題され、しかも記述系の問題が多いので注意が必要です。ちなみに、森林率(3分の2)と山地率(4分の3)は混同しやすいので気を付けましょう。

まず、針葉樹林と広葉樹林についてです。
針葉樹林…すぎ・まつなど。材木に向いている。
広葉樹林…ぶな・かしなど。根を伸ばすため地力を高める。
という区別をしておきましょう。私は、必ずここで針葉樹林・広葉樹林の地図記号も確認しています。

津軽ひば・秋田すぎ・木曽ひのきの三大美林は必須知識です。天竜すぎ・尾鷲ひのき・吉野すぎは人工の三大美林と別くくりになっています。この中では、吉野すぎは出題されやすいですね。
白神山地のぶなの原生林、屋久島のすぎの原生林も重要です。学習を深めるページで世界遺産について説明されているので、ここで確認しておきましょう。ナショナル・トラストも重要です。全国的には和歌山県の天神崎、首都圏では狭山丘陵が有名です。
原生林=ほとんど人の手が関わっていない森林、というところも押さえておきます。

森林のはたらきはいろいろありますが、一通り知っておきたいです。「生き物のすみかになる」あたりが特に意識たいところです。

林業の手順である
植林→下草刈り→枝打ち間伐→伐採
という流れは並び替えの定番です。もっとも、この時期のテストではそれぞれの語句を答えさせる問題が出題される可能性が高いです。
間伐の話をすると、「かわいそう」という意見が出ることもあると思います。日本の森林は昔から人間がかかわってきた森林が大半で、間伐をすることで、森林自体の新陳代謝が行われて、新しい生命が生まれるといった話をしたいです。これは、現在「人間の手が入らくなった森林が荒れている」という入試でも出題されそうな記述問題への振りになります。

最後に、林業は危険が伴うため後継ぎ不足が深刻であること、輸入木材に押されていることは確認しておきましょう。



工業地帯・地域、工業都市まとめプリント

今回は、工業地帯・地域と工業都市のまとめプリントです。

工業地帯・地域・工業都市

製造品出荷額とその構成で主要工業地帯・地域を答えるおなじみの問題と、太平洋ベルトにある主要な工業都市とさかんな工業を答えるこれまたおなじみのプリントです。ご活用ください。


予習シリーズ社会解説 「4年下第16回 作物をたくさんつくるには?」

米・野菜・くだもの・畜産と一通りの農業の学習を終え、この単元からは農業における工夫と今後の農業のあり方がテーマになっています。

この単元は最初の2ページに覚えるべき内容が集中しています。まとめるとこうなります。

<開拓>
根釧台地(北海道)…酪農
野辺山原(長野県)…高冷地農業
<干拓>
有明海(九州)、児島湾(岡山県)、八郎潟→大潟村(秋田県)
<暗きょ排水で湿田を乾田にする>
信濃川下流…越後平野
<客土>
石狩平野
<用水>
安積疏水…猪苗代湖→郡山盆地
愛知用水…木曽川→知多半島
明治用水…矢作川→岡崎平野
豊川用水…天竜川→豊川→渥美半島
香川用水…吉野川→讃岐平野

はっきりいって、月単位のテストで点数を取るということでいえば上の内容を覚えるだけでほぼ完了です。量も十分あります。ただ、それだけでは先々の学習につながりません。理屈もいろいろ知っておきたいところです。

まず、干拓です。荒れ地を切り開く開拓に比べ、干拓は子どもたちにはピンときません。堤防をつくった上で海の水を干しあげて土地をつくりだす干拓は日本各地で行われました。干拓の「干」は干すという漢字であることは着目させたいです。

耕地整理、湿田を暗きょ排水などの工夫で乾田へと変える工夫の共通点は、機械を使って農業がしやすくなることです。ここは、将来的に記述で狙われるポイントなので知っておきたいですね。

用水に関しては、愛知県に注目したいです。工業生産1位の愛知県は入試でも最も出題される都道府県の1つです。将来的には知多半島・渥美半島だけを見て愛知県とわかるようにしたいですね。

生産を高める工夫については、太字が一気に少なくなったので一見重要度が低そうに見えます。しかし、品種改良で寒さに強い作物を作ってきたこと、大型の農業機械を使うことで農業にかかる時間が減ったが、機械を買うお金が負担になっていることなど理解すべきポイントは数々あります。
上位クラスでは「最近は、暑さに強い作物をつくる品種改良が行われているんだよ」なんていうアプローチをしたいですね。当然、地球温暖化対策です。

学習を深めるページにある循環型農業も注目しておきたいです。「循環」というのは現在の社会のテーマの1つです。
個人的には工場で野菜を栽培する話に注目しています。室内で育てる=害虫駆除のための農薬がいらないという話は子どもたちも食いつきやすいエピソードだと思います。


たまねぎの収穫量の多い市町村ベスト20

今回はたまねぎの収穫量が多い市町村ベスト20です。都道府県別でみると北海道が全体の4分の3をしめる作物です。寒さに強く、年間を通して収穫できるうえ長持ちするため、旬とよばれる季節は特にありません。

たまねぎの収穫量の多い市町村(2016年)

順位 都道府県 市町村 収穫量(t)
1 北海道 北見市 246,800
2 北海道 訓子府町 100,700
3 北海道 富良野市 83,500
4 兵庫県 南あわじ市 73,500
5 北海道 美幌町 60,400
6 北海道 岩見沢市 49,000
7 北海道 中富良野町 46,800
8 佐賀県 白石町 45,300
9 北海道 湧別町 37,400
10 北海道 津別町 26,100
11 北海道 大空町 19,900
12 北海道 栗山町 15,100
13 佐賀県 唐津市 14,400
14 北海道 札幌市 14,100
15 北海道 置戸町 13,800
16 北海道 長沼町 13,100
17 愛知県 碧南市 11,400
18 長崎県 南島原市 9,600
19 静岡県 浜松市 9,550
20 北海道 士別市 8,540

見ての通りの北海道王国です。1位の北見市はてんさいの収穫量が1位の市町村でもあります。注目すべきは4位南あわじ市です。兵庫県の淡路島ではたまねぎの近郊農業が盛んというのは覚えておきたいポイントです。


主要輸入品目の輸入先プリント

今回は日本の主要貿易品目と輸入相手先を答える問題プリントを公開します。

主要輸入品目の輸入先1
主要輸入品目の輸入先2

プリント1が輸入相手国から品目を選ぶ問題、プリント2が逆に品目から国名を選ぶ問題になっています。

国内農産物に比べると意外と輸入相手先は変動があるので少し解説をします。
石炭・鉄鉱石・液化天然ガスはオーストラリアから最も輸入しています。この中で、液化天然ガスは2011年の福島第一原発事故以降、輸入が増えました。しばらくの間、順位の変動が割合あったのですが、ここ数年オーストラリア1位で固定されつつあります。2位をしっかりと覚えておく必要があります。

野菜・小麦・大豆・くだものは食料自給率の問題でも登場するため、出題頻度が高くなっています。果物2位のフィリピンはたまに出題されるので知っておきたいです。

衣類1位は中国ですが、近年ベトナムからの輸入が増えています。国籍別の在留外国人でもベトナムは5位で増加傾向にあるため、今後出題が増えると予想します。


主要農産物の生産が多い都道府県プリント

今回は、入試に向けての確認として主要な農産物の生産が多い都道府県をまとめた問題プリントを公開します。

国内農作物の生産地1
穀物・いも類とくだもの類をまとめたプリントです。作物を記号選択で選ぶ問題形式になっています。

国内農作物の生産地2
畜産と野菜をまとめたプリントです。こちらも作物を記号選択で選ぶ問題形式になっています。

国内農作物の生産地3
プリント1と同じ内容ですが、出題がグラフ内の都道府県を答える問題になっています。

国内農作物の生産地4
プリント3と同様に、畜産・野菜に関するの生産が多い都道府県を答える問題です。

(2019/1/5修正をしました)

 


スポンサーリンク