「 徒然 」一覧

社会科に関する学習法などで思ったことを書いていきます。

子持ち塾講師の話

妻と映画「若おかみは小学生」を見てきました。映画の感想を書くのは難しくて「よかった!」といえず、自分の語彙力のなさにがっくりさせられます。まぁ、感想はインターネットにごろごろ転がっているので、探してもらえればいいかと思います。
泣かせようという意図でつくられた映画出ないけど泣ける映画というのは、大体いい出来ですよね。といっても、私は泣けなかったです。小さいころ、泣き虫で咎められることが多かったためか泣くことにコンプレックスがあるようで、泣きそうになるとぐっと堪えてしまうんですよ。メンタル的には泣いたほうがすっきりするのは間違いないのでそんな気質です。

映画では別離と自立が大きなテーマの1つになっていますが、子どもができて以来子どもが出てくる映画やドラマを見る目線が完全に親目線になってしまいました。完全に子どもを応援する目線で見てしまいます。昔見た作品でも全然違う目線で見ていることがあってびっくりしますね。

そういえば、時々「子どもを持たないと親の気持ちが分からないから塾講師としては半人前」という話を聞きます。今の時代、子どもを持たないという選択肢もありますかし、1つの絶対的な真理なんて言うものはありません。ですが、子どもを持つと親の気持ちがわかるというのは事実ですね。まず、私自身仕事では生徒ができなくてもイライラはまずしないですが、自分の子どもができないとすぐイライラします。やっぱり、自分の子どもへの情愛が深すぎるからなんでしょうね。保護者に「子供にあまり怒ってばかりなのはよくないです。…といっても怒っちゃいますよねぇ」というとすごく納得されるようになりました。

講師として若いうちは親の気持ちってわからないですし、保護者も分かると思っていないから問題ないんですよ。そこは、若さと情熱でやっていけます。問題はある程度の年齢(保護者と同年代)になったときですね。その年齢になってくると、保護者の自分の子どもへの思い入れというのを感じるようになります。その時に、自分にも子どもがいるのはやはりアドバンテージですね。なにしろ、自分も子どもができた時点で自動的にその気持ちを持っているわけですから。
申し訳ありませんが、この気持ちは子どもを持っていない人には完全にわかるのは難しいと思います。ただし、子どもがいなくても塾講師として一線級の人はいくらでもいます。そういう人たちは、技術的な部分での対応ができていたり、他の強みがあります。
塾講師に限らずですが、1つの仕事を長く続けるにはいろんな経験が必要だということです。


保護者が考える「塾で成果が出ている」とは

保護者の方と話をしていると、「うちの子塾で勉強してても全然成長していない」ということがでてくることがあります。要は、塾に対して「もっと成績あげてよ」というお願いなのですが、今回はここらへんのメカニズムについて少しお話してみたいと思います。

こういう話の出るときの子どもの成績を保護者のイメージでグラフ化するとこんな感じです。

実際こんなに成績が動ないときはないですから、あくまで模式的なものですよ。でも、保護者の立場でみるとこうなりのも分かります。保護者にとって指標は点数や偏差値です。これが変わっていなければ、成長してないように感じるんですよね。

ですが、実際は違います。実際の子どもの学力を図式化するとこうなります。

右肩上がりです。これは、これで当たり前です。なぜなら、毎回子どもたちは新しい知識を学習するわけで、その分賢くなっているんです。覚えたことを忘れるのもあるので、もちろんこんな単純な話ではありませんが、成長していないということはないんですね。

では、なぜ成長していないように感じるか。その正体はこれです。

身もふたもないことをいえば、みんな努力しているからです。みんな同じように学力が付いたら、順位は変わりません。これが、「みんな成長しているので自分の子をが成長していないように見える現象」です。

成績が上がるというのはこういことなんです。

青のグラフに注目してもらえれば分かりますが、オレンジを抜くには成長曲線でオレンジを超えないと成績が上がらないんです。成績が上がるというのは、勉強の質において他の子に抜きんでているということをぜひ子どもたちのために理解してやってほしいと思います。成績を上げるというのは子どもたちにとってはすごいことなんです。
塾にとっては(塾内のテストである限り同じメンバーでの競争なので)成績が上がる子がいるということは下がる子もいるわけです…。


約25億年前からの遺産→鉄鉱石

先日、NHK_BS1の「地球事変」という番組を見ていました。地球に酸素が大発生した理由を説明する回だったのですが、そこでオーストラリア西部にあるカリジニ国立公園という赤い峡谷が出てきました。なぜ、赤い土かというと地球に多く含まれる鉄分が太古の海へ流れ出し、それが酸素と結びついて酸化鉄となり海底に降り注ぎ、隆起して現在に残っている、つまり酸化により赤い土になったそうです。

酸素は特殊な元素ですぐに他の元素と結びつきたがる「寂しがり屋な元素」という説明がありました。鉄もそういう性質があります。太古の海にはそういった酸化鉄がたくさん降り注いだとされます。そこで、ふと思い出したのが社会科でもオーストラリア西部で鉄鉱石が、東部で石炭が取れるという知識です。持っている知識がふと結びつくと嬉しいものですね。

日本にとってオーストラリアは最大の鉄鉱石の輸入相手国です。2位のブラジルも同様の赤鉄鉱由来の鉄鉱石が産出されるそうです。そう考えると、今日本人が使っている鉄は何億年も前からの贈り物ということになります。資源は大事に使いたいですね。


塾講師は自転車をきっちり停める

今、私は通勤で最寄り駅まで自転車を使っています。無料の駐輪場を使っているので、特に感じるのですが駐輪場の自転車の止め方が本当に皆さん雑。斜めに止めている人もいれば、中途半端な余白をあけて止める人もいます。駅に少しでも近いところに止めたくて、すでに満杯のところにぐりぐりこじ開けながら詰めようとする人も。

そんな中、自分でいうのもなんですが私はかなりきっちり止めるんですよね。隣の自転車に詰めてまっすぐ止めることに明らかにこだわっています。これは、職業病ですね。塾は自転車で通ってくる子どもたちがたくさんいますので、当然自転車で溢れます。授業前に、その自転車を整理するのも一つの仕事です。外から見たときに自転車がきれいに整頓されているだけでも「しっかりした塾」という評判につながります。

若いアルバイト講師を評価するときも進んで自転車の整理をするか、言われてするか、その違いは大きいですね。自転車の整理なんて言う仕事は誰にでもできることです。その時間を社員など他にする仕事が多い人がやるのではなく、手の空いている人間がさっとやれる校舎が運営がスムーズです。そういう作業をあえてベテランがすることで若手に見せることもよくありますが、それに感化されて若い人がやるようになるかは別なんですよね。自転車の整理1つで校舎の運営状況が見えるという話です。

自転車はまっすぐ詰めて止めると思いのほかたくさん止めることができます。皆さん、周りへの配慮を心がけましょう。


塾講師には声色の使い分けが必要

プリントを配る先生どんな仕事でも状況に応じて話し方を工夫する必要があると思います。塾講師というのは仕事柄、いろいろな声色・喋り方を使い分けることが求められます。ざっと箇条書きにすると

  • 小学生低学年と話すとき
  • 小学生中学年と話すとき
  • 小6受験生と話すとき
  • 中学生と話すとき
  • 生徒に注意をするとき(軽度・中度)
  • 保護者と話すとき

ざっとこれぐらいでしょうか。

小学生の低学年としゃべるときは、話す内容はもちろんですが、とにかくゆっくり丁寧にしゃべります。自分の実際の目線もできるだけ下げて、生徒を上から見下ろしすぎないように注意をします。

中学年になるともう少し砕けた感じになります。ただ、新しく入ってきた生徒がいる場合は、改めてゆっくり説明することもあります。私は中年男性なので、若い先生に比べてどうしても構えられることが多いので、初めての授業の入りは特に気を使います。

小6受験生はそれに比べてはるかに楽です。6年生ともなると一定期間授業をしているので、こちらがどんな感じで授業をしているか分かっているからです。とはいえ、受験生というのは精神が不安定になりがちなので不用意なことをいわないように心がける必要はもちろんありますし、ずっと授業をしているからと言って通じないことだってたくさんありますからね。
季節講習だとありがちな時間割なのですが、小3の授業をした後に小6の授業をするとテンションが全然違うので一瞬調整に戸惑います。

中学生に対しての話し方はそれほど意識しません。ただ、初対面の生徒がいるときは当然ですが丁寧ですね。中学生の場合は学年以上に学力クラスでしゃべる速度が変わります。上位クラスでは、どんどんしゃべって板書できますが、中下位クラスで同じことをすると、生徒がアップアップになります。その差が学力の差に直結しているとも言えますが。

生徒に注意をするときは、特に声色を使い分けます。たとえば、事務所にいるときに校舎全体が騒がしいなと感じたときは高い声(私はもともと声が高いです)で校舎全体に響くイメージで注意しますし、授業中に注意をするときは普段よりも低い声で話します。

保護者の方は当たり前ですが、大人ですから喋り方も変わります。たとえば、挨拶一つとっても生徒にするあいさつと保護者に対するあいさつでは微妙に変えています。生徒に対して、あまりかしこまった挨拶をすると心理的な距離感が広がってしまいますが、保護者にはその距離感が必要です。だから、生徒と保護者が一緒に来た場合、イントネーションの違うあいさつを2回にすることになります。

塾講師にとって、声は武器なのです。


塾講師の力量を公平に測るのは難しい問題

子どもたちがテストの結果で評価されるように、塾の講師も子どもたちのテストの結果に応じた評価をされます。今回は、その評価をするのは割と難しい話です。

まず、担当しているクラスの成績が高い=優れた講師とは限らないからです。もともとの学力が高いクラスであれば、ある程度の偏差値をとれるものです。ですので、単純にクラスごとの偏差値だけで講師の教務評価はできません。

結果として、期間内に担当クラスの成績をどれだけ上昇させたかを評価基準する場合が多いです。これにはこれでネックがあって、もともと学力の高いクラスは成績向上の余地がもはやないことが大半です。つまり、偏差値40のクラスを50にすることと、偏差値60のクラスを70にするのは同じプラス10でも難易度は全く違います。クラス偏差値70は事実上発生しません。ちなみに、猛者ともなると調査機関最初のテストではそれほど点を取らせに行かず、後のテストで点が取れるように指導をする、というかできる講師もいます。

そもそも、クラスごとの平均偏差値の場合、年度の途中で学力的に劣る新入室の生徒が入ってくると、当然クラス偏差値は低下します。逆に、クラスに賢い生徒が入塾した場合それだけでクラス偏差値が上がる場合もあります。これを防ぐために、調査期間の初めから入塾している生徒の成績だけを抽出する場合もありますが、これはこれで入室してすぐ成績アップにつなげた場合、一番評価されるべきにもかかわらず集計されない問題が発生します。

塾で生徒の成績を講師の評価に活用する場合は担当のクラスの成績上昇度と、そもそも生徒が持っている偏差値の2つをもとに評価します。成績上昇度と絶対値の配分というのが難しく、この成績上昇の評価を聞いて「あっ、そうだったんだ」というのが大半です。

ただ、誤解してほしくのはないのが、今まで見てきたデータを改めて振り返ると、高い教務力を持っている講師は、安定してランキング上位にいます。正確な判定は難しいけど、講師の力量を判断する基準とはなっているということです。


西の神戸、東の横浜

2年ほど前ですが、名古屋市が国内主要都市の魅力度を調査した結果名古屋市が最下位だったことを公表し、話題になりました。この調査で比較対象になったのは、名古屋市のほかに札幌市・東京23区・横浜市・京都市・大阪市・神戸市・福岡市と名だたる観光都市ばかりだったので、産業都市である名古屋市は不利な調査でもあったのですが。

この調査に触発されて、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が全ての政令指定都市と東京都市部で行ったアンケート調査が面白かったので今回はそれを紹介したいと思います。このアンケート自体は1年前に行われたもので、発表直後に見て以来ずっと紹介したかったんですよ。

アンケート結果の概要にもあるのですが、福岡市在住の人たちの自己肯定感がとにかく高い。政令指定都市+東京都市部で魅力を感じる都市を3つ挙げる質問で、実に94%の人が自分の街、福岡市を挙げています。項目ごとの評価を見ても「住む」「働く」「子育て」「遊ぶ」「学ぶ」「多様性」ありとあらゆる項目で福岡市が上位に来ています。
福岡市が国勢調査で人口100万人を突破したのが、1975年。それ以降も人口は増え続け現在約153万人と、政令指定都市の中ではトップの人口増加率を誇っています。勢いのあるアジアとの玄関口というのも福岡市の強みなんでしょう。
せっかくなので、「現在お住まいの都市を含む21都市の中で最も魅力的に感じる都市を3つ選んでください」という質問の結果を表にしてみました。それぞれの都市の下にある数値が自分の都市を魅力的と入れた人の割合で、矢印の先がそれ以外の都市で割合が最も高かった都市とその数値です。
福岡は先ほど挙げた通りなんですが、横浜市と神戸市が高い。周囲の都市からの人気が東京や大阪よりも断然上なんですよね。それぞれの都市でどんなイメージがあるかキーワードで回答してもらった質問があるのですが、この2つの都市は違います。たいていの都市では、「便利」「ほどほど(東京都市部の22%の人が自分の街をほどほどと評しているのですが、東京の何がほどほどなのか意味が分からないです)」が上位に来る中、横浜・神戸は「おしゃれ」が上位に来るんですよ。さらにいうと、「ハイセンス」と選んでいる人が神戸で34%、横浜で26%もいる(ちなみにこの質問でハイセンスを選んでいる人が1割を超えているのは、この2都市だけ)。すごいです。なかなか自分の街を「おしゃれ」で「ハイセンス」と言えないです。そして、周りの都市もそれを認めているんですよね。
ちなみに、京都市は「伝統的」で「日本らしく」「落ち着きがある」といういかにも京都らしい結果が出ています。
上の表をつくりながらびっくりしたのが大阪市の不人気。魅力を感じる都市のアンケート結果は上位5位までがそれぞれの都市ごとに掲載されているのですが、堺市の3位に大阪市が入っているだけで他はランク外。近隣の大都市である京都と神戸は互いに認め合っているのに、大阪だけのけものという残酷な結果がでていました。ちなみにそんな大阪は自分の都市を「エネルギッシュ」で「カオス」だと思っています。
なお、この調査のきっかけになった名古屋市は「ほどほどに便利」だが「保守的で地味」という結果でした。
政令指定都市の中で圧倒的に切ないのが北九州市。魅力を感じる都市で自分の都市よりも他の都市を上にあげたのは北九州と相模原だけです(相模原は仕方ない)。北九州のイメージは「ほどほど」で「便利」。ここまでは、他の都市とそれほど変わらないのですが、「レトロ・ノスタルジー」ときて「停滞」「地味」「寂れている」…。福岡市が人口を増加させている裏で、かつては百万都市だった北九州市の現在の人口はじりじり減少し、2015年で96万人。その結果がストレートに出ています。
がんばれ北九州市。

入試に出る歴史上の人物をバージョンアップしました。

「入試に出る歴史上の人物」を「入試に出る歴史上の人物250」にバージョンアップしました。以前作成していたリストから世界史関連の人物を大幅に増やしています。また、入試にはそれほど出ていないものの中学校の教科書に掲載されるようになった人物(西田幾太郎・知里幸恵など)を追加しています。

中学入試・高校入試ごとに登場頻度を5段階に分けたのが今回のポイントです。実際のところ、それぞれ最低ランクの1の人物は、ほぼ入試では登場しないですね。そう考えると、中高入試において覚えておくべき人物はおおよそ最大で200人前後ということがいえます。

人物紹介は今後も少しずつ充実させていく予定ですのでよろしくお願いいたします。

 


ゴールデンウィークは大掃除

プリントを配る先生以前にも書きましたが、塾講師にとってゴールデンウィークは一年で一番ゆっくりできる休みです。受験も終わり、新年度の集客も終わって一息付けます。

私はこの仕事について以来、ゴールデンウィークに毎年自宅の大掃除をします。普通、大掃除は年末にやるものですが、塾講師にとって年末は天王山。そんな暇はありません。どうしても片づけはこの時期になります。
でも、この時期に大掃除するのはお勧めです。暖かいので、年末よりしんどくないからです。それに、ゴールデンウィークはどこに出かけても人は多いし、いつもよりお金はかかるし。帰省とかがなければ、この時期はあんまり遠出をしないに限ります。

それにしても、最近の気候はおかしい。つい、1か月前までは暖房を使うかどうか迷っていたのが、いきなり冷房を使うか迷うような気候になるとは。黒板を使っているので、チョークの粉を吸ってフィルタはかなり汚れます。エアコンのフィルタを掃除しないで、暖房から冷房に切り替えると変なにおいがするんですよ。でも、1か月じゃなかなか掃除するタイミングがないです。

個人的にはかなり校舎の美観維持にはこだわっているつもりです。この仕事をしていると、そこの部分がいい加減な人が多いんですが、校舎が汚れていると来客時の印象が悪くなりますし、答案紛失など重大事故のもとになります。営業活動をあれこれ考える前に、事務室・教室をきれいにしろといつも思うのです。


小4で漢字を都道府県を書く

47都道府県の名称と位置を理解することとは、我が国が47都道府県で構成されていることや、各都道府県の名称や日本の地図上の位置などを基に、47都道府県の名称と位置について理解することである。その際、都道府県の名称に用いる漢字については、国語科において、第4学年までに指導することとなっている。このため、指導する時期について国語科との連携を図るとともに、漢字の表記に慣れるように配慮する。(小学校学習指導要領解説社会編 平成29年6月文部科学省)

小学4年生の息子の学級懇親会から戻ってきた妻が「今年から都道府県を漢字で覚えるようにするらしい」と言っていました。上にある次期学習指導要領の実施は2020年からですが、学習指導要領には移行措置というものがあります。移行措置とは新しい要領に移るときにスムーズに移行ができるように指導内容に特例を設けたり、特に教科書の対応が必要としないすぐできることを早いうちから行っていくことを指します。

今回の改定では、都道府県に使われている漢字が全て小学4年生までに学習するようになりました。小4社会のメインである都道府県の学習で習っていない漢字がたくさん出ていた現状を改善するためです。

学習指導要領の文面を見る限り、小4段階では「漢字の表記に慣れる」=「漢字で読めるようにする」ということだと思います。実施段階では小4で漢字で習うのだから、漢字で書けるようにするというのは当然だと思います。ですが、これはなかなか大変です。中学受験クラスを指導している私でも塾で小4段階では漢字指定にこだわっていません。それぐらい都道府県を全部漢字で書くのは難しいです。もともと、地名というのは特殊な字や特殊な読みが多いですからね。

ちょっと、都道府県名で漢字で書くのが難しい字をまとめてみます。

宮城・茨城・栃木→城はもともと6年生で学習する漢字です。また茨・栃はこれまでは小学生の範囲外でした。「茨木」と間違える生徒も多いです。
埼玉→埼が小学生の範囲外でした。崎玉とよく書き間違えます。
新潟→潟がとにかく書けないです。そもそも大人でも普通に間違えます。
山梨・岐阜→梨はこれまで小学生の範囲外でした。普段見かける漢字ではない分書くのに苦労します。
滋賀→これも、両方小学生の範囲外でした。
鳥取→別に難しい字ではないですが、なぜか「取鳥」と書く生徒がいます。
愛媛→媛が小学生の範囲外でした。普段見かけない字ですね。
熊本→熊が小学生の範囲外でした。「態本」や「能本」とよく書きます。
沖縄→実は沖も縄も小学生の範囲外の漢字でした。
鹿児島→鹿が小学生の範囲外でした。

とこれだけあります。特に、新潟・愛媛は厄介です。正直なところ、塾でやっていたことを学校でやってくれるのは助かるといえば助かるのですが、学校は大変だと思います。

今回お伝えしたいのは、「都道府県名とその場所を覚える」作業と「都道府県名を漢字で覚える」作業を切り離すべきということです。つまり、まず地図を見て口頭でいいので都道府県を言えるようにしたうえで、別に純粋な漢字テストとして都道府県を漢字で書けるようにするべきです。この2つを一緒に最初からやろうとするとパンクする子どもたちが続出します。まず、場所と名前を一致することに専念しましょう。


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