「 時事問題 」一覧

中学生定期テスト時事問題予想 2019/4/3

中学生の社会科定期テストの時事問題の予想です。予想される出題頻度は◎<○<△<-の順です。

基本方針時事問題を出題する本来の意図は、生徒に世の中の動きに関心を持ってもらうことです。そして、中学生の定期テスト社会科において最も重要な学習内容は、教科書の出題範囲です。時事問題からの出題は数問で、あくまでおまけでしかありません。時事問題の勉強として何十項目と覚える時間があれば、もっと他に行うべき勉強があるはずです。ここでは「最小限の手間である程度の成果」をテーマに更新を行っていきます。

各国主要人物
現在の日本の首相を答えなさい。 安倍晋三
現在のアメリカの大統領であるトランプ大統領が所属する政党を答えなさい。 共和党
現在のイギリスの首相を答えなさい。 メイ
現在のドイツの首相を答えなさい。 メルケル
現在のフランスの大統領を答えなさい。 マクロン
現在のロシアの大統領を答えなさい。 プーチン
現在の中国の国家主席を答えなさい。 習近平
現在の韓国の大統領を答えなさい。 文在寅
(ムン・ジェイン)
現在の北朝鮮の最高指導者を答えなさい。 金正恩
(キム・ジョンウン)
現在の国連事務総長を答えなさい。 グテレス
3月の主要な出来事
日本の国家予算が初めてある額を超えたと話題になりました。その額を答えなさい。 100兆円
新たに制定されることになった地図記号は何の記号か答えなさい。(出題されるとしたら記号選択の可能性が高いです) 自然災害伝承碑
4月の主要な出来事
新元号である「令和」の典拠となった日本最古の歌集を答えなさい。 万葉集

新元号「令和」がどう入試に出るのか?

新しい元号が「令和」に決まりました。今回はこのサイトらしく、新元号「令和」に関連してどんな問題が入試で出題されるか予測したいと思います。

まず、分かりやすいところでは出典となった万葉集でしょう。最も万葉集はもともと日本最古の歌集として入試で頻出の知識ですから、元号に関係なく覚えておきましょう。万葉集は天皇から庶民まで様々な身分の人の作品が収められていることも重要です。編者とされる大伴家持は、社会科ではそれほど出題されませんが余裕があればといったところです。
今回出典となった万葉集の序文の作者は、山上憶良という説もあるようです。山上憶良といえば、農民の貧しい暮らしを描いた「貧窮問答歌」が入試で出題される人物です。そりゃ、出題されるでしょ。貧窮問答歌は漢字で書くのが大変ですが、何としても覚えておきましょう。山上憶良関係だと、他には国司(憶良が就いていた役職)・遣唐使(派遣歴あり)なども狙われそうです。
万葉集には天智・天武・持統天皇など飛鳥時代から奈良時代の人物の詩が収められています。それらの人物を題材に問題をつくるのは簡単です。そうやって考えると、飛鳥・奈良時代全体の出題率が上昇する可能性があります。

別の視点で見ると、「令和」のうち”令”は初めて元号で使用される漢字ですが、”和”は過去19回使用されてきた字です。個人的に、新元号で問題をつくれと言われたら”和”が使われた元号を並べて問題をつくりますね。一覧にすると以下の通りです。

和銅(708~715)
承和(834~847)
仁和(885~889)
応和(961~964)
安和(968~970)
寛和(985~987)
康和(1099~1103)
養和(1181~1182)
正和(1312~1317)
貞和(1345~1349)
文和(1352~1355)
永和(1375~1379)
弘和(1381~1384)
元和(1615~1624)
天和(1681~1684)
明和(1764~1772)
享和(1801~1804)
昭和(1926~1989)

まず、目を引くのは最初の「和銅」です。武蔵で銅が発見されたことを記念してつけられた元号で、かつては日本最古の通貨だった和同開珎がつくられています。これは出そうですね。武蔵が現在の埼玉県というのも押さえておいてもいいでしょう。
「養和」は後に壇ノ浦の戦いで入水する安徳天皇のときの元号です。
それから、14世紀にやたらと使われているのが興味深いです。南北朝の争乱期のため、元号も北朝・南朝それぞれにある時代です。元号が2つあったことを示して理由を聞く問題も面白いですね。
元和以降は江戸時代を幅広く取り上げやすく使い勝手がよさそうです。
ただ、このテーマで問題をつくると最後の「昭和」が長すぎて何でもありになってしまうのがネックですね………。

まとめると、山上憶良・和同開珎あたりの出題可能性が大幅にアップですね。
それにしても、「いらすとや」さんは仕事が早すぎです。


中学生定期テスト時事問題対策 2019/2/22

中学生の社会科定期テストの時事問題の予想です。予想される出題頻度は◎<○<△<-の順です。

基本方針時事問題を出題する本来の意図は、生徒に世の中の動きに関心を持ってもらうことです。そして、中学生の定期テスト社会科において最も重要な学習内容は、教科書の出題範囲です。時事問題からの出題は数問で、あくまでおまけでしかありません。時事問題の勉強として何十項目と覚える時間があれば、もっと他に行うべき勉強があるはずです。ここでは「最小限の手間である程度の成果」をテーマに更新を行っていきます。

各国主要人物
現在の日本の首相を答えなさい。 安倍晋三
現在のアメリカの大統領であるトランプ大統領が所属する政党を答えなさい。 共和党
現在のイギリスの首相を答えなさい。 メイ
現在のドイツの首相を答えなさい。 メルケル
現在のフランスの大統領を答えなさい。 マクロン
現在のロシアの大統領を答えなさい。 プーチン
現在の中国の国家主席を答えなさい。 習近平
現在の韓国の大統領を答えなさい。 文在寅
(ムン・ジェイン)
現在の北朝鮮の最高指導者を答えなさい。 金正恩
(キム・ジョンウン)
現在の国連事務総長を答えなさい。 グテレス
12月の主要な出来事
漢検協会が定めた2018年の漢字を答えなさい。
日本が脱退を決めた国際組織の名前を答えなさい。 国際捕鯨委員会
日本をはじめとする11か国で結ばれた環太平洋パートナーシップ協定をアルファベットで答えなさい。 TPP
1月の主要な出来事
新しい元号が発表される予定の日にちと新しい元号が始まる日にちを答えなさい。 4月1日
5月1日
日本から海外に行く際に新たに出国税が課せられるようになったがその金額を答えなさい。 1000円
2月の主要な出来事
沖縄県にある基地で現在県内の別の場所に移設する工事が行われているが、その是非を問う住民投票が行われる予定である。現在の飛行場がある場所と移転予定先を答えなさい。 普天間→辺野古
東海地方を中心に感染が拡大している家畜の感染病の名前を答えなさい。 豚コレラ
小惑星「りゅうぐう」への着陸に成功した無人探査機の名前を答えなさい。 はやぶさ2

今回は中1・2の学年末テストを想定した更新になっています。


中学生定期テスト時事問題予想 2019/2/6

 

中学生の社会科定期テストの時事問題の予想です。予想される出題頻度は◎<○<△<-の順です。

基本方針時事問題を出題する本来の意図は、生徒に世の中の動きに関心を持ってもらうことです。そして、中学生の定期テスト社会科において最も重要な学習内容は、教科書の出題範囲です。時事問題からの出題は数問で、あくまでおまけでしかありません。時事問題の勉強として何十項目と覚える時間があれば、もっと他に行うべき勉強があるはずです。ここでは「最小限の手間である程度の成果」をテーマに更新を行っていきます。

各国主要人物
現在の日本の首相を答えなさい。 安倍晋三
現在のアメリカの大統領であるトランプ大統領が所属する政党を答えなさい。 共和党
現在のイギリスの首相を答えなさい。 メイ
現在のドイツの首相を答えなさい。 メルケル
現在のフランスの大統領を答えなさい。 マクロン
現在のロシアの大統領を答えなさい。 プーチン
現在の中国の国家主席を答えなさい。 習近平
現在の韓国の大統領を答えなさい。 文在寅
(ムン・ジェイン)
現在の北朝鮮の最高指導者を答えなさい。 金正恩
(キム・ジョンウン)
現在の国連事務総長を答えなさい。 グテレス
12月の主要な出来事
漢検協会が定めた2018年の漢字を答えなさい。
日本が脱退を決めた国際組織の名前を答えなさい。 国際捕鯨委員会
日本をはじめとする11か国で結ばれた環太平洋パートナーシップ協定をアルファベットで答えなさい。 TPP
1月の主要な出来事
新しい元号が発表される予定の日にちと新しい元号が始まる日にちを答えなさい。 4月1日
5月1日
日本から海外に行く際にかかる税金を何というか答えなさい。 出国税(国際観光旅客税)
2月の主要な出来事
沖縄県にある基地で現在県内の別の場所に移設する工事が行われているが、その是非を問う住民投票が行われる予定である。現在の飛行場がある場所と移転予定先を答えなさい。 普天間→辺野古
東海地方を中心に感染が拡大している家畜の感染病の名前を答えなさい。 豚コレラ

今回は中1・2の学年末テストを想定した更新になっています。


中学入試プレイバック2019 「海城中学」

この問題を見て、「社会科は暗記科目」と言えるものなら言ってみろ!と言わんばかりの問題です。

まず、知識の確認から。民泊は「一般個人の部屋を有償で他の人に貸し出すサービス」を指します。訪日外国人の急増により、宿泊施設が不足しているという現状があり、2020年東京オリンピックではさらに多くの外国人が来日するため宿泊施設の確保が問題になっています。かといって、ホテル・旅館をつくりすぎるとオリンピック終了後に供給過剰になりかねません。
技術的にはインターネットの普及で空き部屋がある人と宿泊施設を探している人をマッチングすることが簡単になりました。こうして、急速に普及しているのが民泊です。

ただし、民泊にも問題があります。本来宿泊施設でない場所に人を止めることによる安全上の問題や、騒音といった周囲への環境問題の解消が今後の課題です。その辺りの内容をまとめていけば、この問題の答えは出てきます。
しかし、この問題では「資料を参考にしながら」説明しなさいとあります。そこで注目したいのは、資料1です。ここで書かれているのは、ホテルといった宿泊施設はどこにでも建てられるものではないことと、その理由が触れられています。答えをつくるうえでは、その部分にも注目したうえで答えをつくることが求められる、資料を分析する力と知識の両方が求められる問題と言えるでしょう。

答:周囲の住民に告知をすることで民泊の営業への理解をしてもらうことと、行政による民泊の運営状況をチェックすることで、住宅街に宿泊施設ができることでおきる可能性のある生活環境の悪化が防ごうとしている。


中学入試プレイバック2019「麻布中学」

2019~2021年入試にかけて出題率が高まりそうなオリンピック関係の問題です。

日本がオリンピックに参加したのは1912年ストックホルム大会からです。今年の大河ドラマがストックホルム大会から1964年東京オリンピック招致にまつわる話「いだてん」というのも出題されやすいポイントですね。
入試でこの辺りの話題を取り上げるなら、ストックホルムがスウェーデンの都市であることや、1912年前後の出来事を問う問題などが出題されそうです(1911年領事裁判権の回復、辛亥革命→1912年中華民国)。オリンピックは多くの国が参加し、歴史があるイベントなので様々な出題形式が見られそうです。

1916年ベルリン大会、1940年東京大会、1944年ロンドン大会は世界大戦の影響を受け中断したものの、現在は200以上の国と地域が参加する一大スポーツイベントになりました。

戦後のオリンピックで日本が参加しなかったのは2回あります。1948年ロンドン五輪、そして1980年モスクワ五輪です。ロンドン五輪は終戦直後で反日感情が高く参加を認められませんでした。1980年モスクワ五輪は、当時ソ連が行っていたアフガニスタン侵攻に反対するという名目でアメリカを中心とした西側諸国が参加をボイコットし、日本も参加を取りやめました。
次の1984年ロサンゼルス五輪では、東側諸国が報復的にボイコットする事態になりました。

今回の問題で四谷大塚の解答はソ連のアフガニスタン侵攻についても触れています。しかし、アフガニスタンで受験生の頭に思い浮かぶのは2001年の同時多発テロ後に起きたアメリカのアフガニスタン侵攻だと思われます。個人的に、「実はソ連がアフガニスタンを攻めたことがあってアメリカがアフガニスタンを支援していた時代もある」という話をすることもありますが、実際問題ソ連のアフガニスタンを覚えているのは厳しいでしょう。
個人的には、冷戦について触れていれば十分正解になるのではないかと思います。

答:冷戦下にあった当時、日本はアメリカなど資本主義諸国に所属し、ソ連と対立関係にあったから。


中学入試プレイバック2019 「開成中学」

マニアックな東京ローカル問題をぶち込む印象の強い開成の入試ですが、今年は割とおとなしい印象をうけました。

Aの問題は、これを答えられない開成受験生はいないでしょう。問題はBです。一度、インターネットで取り上げられたことを完全にネット上から消すことは極めて難しいです。例えば、一度犯した犯罪について、犯罪によって実名で取りあげられることは当然です。
しかし、罪を償ってから長い時間がたってもインターネット上でその人の名前が公開され続けるのは、正しいことなのかという議論があります。ネット上にある自分の軽微な不利益情報を排除してもらえる権利、これが「忘れられる人権」です。
インターネット社会ならではの考え方で、文章にあるようにヨーロッパでは、グーグルに対して百万単位で検索結果の削除要請が行われています。

面白い問題ではあるのですが、小学生が「忘れられる人権」を知っているかと言われると厳しいなぁと思います。私自身は、今年は一度だけ、人権の話のなかで「知る権利」があれば「忘れられる権利」があるという話をした覚えがあります。その時はあくまで雑談でしたが、最新の時事ネタというのはそういうところに転がっているので、感度高く覚えている生徒は強いですね。

開成で一度出題された以上、来年度以降ほかの学校で出題される可能性が高まった問題でしょう。

答:A:プライバシー B:忘れられる


中学入試プレイバック2019 「南山中学女子部」

南山中学女子部は、愛知県にある学校でキリスト教系の女子中学です。例年、入試が1月下旬にあるため、キリスト教系女子中の傾向を予想するのに毎年活用しています。

断言します。このテーマは今年の首都圏の入試で何かしら出ます。もちろん、どのような形で出題されるか、どこで出題されるかは予測できません。ただ、出ますね。たとえば、

「なぜ、プラスチックの分別には費用と時間がかかるか」
「なぜ、国内で排出される中国のプラスチックが急増したか」
「5mm以下のプラスチックごみを何というか」
「プラスチックの原料はなにか(答え:ナフサ)」

といった問題が考えられるでしょうか。これまで、プラスチックは形成が簡単で腐食にしにくいため、さまざまな用途で使われてきました。この「腐食しにくい」ということが今問題になっています。
もともと、このマイクロプラスチックの問題はここ数年(特に2018年)クローズアップされるようになり、NHK「クローズアップ現代+」でも特集されました(おそらく、リンク先の記事はこの入試問題の元ネタの1つと思われます)。環境問題は、もともと入試で再頻出のテーマであり、マイクロプラスチックの問題は環境問題の中で新しいテーマと言えます。今年だけではなく、今後も登場するのは間違いありません。

ところで、この手の新傾向の問題が出題されたときに受験生はどう対応すればいいのでしょうか。答えは「出題者の意図」「常識」を考えることです。
テキストに載っていないような新しい知識を使った問題を、受験生が知っている前提で問題をつくることはあまりありません(なんとなく聞いたことがあるというのを期待しているとは思いますが)。出題者がなぜこのような問題を出題するかというと「こういうことを知っておいて欲しい」という受験生への思いがあるからです。そこで、問われるのは「常識」です。この問題の場合、「プラスチックが小さくなっても体内に入ったら害があるだろう」という普通の判断をすることが求められます。

あと、正誤問題では知らないことを不用意に「この文は誤りである」と判断しないことです。新しい傾向の問題では特に微妙に間違っている文は出ないです。

さらにいうと、「マイクロプラスチックは1mm以下」といったいやらしいひっかけ問題はあり得ません。そういうひっかけを出す学校は質が低いと断言できます。

答:問1 ア  問2 イ


中学生定期テスト時事問題対策 2019/1/2

新聞中学生の社会科定期テストの時事問題の予想です。予想される出題頻度は◎<○<△<-の順です。

基本方針時事問題を出題する本来の意図は、生徒に世の中の動きに関心を持ってもらうことです。そして、中学生の定期テスト社会科において最も重要な学習内容は、教科書の出題範囲です。時事問題からの出題は数問で、あくまでおまけでしかありません。時事問題の勉強として何十項目と覚える時間があれば、もっと他に行うべき勉強があるはずです。ここでは「最小限の手間である程度の成果」をテーマに更新を行っていきます。

各国主要人物
現在の日本の首相を答えなさい。 安倍晋三
現在のアメリカの大統領であるトランプ大統領が所属する政党を答えなさい。 共和党
現在のイギリスの首相を答えなさい。 メイ
現在のドイツの首相を答えなさい。 メルケル
現在のフランスの大統領を答えなさい。 マクロン
現在のロシアの大統領を答えなさい。 プーチン
現在の中国の国家主席を答えなさい。 習近平
現在の韓国の大統領を答えなさい。 文在寅
(ムン・ジェイン)
現在の北朝鮮の最高指導者を答えなさい。 金正恩
(キム・ジョンウン)
現在の国連事務総長を答えなさい。 グテレス
12月の主要な出来事
漢検協会が定めた2018年の漢字を答えなさい。
日本が脱退を決めた国際組織の名前を答えなさい。 国際捕鯨委員会
新しい元号が発表される予定の日にちと新しい元号が始まる日にちを答えなさい。 4月1日
5月1日
年末に発足した環太平洋パートナーシップ協定の略称をアルファベットで答えなさい。 TPP

今回は3年生の学年末を意識したランク付けをしています。具体的には各国首脳の重要度を軒並み上げました。フランスのデモやイギリスのEU離脱交渉と言った時事要素もあります。


並べ替え問題で考える平成史

2019年4月30日で平成が終わります。元号が変わるなどということは、当たり前ですがめったに起こることではないうえに、元号が変わることが決まっているというのは初めての経験です。そのため、2019年の入試では元号、上皇といったあたりに注目が集まるのは当然です。そして、平成が終わるということは、平成を振り返る問題というのも出題される可能性が高いです。今回は、平成に起きた出来事の並び替え問題を想定して、平成を振り返りたいと思います。

1.1989年ベルリンの壁崩壊・冷戦終結(マルタ会談)→1990年ドイツ統一→1991年ソ連解体
もともと、冷戦終結からソ連解体に至る並び替えは頻出の問題ですが、1989年は平成元年ですので、平成史に含まれます。1989年は消費税導入、天安門事件(なお、天安門事件は高校入試でしか出題可能性はないです)と忙しい1年です。

2.1991年湾岸戦争→1992年PKO協力法→2001年アメリカ同時多発テロ→2003年イラク戦争
湾岸戦争はイラクがクウェートに侵攻したのに対し、多国籍軍がイラクを攻撃した戦争です。大量破壊兵器があるという疑いをかけてアメリカ・イギリスがイラクに侵攻したのが、イラク戦争です。どちらもイラクが関連してくる戦争のため、混同が発生しやすい戦争です。しかし、出題する側(大人)にとっては明確に区別ができる印象深い出来事です。
また、湾岸戦争で人的支援が行えなかった日本が自衛隊の海外派遣に踏み切ったのがPKO協力法です。ここで、初めて自衛隊を派遣した国がカンボジアというのも定番です。

3.1995年阪神・淡路大震災→2011年東日本大震災
平成は大きな震災が2度も起きています。阪神・淡路大震災ではライフライン、ボランティア、活断層、液状化現象といった言葉が一般に使われるようになりました。東日本大震災以降、南海トラフという東海・東南海・南海の三連動地震に備える動きがでてきています。
なお、偶然にもこれらの震災ではともに自民党以外が内閣総理大臣のときに起きています。阪神・淡路大震災のときは自民党と連立を組んでいた社会党・村山富市内閣でした。高校入試では55年体制という語句も学習していますので、阪神・淡路大震災は、55年体制の崩壊(非自民の連立政権が発足)以降の出来事であることが出題される可能性があります。東日本大震災のときは民主党・菅直人内閣で、2009年の政権交代以降に東日本大震災が起きていることがわかります。

4.1992年地球サミット(国連環境開発会議)→1997年京都議定書→2015年パリ協定
平成は地球環境問題、特に地球温暖化が大きな問題として認識されるようになりました。「持続可能な開発」をスローガンにブラジル・リオデジャネイロで行われた地球サミットは気候変動枠組条約(地球温暖化防止条約)などが締結されました。京都議定書では先進国に温室効果ガスの削減を義務付け、パリ協定では発展途上国も含めて温室効果ガスを減らす努力をすることが決められています。

5.1998年長野オリンピック→2002年サッカー日韓ワールドカップ
最後は国内で開催された大規模なスポーツイベントの並び替えです。もっとも、この2つだけでは並び替えをするのは難しいので、地域で開催されたイベント(代表的な例は2005年愛知万博)を織り込むか、1964年東京オリンピック、1970年大阪万博を含んで並び替えにするあたりが妥当かと思います。

まとめると、冷戦終結流れからテロとの戦いの流れ、環境と災害といったところが平成史の狙われどころではないかと考えます。


スポンサーリンク