「 歴史 」一覧

入試に出る法律 「教育基本法」


1947年に公布された教育の目的や教育の機会均等について定めた法律が教育基本法です。現在の義務教育9年になったのはこのタイミングです。

1890年につくられた教育勅語が廃止され、教育基本法に変わったという流れが大事ですね。

読み:きょういくきほんほう


入試に出る都道府県 「長崎県」


・地図中Aは県庁所在地である長崎市。江戸時代、オランダとの貿易の拠点である出島がおかれた。1945年8月9日に原子爆弾が投下される。造船業が盛ん。


・地図中Eは対馬。近海を対馬海流が流れる。古くから朝鮮半島との交流の拠点だった。


・地図中Cは佐世保市で造船業が盛ん。
・地図中Fは大村湾。真珠の養殖が盛ん。


・地図中Bは平戸市。南蛮貿易が栄え、1641年までオランダの商館が置かれた。
・地図中Dは雲仙岳(雲仙普賢岳・普賢岳)。1991年におきた火砕流では大きな被害が出た。
・長崎県はじゃがいもの栽培が盛んで、北海道に続く2位の生産。


・日本で最も島の数が多く、海岸線の長さは北海道に匹敵する。
・日本で唯一1つの都道府県(佐賀県)としか接していない都道府県。
・世界遺産「明治日本の産業革命遺跡」の代表的な存在である軍艦島がある。

古くから貿易の拠点だったこともあって、歴史も含めていろいろ出題される内容が多い都道府県です。

面積:約4130㎢
人口:約132万人(2019年)


入試に出る都道府県 「佐賀県」


・地図中Bの地域は伝統工芸品の有田焼が有名。厳密にいえば違うものだが、伊万里焼・唐津焼も社会科では有田焼と同じ扱いをすることがほとんど。
・弥生時代の大規模な環濠集落である吉野ケ里遺跡は佐賀県にある。


・干拓地として有名な有明海に面しており、のりの養殖が盛ん。


・豊臣秀吉が朝鮮侵略をするときの拠点としてつくられた名護屋城は今の佐賀県にあった。


・地図中Aは県庁所在地の佐賀市で筑後川流域にある。県の南部にあり有明海に面している。
・九州新幹線は福岡県から佐賀県に入った後、福岡県に戻るルートを通っている。

有明海・筑後川・筑紫平野といった語句は入試でも頻出です。が、これらはいくつかの県にまたがっているため、「佐賀県」として覚える項目としては1段階下がりますね。

面積:2440㎢
人口:約81万人(2019年)


入試に出る都道府県 「鹿児島県」


・県中央部を火山灰地で有名なシラス台地でしめる。
・江戸時代に栽培の始まったさつまいもの生産が1位。
・畜産が盛ん。肉牛の飼育頭数2位。豚の飼育頭数は1位。肉用若鶏の飼育頭数は宮崎県と首位争いをしている。
・地図中Eは世界遺産に登録されている屋久島。縄文すぎ(屋久すぎ)と呼ばれる原生林が有名。
・地図中Fは種子島。1549年に鉄砲伝来。宇宙ロケットの発射基地がある。


地図中Dは桜島


地図中Aは県庁所在地の鹿児島市。九州新幹線の終点である鹿児島中央駅がある。


地図中C・Dは薩摩半島・大隅半島。半島をまとめた問題で登場します。

面積:9187㎢
人口:約160万人(2019年)


入試に出る川 「インダス川」


インド・パキスタンを流れる国際河川がインダス川です。古代文明の1つであるインダス文明が栄えた地域で地理よりも歴史で出題される川です。


西アジアはインドの西側で小麦など畑作、東側で稲作が盛んです。インダス川流域は小麦の栽培が盛んであることが地図問題で問われます。

インド周辺はインダス川とガンジス川を区別できるようにしましょう。地図でなんとなく、インダス川はカタカナの「イ」に見えないか、見よう!と授業では言います。

流域:インド・パキスタンなど


入試に出る法律 「民法」


日本の結婚や家族制度について規定した法律が民法です。明治時代は家長を中心とした家制度をとっていましたが、1947年に改正され、平等な家族制度を目指す現在の形になりました。

読み:みんぽう


入試に出る川 「ユーフラテス川・チグリス川」


西アジアを流れペルシャ湾へと注ぐ川がユーフラテス川・チグリス川です。古代文明の1つであるメソポタミア文明が栄えた地域として地理ではなく歴史で登場する川です。

2つの川は西から並べるとユーフラテス川・チグリス川の順番です。なお、2つの川の区別はつかなくても中学社会では大丈夫です。

流域:トルコ・シリア・イラク・イランなど


入試に出る都道府県 「沖縄県」



・地図中Aは県庁所在地の那覇市。漢字が難しい。
・日本最西端の地である与那国島がある。
・砂糖の原料となるさとうきびの生産が盛ん。最近ではマンゴーなども盛ん。
・室町時代に琉球王国が成立し、中継貿易により栄えた。その遺跡群は世界遺産。その居城は首里城
・1945年沖縄戦が行われ、1972年までアメリカの占領下にあった。現在も日本にあるアメリカ軍基地の7割が沖縄県に集中している。


・観光も盛んで、第3次産業の割合が高い。
・県内にある尖閣諸島は、領有権をめぐり中国と対立がおきている。


・台風の被害が多いため、古い家は平屋が多く屋根がわらをしっくいで塗り固め、周囲を森や壁で囲っていた。現在はコンクリート造りの家が多い。
また、大きな川がなく、水不足になりやすいため、給水タンクを持つ家が多い。


・沖縄周辺の海岸線はさんごしょうでおおわれている。
・地図中Bのアメリカ軍普天間飛行場が市街地にあり基地負担が問題になっている。地図中Cの辺野古への移設工事が行われているが、県と国の交渉が難航している。


・愛知県と並ぶ菊の生産地。

面積:2,280㎢
人口:約145万人(2019年)


百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録決定でどう入試に出題されるか?

日本最大の前方後円墳である大仙(大山)古墳を含む「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産に登録されることが決定しました。6月の時事問題対策では、正式決定ではないので時事問題で出題するのは早いと言ってきました。晴れて正式決定されたので、次の定期テスト並びに入試問題の時事問題の大きなテーマになりますね。
今回は、「百舌鳥・古市古墳群」が入試などでどのように出題されるか予測していきます。

前方後円墳最も、大仙古墳そのものがもともと最重要語句ですので、今更新たに覚えようねというものではありません。前方後円墳埴輪といった関連語句も同様です。
まず、確認しておきたいのは大仙古墳を含む百舌鳥古墳群が大阪府堺市にあることです。堺市は石油化学工業が盛んな港町で、戦国時代には商人の町として鉄砲生産が盛んでした。近畿地方で唯一の府県庁所在地ではない政令指定都市である堺市は入試で狙われやすい都市ですから、ここは堺市まで覚えておきたいところです。ちなみに、古市古墳群は羽曳野(はびきの)市・藤井寺市にあります。

大仙古墳は仁徳天皇の陵墓(皇族の墓)とされており、世界文化遺産の登録名は仁徳天皇陵古墳です。ただ、大仙古墳が仁徳天皇の墓であると確定できる材料が不足しているため、大仙古墳という呼び名が教科書では主流です(仁徳天皇陵はかっこ書き)。私も授業で教えるときは仁徳天皇陵ではなく大仙古墳で説明をしています。ですが今回、仁徳天皇陵古墳の名称で登録されたこともあり仁徳天皇陵という名称も押さえておいたほうがいいでしょう。
仁徳天皇は善政を行った天皇として名前が伝わっており、民家のかまどから炊飯の煙がでていないことをみて、租税を3年間免除したという記録がある人物です。

「百舌鳥・古市古墳群」という名称そのものはあまり出題されないと考えます。それは、単純に現在の教科書に掲載されていない語句だからです。世界遺産に登録された=入試にでるのではなく、それまでも入試で出題されていたものがより出題されやすくなるというのが私の見立てです。余裕があれば覚えておく程度でよいでしょう。
私が、あえて時事的にこのテーマで出題するなら「百舌鳥・古市」の読みを出題しますね。漢字で語句として出題するのはともかく、ニュースや時事用のテキストでこれらの名称は繰り返し登場しますから、読みだけ聞くというのはありだと思います。過去の出題では「辺野古」の読みを問う問題を見たことがあります。


澎湖諸島って出ないよね。

澎湖諸島(ほうこしょとう・ペンフーしょとう)は台湾の西にある島々です。

下関条約
第1条 清国は朝鮮の独立を認める。
第2条 遼東半島、澎湖諸島、台湾を日本に譲る。
第4条 賠償金として2億両(約3億円)を支払う。

澎湖諸島は、1895年に日清戦争の講和条約として結ばれた下関条約で日本の植民地になりました。下関条約は入試でも頻出で、内容も詳しく聞かれる条約です。ですが、澎湖諸島は出ないですね。現在は台湾の一部ですし、問題をつくるなら台湾が優先されるのは当然なのですけど、絶対に教科書で名前が載っている割にはテストでは出ない不思議な存在だなと思って取り上げました。

ちなみに、現在の澎湖諸島はなかなかの観光地になっているそうです。


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