「 歴史 」一覧

入試に出る歴史上の人物 「レーニン」

重要
1917年におきたロシア革命の指導者がレーニンです。1922年にソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)を成立させました。

第一次世界大戦中にロシア革命が起きたのは歴史の定番の1つです。ただし、レーニンは高校入試でしかほぼ出題されません。

時代:20世紀初期(日本で言えば大正時代)


予習シリーズ社会解説 「5年上第17回 昭和時代(1)」

1929年 世界恐慌
1931年 満州事変
1932年 満州国建国、五・一五事件
1933年 国際連盟脱退
1936年 二・二六事件
1937年 日中戦争
1938年 国家総動員法
1939年 第二次世界大戦
1940年 日独伊三国同盟
1941年 日ソ中立条約・太平洋戦争
1945年 沖縄戦、広島・長崎原爆投下、ポツダム宣言受諾

この単元に関する必須事項をざっと並べただけでこのようになります。これだけ短い期間に出来事が連続している場合、語呂合わせで全部を覚えては絶対にいけません。語呂合わせの表現が同じようなものばかりになってしまいますし、そもそも流れを理解することが重要だからです。

満州事変に関しては柳条湖事件をきっかけにおきたことも当然出題されます。満州国建国に批判的だった犬養毅が暗殺され、国際連盟を脱退したというのが一連の流れです。もちろん、実際の歴史ではここまで単純ではないことは承知していますが、受験社会では一定の単純化が求められます。

日中戦争は、北京郊外の盧溝橋での衝突をきっかけに起きたことが重要です。まず、北京郊外です。よくあるひっかけが「中華民国の首都の北京郊外で…」というものです。当時の首都は南京ですので注意しましょう。また、盧溝橋事件と柳条湖事件は混同しやすいので気を付ける必要があります。授業では、橋を境ににらみ合いをしていた日中軍のちょっとした衝突がきっかけで戦争に突入したという話をして、日中戦争開戦の様子をイメージ化させ、盧溝”橋”を印象付けます。

この単元は、出来事が次々と起きますが、次々と起きる分説明はしやすいです。ただ、少しデリケートな回ではあります。その象徴が南京事件もしくは南京大虐殺です。教える側にも教えられる側の後ろにいる保護者にも政治的な志向があり、それが表面化しやすい内容です。そんな事実はなかったと主張する人までいる内容ですが、規模について議論はあるものの事実と知ってあったことは間違いないことです。できるだけ、さらっと南京事件として触れるようにしてます。虐殺をさけるのは純粋に漢字が難しいからです。

国家総動員法は「政府が議会の承認なく物資や人を戦争に投入できる」という内容の記述ができるようにしたいです。テキスト冒頭の金属を供与して武器にあてた話にもつながってきます。陶器の通貨や竹のランドセルは入試でも話題として出てきますね。
植民地に対しては「日本語・日本の歴史の教育を行い、戦争・工場に動員した」という話はします。強制性は判断が難しいので、私は深入りしません。個人的には、国内でも工場への動員があった以上、同様のことが行われていた考えるのは筋だと思いますが。

第二次世界大戦はドイツがポーランドに侵攻したことで始まったこと、ドイツの指導者ヒトラーがユダヤ人を迫害したこと辺りは触れます。アウシュビッツや杉原千畝は初めて授業をするときに触れる余裕があるかと言われれば微妙ですね。

太平洋戦争の起きた原因は「石油などの資源を求めて東南アジアに進出した結果、アメリカ・イギリスと対立した」という点に集約させて説明しています。そのため、1941年の開戦については、真珠湾だけではなく、マレー半島に侵攻したことも重要視しています。

ここからは、ある意味シンプルです。戦時中のくらしは学徒出陣と勤労動員が混同しやすいですが、言葉の意味を考えればわかるはずです。
そして、1945年です。東京大空襲→沖縄戦→ドイツ降伏→広島原爆→ソ連が満州に侵攻→長崎原爆→ポツダム宣言受諾(→国際連合成立)と、1年の中でとんでもない並び替え問題が成立します。まちがいなく、歴史の中で最重要年号でしょう。
沖縄戦では県民の5分の1が犠牲になったことは必ず触れます。今に続く沖縄基地問題の原点です。考え方はいろいろあると思いますが、まず知ることが大切です。
広島(8/6)・長崎(8/9)・敗戦(8/15)の日付は、大人になって知らなかったら恥をかく一般常識と言い切って教えています。なお、語呂合わせは「ハ(8)ム(6)食って吐(8)く(9)と合わせて(6+9=)15で敗戦」といっています。最後に下品になりましたが、語呂合わせは下品なほうが覚えるんですよ…。






入試に出る歴史上の人物 「ナポレオン」

重要
フランス革命後の混乱の中で急速に力を付けた軍人がナポレオンです。ナポレオンは皇帝になり周囲の諸国を武力で征服しましたが、フランス革命の自由・平等といった思想を各国に広める役割も果たしました。

時代:19世紀初め(江戸時代でいえば後半)


入試に出る歴史上の人物 「安藤昌益」

発展
「自然真営道」という書物で、身分制の武士中心の社会を否定し、人々が平等に農業を営む社会が理想であると説いた江戸時代の思想家が安藤昌益です。

教科書によっては掲載されているレベルの完全に定期試験向けの人物です。

読み:あんどうしょうえき
時代:江戸時代中期(18世紀半ば)


歴史基礎確認プリント 原始・古代編 

入試用の歴史基礎事項の確認プリントです。今回は原始・古代編です。

歴史基礎プリント原始・古代①
歴史基礎プリント原始・古代②

内容はほぼ対になっていて、①では人物名、②は語句を答える問題になっています。ぜひ、ご活用ください。今後、中世・近世・近現代と作成予定です。


並べ替え問題で考える平成史

2019年4月30日で平成が終わります。元号が変わるなどということは、当たり前ですがめったに起こることではないうえに、元号が変わることが決まっているというのは初めての経験です。そのため、2019年の入試では元号、上皇といったあたりに注目が集まるのは当然です。そして、平成が終わるということは、平成を振り返る問題というのも出題される可能性が高いです。今回は、平成に起きた出来事の並び替え問題を想定して、平成を振り返りたいと思います。

1.1989年ベルリンの壁崩壊・冷戦終結(マルタ会談)→1990年ドイツ統一→1991年ソ連解体
もともと、冷戦終結からソ連解体に至る並び替えは頻出の問題ですが、1989年は平成元年ですので、平成史に含まれます。1989年は消費税導入、天安門事件(なお、天安門事件は高校入試でしか出題可能性はないです)と忙しい1年です。

2.1991年湾岸戦争→1992年PKO協力法→2001年アメリカ同時多発テロ→2003年イラク戦争
湾岸戦争はイラクがクウェートに侵攻したのに対し、多国籍軍がイラクを攻撃した戦争です。大量破壊兵器があるという疑いをかけてアメリカ・イギリスがイラクに侵攻したのが、イラク戦争です。どちらもイラクが関連してくる戦争のため、混同が発生しやすい戦争です。しかし、出題する側(大人)にとっては明確に区別ができる印象深い出来事です。
また、湾岸戦争で人的支援が行えなかった日本が自衛隊の海外派遣に踏み切ったのがPKO協力法です。ここで、初めて自衛隊を派遣した国がカンボジアというのも定番です。

3.1995年阪神・淡路大震災→2011年東日本大震災
平成は大きな震災が2度も起きています。阪神・淡路大震災ではライフライン、ボランティア、活断層、液状化現象といった言葉が一般に使われるようになりました。東日本大震災以降、南海トラフという東海・東南海・南海の三連動地震に備える動きがでてきています。
なお、偶然にもこれらの震災ではともに自民党以外が内閣総理大臣のときに起きています。阪神・淡路大震災のときは自民党と連立を組んでいた社会党・村山富市内閣でした。高校入試では55年体制という語句も学習していますので、阪神・淡路大震災は、55年体制の崩壊(非自民の連立政権が発足)以降の出来事であることが出題される可能性があります。東日本大震災のときは民主党・菅直人内閣で、2009年の政権交代以降に東日本大震災が起きていることがわかります。

4.1992年地球サミット(国連環境開発会議)→1997年京都議定書→2015年パリ協定
平成は地球環境問題、特に地球温暖化が大きな問題として認識されるようになりました。「持続可能な開発」をスローガンにブラジル・リオデジャネイロで行われた地球サミットは気候変動枠組条約(地球温暖化防止条約)などが締結されました。京都議定書では先進国に温室効果ガスの削減を義務付け、パリ協定では発展途上国も含めて温室効果ガスを減らす努力をすることが決められています。

5.1998年長野オリンピック→2002年サッカー日韓ワールドカップ
最後は国内で開催された大規模なスポーツイベントの並び替えです。もっとも、この2つだけでは並び替えをするのは難しいので、地域で開催されたイベント(代表的な例は2005年愛知万博)を織り込むか、1964年東京オリンピック、1970年大阪万博を含んで並び替えにするあたりが妥当かと思います。

まとめると、冷戦終結流れからテロとの戦いの流れ、環境と災害といったところが平成史の狙われどころではないかと考えます。


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