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中高入試社会科で学習する用語に関する解説です。

入試に出る歴史上の人物 「モンテスキュー」

基本
18世紀のフランスの思想家で著書である「法の精神」で三権分立をとなえたのが、モンテスキューです。三権分立とは法律をつくる”立法”、政治を行う”行政”、裁判を行う”司法”に権力を分け均衡を図ることで、国民の人権を守り独裁を防ぐ仕組みです。

歴史でもフランス革命といった人権思想の発達に関する単元で登場しますが、その段階では重要度は重要レベルです。公民の学習で三権分立について学習する段階で重要度は上がります。そもそも、歴史・公民にまたがって登場するため、登場頻度が極めて高い人物です。

時代:18世紀(江戸時代中期)



入試に出る歴史上の人物 「マルコ・ポーロ」

重要
13世紀にアジア地方を旅し、それを「東方見聞録(世界の記述)」に記した人物がマルコ・ポーロです。中国は当時、元で皇帝フビライ・ハンにも会っています。日本のことを「黄金の国”ジパング”」と紹介し、後の大航海時代にも大きな影響を与えました。

ちなみに、「東方見聞録」という名称は日本での呼び名で、ヨーロッパでは「世界の記述」と呼ばれており、最近の教科書では東方見聞録はかっこ書きになっていることが多くなっています。

時代:13世紀後半(日本では鎌倉時代)



入試に出る歴史上の人物 「鴨長明」

標準
三大随筆の1つ「方丈記」の作者が鴨長明です。

鴨長明が生きていた12世紀末は、平治の乱にはじまり鎌倉幕府の成立と政治が混乱した時期に当てはまります。中高受験ではこの時期の文化について触れることはほとんどないため、鴨長明は掲載されている教科書もあれば、そうではないものもあります。国語の文学史で絶対に覚えるべき人物ですね。

読み:かものちょうめい
時代:平安末期・鎌倉初期(13世紀初め)


入試に出る歴史上の人物 「北条時政」

発展
鎌倉幕府をひらいた源頼朝の妻、北条政子の父で初代執権が北条時政です。

入試で北条時政の名前が出てくるときは、だいたい記号選択の問題です。たとえば、「御成敗式目を行った執権を次のア~エから選びなさい」といった問題で選択肢の1つとして登場するイメージですね。入試で名前を書かせる問題は見た記憶はありません。

読み:ほうじょうときまさ
時代:12世紀末(鎌倉時代前半)


入試に出る歴史上の人物 「市川団十郎」

標準
江戸時代に歌舞伎は庶民の芸能として人気を得ました。江戸歌舞伎の基礎を築いた役者として知られるのが市川団十郎です。

市川団十郎は入試ではほとんど出題されませんが、最近の教科書で名前は登場します。江戸歌舞伎が市川団十郎で、上方が坂田藤十郎と区別しておけば万全です。

読み:いちかわだんじゅうろう
時代:江戸時代前半(17世紀後半)


入試に出る歴史上の人物 「坂田藤十郎」

標準
歌舞伎は江戸時代に演劇として発達し庶民の人気を得ました。上方歌舞伎の始祖として知られた役者が坂田藤十郎です。ちなみに、上方とは大阪・京都を指します。

演劇は観阿弥・世阿弥を除くとそれほど入試で出題されているわけではありませんが、坂田藤十郎は中学校の教科書で登場しているので一定の注意が必要です。

読み:さかたとうじゅうろう
時代:江戸時代前半(17世紀前半)



入試に出る歴史上の人物 「チンギス・ハン」

重要
13世紀にモンゴルを統一し、ユーラシア大陸にまたがるモンゴル帝国をつくりあげたのがチンギス・ハンです。モンゴル帝国から分裂して中国に成立したのが元です。元寇のフビライ・ハンはチンギス・ハンの孫にあたります。

時代:13世紀初め(日本でいえば鎌倉時代前半)