「 歴史 」一覧

入試に出る都道府県 「広島県」


・地図中Aは県庁所在地で政令指定都市の広島市太田川の三角州に街がつくられている。市内にある府中町も含めて自動車工業がさかん。1945年8月6日に原子爆弾が投下された。原爆ドームが世界文化遺産。
・広島県と愛媛県は瀬戸内しまなみ海道を通じて愛媛県とつながっている(尾道~今治ルート)。
・世界文化遺産で日本三景「安芸の宮島」といわれる厳島神社がある。


・広島県はかきの養殖が全国1位。


・伝統的工芸品の熊野筆が有名。


・地図中Bは呉市。軍港として栄え、現在でも造船業がさかん。

面積:8,479㎢(2019年)
人口:約281万人(2019年)


入試に出る歴史史料 「遣隋使」

国書には「日の昇るところの天子が、日の没するところの天子に書をおくります。ごきげんいがかですか」などと書かれていた。

古代を代表する歴史史料「遣隋使の派遣」です。資料そのものは「隋書倭国伝」に記載されていますが、そちらはほとんど出ません。出題されるポイントは以下の通りです。

・使節が派遣されたのは607年。年号そのものよりも冠位十二階・十七条の憲法の後というのがポイント)
・派遣を命じたのは聖徳太子で、使者は小野妹子
・相手国は隋
・狙いは大陸の優れた制度・文化を学ぶこと

少し難しめの内容としては、どちらも天子(皇帝)という立場で親書を出すことで「対等の立場での外交をしようとした」ことを記述問題で聞かれることがあります。

あと、「遣」も「隋」も間違えやすい漢字なので注意しましょう。

1つの資料で複数の知識が問える便利な史料です。それにしても、失礼な文面ですね。


入試に出る歴史史料 「憲法十七条(十七条の憲法)」

一 をとうとび、争うことのないようにしなさい。
一 仏教をあつく敬いなさい。
一 天皇の命令には従いなさい。


憲法十七条(十七条の憲法)は推古天皇の摂政を務めた聖徳太子を中心に604年に出されたものです。豪族に対して役人としての心構えを示しました。
飛鳥時代を代表する歴史史料の1つです。

「豪族に対して」というのがポイントで、正誤問題では「農民に対して出した」という誤りの選択肢がよく出題されます。
条文の穴埋め問題も出題されることがあます。下線部で引かれている部分ですね。

中学校の定期試験や、上位私立高入試だと、

一 あつく三宝を敬え。三宝は仏・法・僧なり
一 を承りては必ずつつしめ。

といった原本に近い難しい言葉で書かせる場合もありますね。

読み:けんぽうじゅうしちじょう(じゅうななじょうのけんぽう)


入試に出る歴史史料 「宋書倭国伝」

478年武は使者を派遣して次のように述べた。「私の国は中国からはるか遠くにあります。祖先は、自ら甲冑を着け、山川を駆け回り、休む暇なく全国を平定しました。(中略)しかし、私の使者が陛下のところに貢ぎ物を持っていくのを、高句麗が邪魔をします。高句麗を破ろうと思いますので、私に高い地位を与えてください。


5世紀に畿内を中心に勢力を伸ばしていたヤマト政権の大王が中国に贈った死者について書かれている資料です。宋書倭国伝という名称は覚える必要はありません。なお、宋書の宋は平安時代後期に中国にあった宋とは別の国です。

倭王武は雄略天皇と推定されています。稲荷山古墳にワカタケル大王と刻まれた鉄剣が見つかっていますが。このワカタケル大王は雄略天皇ではないかといわれています。つまり、倭王武≒雄略天皇≒ワカタケル大王ということです。

この資料だけを使ってあれこれ問題をつくることはあまりありません。古墳時代ということが分かっていれば十分でしょう。

読み:そうしょわこくでん


入試に出る都道府県 「山口県」


・地図中Aは下関市。1185年壇ノ浦の戦いが行われ、平氏が滅亡した。1915年に日清戦争の講和条約である下関条約が結ばれた。ちなみに、下関市は県庁所在地の山口市より人口が多い。
・幕末に活躍した長州藩は山口県。木戸孝允・伊藤博文は長州藩出身。


・地図中Dは秋吉台。石灰岩でできたカルスト地形で知られる。


・地図中Bは宇部市、Cは山陽小野田市。セメント工業がさかん。なお、入試では両市の区別は特につかなくても大丈夫。高校入試では、セメント工業がさかんということは覚えておきたい。


・本州と九州の間には関門海峡が広がり、関門トンネルが通る。


・地図中Eは萩市。長州藩の城下町で知られ、伝統的工業品の萩焼で知られる。

現在の内閣総理大臣である安倍晋三首相は山口県出身で、山口県は日本で最も多くの内閣総理大臣を輩出した県です。
山口県は歴史で重要な役割を果たしたこともあって、意外と出題される都道府県ですね。

面積:約6,111㎢(2019年)
人口:約135万人(2019年)


入試に出る歴史史料 「魏志倭人伝」

以前、倭には100余りの国があったが、今では30ぐらいにまとまっている。

邪馬台国は、もとは男子が王であったが、国中で争いが続いた。そこで、国々の王が相談して、一人の女性を王にした。それが卑弥呼である。卑弥呼はまじないによって、人々を治めた。


間違いなく、入試における「原始時代史料」の最重要史料は魏志倭人伝です。資料の名前を答えなさいという問題も圧倒的に多いです。

この資料のポイントは
・3世紀の日本の様子を書いたものである。
・このころ、国の数が30にまとまっていること。
・邪馬台国という国があったことと、女王・卑弥呼の存在。

です。もう少し細かいところに行くと、
・卑弥呼はまじないによって国を治めたこと。卑弥呼は人前には姿を見せなかったこと。
・身分の違いがはっきりしていたこと。

といったことを正誤問題で聞いてくることもあります。

読み:ぎしわじんでん


入試に出る歴史史料 「後漢書東夷伝」

建武中元2年(57年)に倭の奴国が後漢に朝貢したので、光武帝は印綬をおくった。


1世紀ごろの中国の歴史について書かれた歴史書が「後漢書」東夷伝です(かぎかっこはあってもなくても正解になります)。奴国というクニの王が中国に使者をおくり、金印をもらったことが書かれています。

入試で出るポイントは次の通りです。
・当時の日本が「倭」とよばれていたこと。
・当時の中国は「後漢(小学生だと漢のみでよい場合もある)」。
・金印をもらった国が「奴国」
・金印に刻まれていた文字は「漢委奴国王」。「倭」ではなく「委」であることに注意。
・金印は志賀島(福岡県)で発見された。

思いのほか、入試で出題される要素が多い歴史史料です。志賀島は上位校での出題頻度が高いので注意。

読み:ごかんしょとういでん

 


入試に出る歴史史料 「漢書地理志」

楽浪郡の海の向こうに倭人がいるという。百余りの国に分かれている。定期的に楽浪郡に朝貢しているという。

紀元前1世紀の日本の様子について書かれた中国の歴史書が漢書地理志です。「漢書」地理志と書くことも多いですが、基本的にどれでも正解になります。

楽浪郡というのは朝鮮北部の拠点です。中学校の教科書ではだいたいこの時代の地図があり、楽浪郡の場所も書かれています。入試で聞かれることはないですが、定期試験ならあるかも。

入試で一番出題されるのは、このころ百余りの国に分かれていたという記載です。邪馬台国(3世紀)について記した魏志倭人伝では、30余りの国を支配したとあります。国の数が減っており、正誤問題でこの数字を入れ替えるといった内容が出題されます。

読み:かんしょちりし


入試に出る都道府県 「香川県」


・香川県は日本で最も面積の狭い都道府県である。
・地図中Aは県庁所在地の高松市。高松市は瀬戸内の気候について問う問題の代表的な例としてよく登場する。
瀬戸大橋は香川県と岡山県を結んでいる。


・香川県北部の讃岐平野は降水量が少ないことで有名で、古くからかんがいに備えて多くのため池がつくられた。現在は吉野川を水源とした香川用水を利用している。かつては小麦の生産が盛んで、小麦を原料としたうどんの生産がさかん。


・地図中Bは坂出市。瀬戸大橋は坂出を起点としている。造船業がさかん。
・地図中Cは小豆島。瀬戸内海で2番目に大きい島でオリーブの栽培がさかん。


・源平の戦いの1つである屋島の戦いが行われたのが現在の香川県である。

面積:1,876㎢(2019年)
人口:約95万人(2019年)


入試に出る都道府県 「高知県」


・地図中Aの高知平野ではなすなどの促成栽培が盛ん。


・伝統的工芸品の土佐和紙が有名。


・幕末に薩長同盟の仲介を行った坂本龍馬は土佐藩出身。自由党を結成した板垣退助も土佐藩。


・地図中Bは日本最後の清流と呼ばれる四万十川。


・地図中Cは足摺岬。Dは室戸岬。台風情報でよく名前が出てくる地名。

面積:約7,103㎢
人口:約70万人


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