「 歴史 」一覧

入試に出る都道府県 「鹿児島県」


・県中央部を火山灰地で有名なシラス台地でしめる。
・江戸時代に栽培の始まったさつまいもの生産が1位。
・畜産が盛ん。肉牛の飼育頭数2位。豚の飼育頭数は1位。肉用若鶏の飼育頭数は宮崎県と首位争いをしている。
・地図中Eは世界遺産に登録されている屋久島。縄文すぎ(屋久すぎ)と呼ばれる原生林が有名。
・地図中Fは種子島。1549年に鉄砲伝来。宇宙ロケットの発射基地がある。


地図中Dは桜島


地図中Aは県庁所在地の鹿児島市。九州新幹線の終点である鹿児島中央駅がある。


地図中C・Dは薩摩半島・大隅半島。半島をまとめた問題で登場します。

面積:9187㎢
人口:約160万人(2019年)


入試に出る川 「インダス川」


インド・パキスタンを流れる国際河川がインダス川です。古代文明の1つであるインダス文明が栄えた地域で地理よりも歴史で出題される川です。


西アジアはインドの西側で小麦など畑作、東側で稲作が盛んです。インダス川流域は小麦の栽培が盛んであることが地図問題で問われます。

インド周辺はインダス川とガンジス川を区別できるようにしましょう。地図でなんとなく、インダス川はカタカナの「イ」に見えないか、見よう!と授業では言います。

流域:インド・パキスタンなど


入試に出る法律 「民法」


日本の結婚や家族制度について規定した法律が民法です。明治時代は家長を中心とした家制度をとっていましたが、1947年に改正され、平等な家族制度を目指す現在の形になりました。

読み:みんぽう


入試に出る川 「ユーフラテス川・チグリス川」


西アジアを流れペルシャ湾へと注ぐ川がユーフラテス川・チグリス川です。古代文明の1つであるメソポタミア文明が栄えた地域として地理ではなく歴史で登場する川です。

2つの川は西から並べるとユーフラテス川・チグリス川の順番です。なお、2つの川の区別はつかなくても中学社会では大丈夫です。

流域:トルコ・シリア・イラク・イランなど


入試に出る都道府県 「沖縄県」



・地図中Aは県庁所在地の那覇市。漢字が難しい。
・日本最西端の地である与那国島がある。
・砂糖の原料となるさとうきびの生産が盛ん。最近ではマンゴーなども盛ん。
・室町時代に琉球王国が成立し、中継貿易により栄えた。その遺跡群は世界遺産。その居城は首里城
・1945年沖縄戦が行われ、1972年までアメリカの占領下にあった。現在も日本にあるアメリカ軍基地の7割が沖縄県に集中している。


・観光も盛んで、第3次産業の割合が高い。
・県内にある尖閣諸島は、領有権をめぐり中国と対立がおきている。


・台風の被害が多いため、古い家は平屋が多く屋根がわらをしっくいで塗り固め、周囲を森や壁で囲っていた。現在はコンクリート造りの家が多い。
また、大きな川がなく、水不足になりやすいため、給水タンクを持つ家が多い。


・沖縄周辺の海岸線はさんごしょうでおおわれている。
・地図中Bのアメリカ軍普天間飛行場が市街地にあり基地負担が問題になっている。地図中Cの辺野古への移設工事が行われているが、県と国の交渉が難航している。


・愛知県と並ぶ菊の生産地。

面積:2,280㎢
人口:約145万人(2019年)


百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録決定でどう入試に出題されるか?

日本最大の前方後円墳である大仙(大山)古墳を含む「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産に登録されることが決定しました。6月の時事問題対策では、正式決定ではないので時事問題で出題するのは早いと言ってきました。晴れて正式決定されたので、次の定期テスト並びに入試問題の時事問題の大きなテーマになりますね。
今回は、「百舌鳥・古市古墳群」が入試などでどのように出題されるか予測していきます。

前方後円墳最も、大仙古墳そのものがもともと最重要語句ですので、今更新たに覚えようねというものではありません。前方後円墳埴輪といった関連語句も同様です。
まず、確認しておきたいのは大仙古墳を含む百舌鳥古墳群が大阪府堺市にあることです。堺市は石油化学工業が盛んな港町で、戦国時代には商人の町として鉄砲生産が盛んでした。近畿地方で唯一の府県庁所在地ではない政令指定都市である堺市は入試で狙われやすい都市ですから、ここは堺市まで覚えておきたいところです。ちなみに、古市古墳群は羽曳野(はびきの)市・藤井寺市にあります。

大仙古墳は仁徳天皇の陵墓(皇族の墓)とされており、世界文化遺産の登録名は仁徳天皇陵古墳です。ただ、大仙古墳が仁徳天皇の墓であると確定できる材料が不足しているため、大仙古墳という呼び名が教科書では主流です(仁徳天皇陵はかっこ書き)。私も授業で教えるときは仁徳天皇陵ではなく大仙古墳で説明をしています。ですが今回、仁徳天皇陵古墳の名称で登録されたこともあり仁徳天皇陵という名称も押さえておいたほうがいいでしょう。
仁徳天皇は善政を行った天皇として名前が伝わっており、民家のかまどから炊飯の煙がでていないことをみて、租税を3年間免除したという記録がある人物です。

「百舌鳥・古市古墳群」という名称そのものはあまり出題されないと考えます。それは、単純に現在の教科書に掲載されていない語句だからです。世界遺産に登録された=入試にでるのではなく、それまでも入試で出題されていたものがより出題されやすくなるというのが私の見立てです。余裕があれば覚えておく程度でよいでしょう。
私が、あえて時事的にこのテーマで出題するなら「百舌鳥・古市」の読みを出題しますね。漢字で語句として出題するのはともかく、ニュースや時事用のテキストでこれらの名称は繰り返し登場しますから、読みだけ聞くというのはありだと思います。過去の出題では「辺野古」の読みを問う問題を見たことがあります。


澎湖諸島って出ないよね。

澎湖諸島(ほうこしょとう・ペンフーしょとう)は台湾の西にある島々です。

下関条約
第1条 清国は朝鮮の独立を認める。
第2条 遼東半島、澎湖諸島、台湾を日本に譲る。
第4条 賠償金として2億両(約3億円)を支払う。

澎湖諸島は、1895年に日清戦争の講和条約として結ばれた下関条約で日本の植民地になりました。下関条約は入試でも頻出で、内容も詳しく聞かれる条約です。ですが、澎湖諸島は出ないですね。現在は台湾の一部ですし、問題をつくるなら台湾が優先されるのは当然なのですけど、絶対に教科書で名前が載っている割にはテストでは出ない不思議な存在だなと思って取り上げました。

ちなみに、現在の澎湖諸島はなかなかの観光地になっているそうです。


中学入試プレイバック2019 「芝中学」

原始時代からの出題で多いのは、旧石器・縄文・弥生・古墳それぞれの時代の違いを答えさせる問題です。対策としては、まずそれぞれの時代に関するキーワードを覚えることから始まります。

弥生時代の社会のキーワードとしては、稲作とそれに関する石包丁・田げた・高床倉庫、金属器(鉄器・青銅器)とそれに関する銅鐸・銅鉾などがあげられます。稲作を行うようになったことで、定住生活が進みむらやくにが成立し、土地をめぐる争いにそなえ集落をほりで囲いました。

この問題では、まずdが除外されます。須恵器は古墳時代に渡来人によって伝わった技術で作られるようになった土器です。問題は残り3つ。bの貯蔵穴(ちょぞうけつ)はあまりテキストでは出てきません。正誤問題で知らない知識が出てきた場合、安易に正誤を判断するのではなく保留して他から考えることが大切です。

誤りはaです。石包丁の使い方は稲から稲穂を刈り取るために使われたと考えられています。石包丁についている2つの穴はひもを通して手で持つためのものです。石包丁に関する出題は意外と多く、昔その形状を絵で描かせる問題も見たことがあります。

答:エ


中学入試プレイバック2019 「慶應義塾湘南藤沢中等部」

蘭学についての知識を問う問題としては、わりとオーソドックスな問題です。誤っているのは3,4です。3は吉田松陰・松下村塾が誤りで、緒方洪庵・適塾が正しいです。4は国学のことなんで論外です。

今日お伝えしたいポイントは「学力アップのためには、誤りの問題が”どう”誤っているのかを知ることが大事」ということです。この問題でいえば、3は吉田松陰は長崎ではなく長州藩で松下村塾を開いたはずだと演習中に気が付く、もしくは吉田松陰は蘭学の人じゃないと気が付いて×を選べる人は多いと思います。この問題を答えるだけであれば、この知識で十分です。ただ、解説を見れば「長崎で緒方洪庵が適塾を開き、福沢諭吉ら多くの者がこの学問を学んだ」という正しい内容が掲載されているはずです。ここまで足を延ばして知識としていく姿勢を持つことが大事です。

ちなみに、解説に書かれているからと言って必ず覚えないといけないとは限りません。誤りであることが分かれば問題ないという問いもありますので、その辺りは担当者に確認することが大事です。この問題の場合、緒方洪庵までフォローしないといけないのはかなりの上位生のみです。

答:1.○ 2.○ 3.× 4.×


中学入試プレイバック2019 「学習院中等科」

前回の中学入試プレイバックで、学習院女子中等科は女子中のなかでは自由記述問題が多いと紹介しました。対して、学習院中等科は記述問題が少なく、空らんの適語補充問題が多いですね。

今回紹介する問題は答えは基本レベルです。ポイントは「居留地」「頭領」という文中のキーワードの意味が分かるかどうかです。特に、頭領ですね。
頭領…ある集団のかしら
これが分かっていないと(2)に人名が入るという確信が持てないんですよ。おそらくは意図的にこの言葉を選んで問題を作成したのだと思います。

徳川家康は外国との貿易に力を入れました。これについて、次の問いに答えなさい。(四谷大塚「予習シリーズ5年下)
(1) 貿易がさかんに行われた結果、東南アジアの各地につくられた町を何といいますか。
(2) シャム(現在のタイ)で活躍し、国王の信頼を得た日本人の名を答えなさい。

実は、紹介した入試問題と答えは全く同じです。表現を変えるだけ難易度を調整できる、いい例でしょう。ただ、「アユタヤ」は不要に難しくしていると思いますが。

答:(1)日本町 (2)山田長政


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