「 歴史 」一覧

入試に出る歴史上の人物 「足利義満」

基本足利義満
1392年、南北に分裂していた朝廷を一つにまとめ、南北朝時代を終わらせたのが室町幕府3代将軍の足利義満です。義満は中国の明と貿易を行いました(日明貿易)。その際、日本海で活動していた海賊である倭寇と正式な貿易船を区別するため勘合を利用したことから、勘合貿易ともよばれます。
義満が京都につくらせた別宅として知られるのが金閣です。

重要
足利義満は京都の室町に「花の御所」とよばれる邸宅をつくりました。室町幕府という名前の由来はここからきています。義満は能楽を文化の域まで大成させた観阿弥世阿弥親子を保護したことでも有名です。

標準
義満のころの文化を北山文化といい、室町時代中期以降の文化と区別をする場合があります。

注意金閣
一般的には「金閣寺」といいますが、これは正確ではありません。社会科では「金閣」と書かないと不正解になります。

上を見てのとおり、室町時代を代表する人物として政治・外交・文化と様々なジャンルに登場するのが、足利義満です。アニメ「一休さん」に登場する将軍さまはモデルが足利義満で、昔は授業の小ネタで使えたのですが、今や言っても生徒には全く通じません。

読み:あしかがよしみつ
時代:室町時代初期(14世紀末~15世紀初め)


入試に出る歴史上の人物 「足利尊氏」

基本足利尊氏
1338年征夷大将軍となり室町幕府をひらいたのが、足利尊氏です。その際、建武の新政を行っていた後醍醐天皇は吉野に逃れ南朝をひらき、南北朝時代となりました。

標準
鎌倉幕府の滅亡にあたっては、有力な御家人だった尊氏は後醍醐天皇に協力し、京都にあった幕府の拠点である六波羅探題を攻撃しました。

読み:あしかがたかうじ
時代:鎌倉時代末期~室町時代初期(14世紀前半)


入試に出る歴史上の人物 「後醍醐天皇」

基本後醍醐天皇
1333年鎌倉幕府を滅亡させ、翌年から建武の新政を行ったのが、後醍醐天皇です。

重要
建武の新政は天皇中心の政治(天皇親政)でしたが、天皇・公家中心の政治だったため、恩賞の少なかった武士の不満がたまりました。

基本
武士の不満をまとめた足利尊氏が室町幕府を開くと後醍醐天皇は京都を逃れ、京都に幕府方の北朝、奈良に後醍醐天皇方の南朝という2つの朝廷がある南北朝時代(南北朝の内乱・争乱)となりました。


京都を逃れた後醍醐天皇が拠点を作ったのが奈良の吉野です。

後醍醐天皇は漢字が難しいので練習が必要です。「だい」は題(だい)、「ご」は湖(こ)の音を表す部分が漢字に使われていると意識をすると書く順番のミスが防げます。

読み:ごだいごてんのう
時代:鎌倉時代末期~室町時代初期(14世紀前半)


入試に出る歴史上の人物 「吉田兼好(兼好法師)」

吉田兼好標準
三大随筆の一つとされる「徒然草」の作者が吉田兼好です。

吉田兼好は鎌倉末期から室町初期にかけて生きた人物で、下の時代区分では「鎌倉時代末期」としましたが、鎌倉時代の人物とも室町時代の人物ともいえます。そのためか、イメージほど入試では登場しない人物です。国語では兼好法師という呼ぶ名を使うことがほとんどで、国語の文学史ではもちろん最重要人物です。

時代:鎌倉時代末期(14世紀前半)
読み:よしだけんこう(けんこうほうし)


入試に出る歴史上の人物 「運慶・快慶」

基本
鎌倉時代にできた東大寺南大門にある金剛力士像をつくったのが、運慶快慶です。2人ははいわゆる兄弟弟子の関係にあたります。
東大寺南大門金剛力士像は、鎌倉時代の力強い文化を象徴する作品としてよく写真資料で出題されます。

注意
なお、運慶と快慶を識別する問題は出題されないので、安心してください。「東大寺南大門金剛力士像の作者を答えなさい」という問題が出題された場合、特に指示がなければ、運慶・快慶どちらを書いても正解になるはずです(ただし、「2人答えなさい」という指定が入ることが多いです)。

読み:うんけい・かいけい
時代:鎌倉時代前半(13世紀前半)


入試に出る歴史上の人物 「阿倍仲麻呂」

遣唐使船
遣唐使として唐に派遣され、そのまま唐で役人となり一生を終えたことで知られるのが、阿倍仲麻呂です。自分の故郷を懐かしんだ「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」という歌が史料問題で出題されます。

読み:あべのなかまろ
時代:奈良時代(8世紀前半)


入試に出る歴史上の人物 「道元」

標準座禅
より、座禅によって悟りを開く曹洞宗を日本に伝えたのが道元です。


幕府とのつながりを深めた臨済宗に比べて、曹洞宗は一切の権力に近づかず修行に専念しました。この違いだけで問題を答えさせることは、ほぼありませんが、この違いは覚えておいて損はないでしょう。

読み:どうげん
時代:鎌倉前半(13世紀前半)


入試に出る歴史上の人物 「栄西」

標準座禅
から、座禅により悟りを開こうとする臨済宗を日本に伝えたのが栄西です。


栄西は宋から茶の種を日本に持ち帰り、喫茶の習慣をつくるきっかけとなった人物です。臨済宗は同じ禅宗の曹洞宗と比べて、鎌倉幕府に近い立場で活動したことも知っておいて損はありません。

読み:えいさい
時代:鎌倉前半(12世紀末)


入試に出る歴史上の人物 「日蓮」

読み:にちれん身延山久遠寺
時代:鎌倉中期(13世紀半ば)

標準
「南無妙法蓮華経」と題目を唱えることで、仏の心を信じる宗派が日蓮宗(法華宗)で開祖とされるのが日蓮です。
日蓮の「蓮」の字のしんにょう部分の点は本来は2つ付けますが、一般的には通常のしんにょうで正解になります。

いわゆる鎌倉新仏教は法然・最澄・一遍と名前と宗派が立て続けに登場するので、生徒たちはゲンナリしがち。名前と宗派が一緒という日蓮は「一緒だから覚えるのが楽だね~」というちょっとした癒しですね。



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