入試に出る歴史上の人物 「湯川秀樹」

標準
1949年日本人として初めてノーベル賞を受賞した物理学者が湯川秀樹です。

日本人でノーベル賞を受賞した人物がでた年には出題率が上昇する人物です。物理学賞で受賞というのが意外と出題されるポイントです。

読み:ゆかわひでき
時代:昭和(20世紀半ば)

 


入試に出る歴史上の人物 「マッカーサー」

基本
太平洋戦争後、日本の占領下政策を進めた連合国軍総司令部(GHQ)の最高司令官がマッカーサーです。

入試での出題頻度は極めて高い人物です。ただ、出題のされ方はほぼ決まっているので対応しやすい人物ではあります。

時代:昭和戦後(20世紀半ば)


入試に出る歴史上の人物 「毛沢東」

重要
1921年に結成された中国共産党の中心人物が毛沢東です。1937年におきた日中戦争では対立していた中国国民党蔣介石と和解し、抗日民族統一戦線を結成しました。
戦争終結後、内戦が再発しました。これに勝利した毛沢東は1949年中華人民共和国を建国しました。

読み:もうたくとう(マオツォトン)
時代:20世紀前半(日本では昭和戦中戦後)


入試に出る歴史上の人物 「アンネ・フランク」

標準
ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害からの潜伏生活をつづった「アンネの日記」の作者がアンネ・フランクです。

正直なところ、「アンネの日記」という名前を出さず「アンネ・フランク」を答えにする問題は中学校の定期テストレベルならともかく、入試では出題されません。アンネの話からユダヤ人かアウシュビッツ強制収容所の話へ問題を持っていくほうが受験社会としては一般的でしょう。

時代:20世紀半ば(日本でいえば昭和戦前)


入試に出る歴史上の人物 「東条英機」

標準
1941年太平洋戦争開戦時の内閣総理大臣が東条英機です。東条英機は戦後、極東国際軍事裁判(東京裁判)で死刑になっています。

「英機」という名前は書いて慣らさないと「秀樹」など間違えやすいので注意が必要です。

読み:とうじょうひでき
時代:昭和戦前(20世紀半ば)


入試に出る歴史上の人物 「スターリン」

標準
第二次世界大戦時のソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)の指導者がスターリンです。スターリンは強権的な政治手法で、五ヵ年計画とよばれる計画経済を推し進めました。

ソ連は五ヵ年計画を行っていたことと、ロシア革命以降他国との交流が減少していたことなどで世界恐慌の影響を受けなかったというのは記述で出題される内容です。

時代:20世紀半ば(昭和戦中戦後)


入試に出る歴史上の人物 「杉原千畝」

応用
第二次世界大戦中、東ヨーロッパのリトアニアの外交官として活動し、ナチス・ドイツの迫害から逃れてきたユダヤ人たちに通過査証(ビザ)を発行し、多くの命を救ったことで知られるのが杉原千畝です。

塾では初めて第二次世界大戦を学習するときは触れませんが、復習で演習するなどの際に必ず触れる人物です。

読み:すぎはらちうね
時代:昭和(20世紀半ば)

 




予習シリーズ社会解説 「5年下第1回 旧石器時代・縄文時代・弥生時代」

5年生は夏休みまで続いた地理の学習が終わり、歴史の学習に入ります。歴史の授業で気を付けないといけないことは「歴史は生徒によって授業が始まる前の段階で学力に関係なく知っている度合いに差がある」ということです。歴史に全く初めて触れる子どももいれば、歴史マンガなどを読んでいろいろ知っている子どもと大きな違いがあります。学力が低い生徒でも歴史は好きということも多々あります。
割と自分の持って居る歴史知識を喋りたい子どもは多いですが、断片的に知識を持っていてもうまく説明できるわけではないので、塾講師としては適度に打ち切らせることも必要です。

歴史の学習はまず「歴史のものさし」を確認するところから始まります。つまり、西暦・元号・世紀の3つです。ここでは、世紀が重要です。世紀は
1~100年…1世紀
101~200年…2世紀
ということを話したうえで、千百の位の数字に+1したものが世紀になるという説明をします。701年なら8世紀、1867年なら19世紀といった具合です。このあと、具体的な年号を出して発問をします。
この中で必ず聞く年号は「1600年」です。印象付けのために授業の中で間違えることを前提にする発問というのがたまにありますが、これはその1つです。世紀を答える場合、下2ケタが00の場合は千百のくらいの数字に+1をしません。1600年は16世紀です。この発問をする対象生徒はクラスの中でも比較的賢い生徒にします。一瞬迷いがあって、16世紀と答える生徒は大体勘がいいですね。
歴史の最初のテストでは何世紀かを答えさせる問題が出題されますが、出題率が最も高いのがこの1600年です。下2ケタが00のうち、1600年は関ケ原の戦いがおきた年として重要な年号だからです。

おまけですが、定番のネタとして「じゃあ、2112年は何世紀?」と発問します。正解は22世紀ですが、ここでさらに「では、2112年9月3日は何の日?」と聞きます。子どもたちはえっ!?となると、こっちのものです。正解は「ドラえもんの誕生日」です。ついでに、ドラえもんの身長・体重・胸囲が129.3cm(kg)というと確実に笑いが取れます。

旧石器時代から弥生時代は覚える内容はそれほど多くありません。重要なことは、各時代の名前と特徴、そして遺跡の名前と場所を覚えることです。表にするとこうなります。

時代名 特徴 遺跡名
旧石器時代 打製石器 岩宿遺跡(群馬県)
縄文時代 縄文土器、狩りや採集 三内丸山遺跡(青森県)
大森貝塚(東京都)
弥生時代 弥生土器、稲作と金属器
ムラやクニの発生と土地をめぐる争い
登呂遺跡(静岡県)
吉野ケ里遺跡(佐賀県)

遺跡は必ず都道府県まで覚える必要があります。授業では「群馬県で生産がさかんな高原野菜って何だっけ?」といったように地理の発問をいれるようにしてますね。

後半では中国の歴史書から見た日本について記述があります。この辺りになると漢字も多く少し難しいところですが、日本と中国の同時代史(卑弥呼のころの中国の国名は?といった問題)は頻出なので、必ず触れます。ここのポイントは、金印に刻まれている文字が「委奴国王」なので中国は(後)漢、卑弥呼のことについて書かれている歴史書は志倭人伝だから魏と別の知識と関連付けさせる作業です。関連付けさせても、できない生徒は多いのでそこは何回も学習する中で定着していくものと割り切っています。