概要
中学入試社会科で登場する歴史上の人物のうち、古代・中世の重要人物25人を一問一答形式で確認できるプリントを配布いたします。右の画像をクリックしていただければPDF画面になりますので、印刷などしてご活用いただければ幸いです。
個人用だけでなく、学習塾等で補習などで自由にご利用いただけます。塾でも使いやすいように、「社会科の歩き方」が作成したという表記は、プリント左上のロゴのみにとどめています。
画面最下部では、問題の順番を変更したプリントを有料販売しておりますので、再テストなどでご活用ください。
収録されている歴史上の人物の解説
解説部分の説明
今回収録されている内容について解説をしています。解説内容は随時更新しております。文章につけてあるマークの意味は以下の通りです。
太字……重要語句です
赤のアンダーライン……プラスアルファで覚えておきたい内容です。
青のアンダーライン……記述問題で出題されやすい内容や注意しておきたい内容です。
孔子
春秋・戦国時代の中国で親子・兄弟などの秩序を重んじ、道徳を中心とする政治を説いたのが孔子です。孔子の教えは儒教とよばれ、弟子たちが孔子の教えとしてまとめたのが「論語」です。
孔子の教えは日本・朝鮮半島をはじめ東アジアの文化に大きな影響を与えました。儒学は儒教を学問としてまとめたものです。社会科としては孔子の考えは儒教、江戸時代に幕府に保護された学問が儒学と区別しておくのが無難です。
シャカ
紀元前6世紀ごろ、インドで仏教を開いたとされるのがシャカ(ゴータマ・シッダールタ)です。仏教は発祥の地であるインドではヒンドゥー教に取って代わられましたが、日本や中国などアジア各地に広まり定着しました。
ワカタケル大王
中国の歴史書「宋書」倭国伝に朝鮮半島の支配権を求めて使者をおこった「倭王武」がワカタケル大王です。日本書紀などで登場する雄略天皇がワカタケルではないかと推測されています。
埼玉の稲荷山古墳と熊本県の江田船山古墳でワカタケル大王の名前が刻まれた鉄剣が発見されており、大和王権の勢力が関東地方から九州まで広がっていたことがわかる重要な情報です。
ムハンマド
7世紀に中東のアラビア半島でイスラム教をひらいたのがムハンマドです。ムハンマドが言ったことなどを弟子たちがまとめたイスラム教の聖典がコーランです。ムハンマドが直接コーランを書いたわけではないのは注意が必要です。
最近の入試ではイスラム教関連の出題は多く、豚肉を食べない、断食月がある、サウジアラビアにある聖地メッカに対して1日5回礼拝するといった知識も良く出題されます。ムハンマドはマホメットと表記される場合もありますが、ムハンマドと表記するほうが良いそうです。
アテルイ
平安時代、東北地方に遠征した坂上田村麻呂と争った蝦夷のリーダーがアテルイです。
練習用プリントの販売
上記プリントの問題順を入れ替えたプリントを販売いたします。再度の練習などにご活用ください。
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