「 みかん 」一覧

入試に出る都道府県 「和歌山県」


みかんの生産が日本一。段々畑が広がる。


・地図中Bは紀ノ川
・真言宗総本山の高野山金剛峰寺がある。また、三重県・奈良県にまたがる一帯が「紀伊山地(地図中C)の霊場と参詣道」が世界文化遺産。熊野古道ともよばれる。


・江戸時代、幕藩体制を指させた親藩の中でも最も格の高いとされた御三家の1つが紀州である。8代将軍徳川吉宗は紀州の出身である。


・地図中Aは県庁所在地の和歌山市。鉄鋼業が盛んである。
・和歌山県は柿・うめの生産も日本一である。


・ナショナルトラスト運動の代表例として知られる天神崎がある。

面積:4,724㎢(2019年)
人口:約92万人



入試に出る川 「紀ノ川」


奈良県南部の吉野地方から和歌山県北部を流れる川が紀ノ川です。
上流の吉野地方では吉野川と呼ばれます。人工の三大美林である吉野すぎが有名です。歴史では南北朝時代に後醍醐天皇が軟調を開いた場所として知られます。

流域ではみかんのほかにも柿・うめの生産も盛んです。河口にある和歌山市は鉄鋼業がさかんです。

なお、国土地理院の地図では「紀ノ川」、河川の法律では「紀の川」と表記されます。教科書では「紀ノ川」の表記が主流なので、こちらで書いたほうが無難です。

読み:きのかわ
流域:奈良県→和歌山県


果実産出額の多い市町村ベスト20

今回は、果物の産出が多い市町村ランキングです。果物は産出が多い都道府県がある程度集中している傾向がありますが、市町村別にみるとどうでしょうか。

果実の産出の多い市町村(2016年 単位は千万円)

順位 都道府県 市町村 データ 種類
1 青森県 弘前市 3,692 りんご
2 静岡県 浜松市 1,772 温州みかん
3 山梨県 笛吹市 1,744 ぶどう・もも
4 山形県 東根市 1,405 おうとう
5 山形県 天童市 1,293 おうとう
6 和歌山県 紀の川市 1,243 もも・かき
7 愛媛県 八幡浜市 1,177 温州みかん
8 山梨県 甲州市 1,165 ぶどう・もも
9 福島県 福島市 1,107 もも
10 和歌山県  有田川町 1,029 温州みかん
11 愛媛県 宇和島市 1,025 温州みかん
12 山梨県 山梨市 922 ぶどう
13 山梨県 南アルプス市 847 ぶどう
14 和歌山県  田辺市 833 うめ・温州みかん
15 長野県 長野市 831 もも
16 愛媛県 松山市 737 その他柑橘類
17 青森県 平川市 703 りんご
18 熊本県 熊本市 702 温州みかん
19 和歌山県 海南市 688 温州みかん
20 奈良県 五條市 671 かき

1位は青森県・津軽平野の弘前市でした。2位以下にダブルスコアを付け思った以上に圧倒的な1位です。りんごの作付け面積上位5位は全て青森県ですが、その中でもダントツであることがわかります。

都道府県別ではみかん(今回は温州みかんというくくりです)上位の和歌山・愛媛を抑え、静岡県の浜松市2位はちょっと意外でした。ただ、浜松市の面積は政令指定都市1位、全体でも2位と広大です。その面積がものを言った部分もあるかもしれません。
温州みかんは他にも興味深い部分があって、まず和歌山県のなかでも紀の川市は上位ではないこと。紀ノ川周辺でみかんの栽培がさかんといつも言ってきたのに紀の川市ではみかんよりも、もものほうが上位という思わぬ結果でした(最も、紀の川市はもものマスコットキャラクターがいるぐらいPRしているのですが)。
それと、今回もそれぞれのちいきでさかんな作物は、金額ベースのものがないので作付け面積で判断をしているのですが、温州みかんは一部の市町村でデータがなかったため経営体数で判断しています。

最後に、地味に20位で奈良県・五條市が入っています。五條市はかきの生産が日本一です。


中学入試プレイバック2019 「ラ・サール中学」

なかなかいやらしく都道府県を説明した問題です。

Aは2つ政令指定都市があると説明されていますので、選択肢は2つ以上政令指定都市のある神奈川・静岡・大阪・福岡に限られます。神奈川県の川崎と横浜、大阪府の大阪・堺は南北に接しているので、当てはまりません。福岡県の北九州と福岡は北九州が県東部、福岡が西部にあるので逆です。

静岡県は浜松が県西部に、静岡が県東部にあります。自動車工業が盛んということも当てはまるので、Aは静岡県とわかります。ということはAの空らんに当てはまるのは「ピアノ」になります。楽器といえば浜松ですが、現在浜松市にあったピアノ工場の大半は周辺の都市や海外に移転しています。

Bはやや難解です。ポイントは製紙パルプ業が盛んだということです。製紙パルプ業といえば、静岡県富士市が定番ですが、静岡県はAなので違います。あと、製紙パルプ業の都市というと北海道苫小牧市ですが、文章から違うのは明らかです。製紙・パルプ業の生産が静岡県に次いで愛媛県が2位ということを知っていれば一発ですが、じゃあ愛媛県の製紙パルプ業の都市はどこと言われて答えられる受験生はほぼいないです(四国中央市)。愛媛県と製紙・パルプ業を関連付けする要素が少ない分なかなか思い出しにくいと思われます。むしろ、造船業が盛んな都市から、長崎・佐世保・神戸・呉(ちなみに呉は問題の別の部分で登場しています)・今治…今治のタオルだ!と思いついて答えるほうが楽でしょう。なお、文中に出てくる銅山は別子銅山で県東部の都市は新居浜市です。

なかなか文章の説明でひねりを入れた問題だなと思って見ていたのですが、その先にある問題で脱力しました。

こんなの、みかん確定じゃん。B愛媛、A静岡確定じゃん。途中の問題が別の問題のヒントになることはよくあるのですが、ラ・サール中ほどの難関中がこんな見え見えのヒントを出してはダメです。せっかく文章から推論をたてる問題をつくっておきながら、この表1つでぶち壊しです。

他にも全体的にリード文と設問が浮いている問題が多く、どうもここ数年ラ・サール中の問題は「難関校の問題としては」首をかしげる問題が多いですね。


予習シリーズ社会解説 「4年上第13回 野菜とくだものづくり」

社会科で野菜づくりといえば
促成栽培…冬でも暖かい気候を生かして普通より早い時期に栽培する。
高知県のなす、宮崎県のピーマンが有名
高冷地農業…夏でも涼しい気候を生かして葉野菜を栽培する。
長野県・野辺山原のはくさい、群馬県・嬬恋村のキャベツ
近郊農業…大都市に近い地域で、時期に合わせた作物を栽培する。
千葉県・茨城県などでとくにさかん
という3種類に分けることができます。この3パターンはこれからも定番で登場します。
また、時期をずらして栽培を行う理由は「ほかの時期をでとれない時期に生産することで高い値段で出荷できる」、促成栽培の利点は「消費地に近いので新鮮なまま運べ輸送費もかからない」という記述問題も定番と言えるでしょう。

76ページ下には東京に出荷される月別の産地がわかるグラフがあります。ここからは、時期によって産地を選んで入荷していることを読み取りたいです。テストでは夏の産地が空らんで群馬県と答えさせる問題もありそうです。

次に野菜・くだもののおもな産地が地図で示されています。
野菜では上で紹介したものに加えて、北海道のたまねぎ、愛知県のキャベツを覚えておきたいです。ちなみに、千葉県・茨城県は多様な作物で上位に顔を出しすぎるので、特定の作物を覚える必要性は薄いです。

くだものの中ではみかんが長年生産量1位を続けてきました。しかし、近年では消費者がいろんなくだものを食べるようになったこと、オレンジなどのライバルが多いことからみかんの生産量は減少しており、年度によってはりんごに負ける年もあります。

1位 2位
みかん 和歌山 愛媛
りんご 青森 長野
ぶどう 山梨 長野
もも 山梨 福島
おうとう 山形

くだものは出題方法がはっきりしているので確実に点数にしていきたいところです。


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