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ラグビーワールドカップ2019に出場する国と地域 その2

今回はラグビーワールドカップに出場する国と地域を紹介する第2弾です。プールBのチームを紹介します。

ニュージーランド

ニュージーランドのラグビーといえば優勝3回、「オールブラックス」と評されるラグビー大国です。オセアニアの島国で日本列島と同じ環太平洋造山帯に含まれます。羊の飼育が盛んで、人口数より羊の数が多いといわれます。
ニュージーランドはかつてイギリスの植民地で今でもイギリス連邦の1つです。ニュージーランドの先住民をマオリで、高校入試で比較的出題されます。

南アフリカ共和国

アフリカの最南部に位置する国で金などレアメタルの産出が豊富な国です。かつては、黒人を隔離するアパルトヘイトが実施されていましたが1994年に撤廃されました。

イタリア

EUの中心国の1つでサミットにも参加しています。首都はローマです。ローマの中に世界で一番小さい国であるバチカン市国があります。夏に乾燥する地中海性気候を生かしたぶどう(世界2位)・オリーブ(世界3位)の栽培が盛んです。北部と南部の経済格差が大きいといわれることがあります。
歴史的には第1次世界大戦では三国同盟の1か国であったこと(ただし、大戦では連合国側)と1940年に日独伊三国同盟を結んだことが出題されます。

ナミビア

アフリカ南西部にある国です。入試で出題される要素は特にありません。

カナダ

北アメリカ大陸にある世界で2番目に面積が広い国です。サミット参加国の1つです。首都はオタワですがあまり入試では聞かれません。日本に対しては、木材(1位)、小麦(2位)の輸入相手国です。
公用語は英語とフランス語です。ケベック州は特にフランス系の住民が多いことが私立高校入試で聞かれることがあります。

 


ラグビーワールドカップ2019に出場する国と地域 その1

9/20~11/2のスケジュールでラグビーワールドカップが日本で開催されます。以前、サッカーワールドカップのときに、出場国で入試に出題される内容を紹介したことがありました。今回はラグビー編です。まずは、日本も含まれるプール1から。

アイルランド

アイルランドはヨーロッパの島国です。EU加盟国で、イギリスと一部国境を接していてかつては領土をめぐる対立がありました。イギリスのEU離脱に関して、アイルランドの国境問題は1つの重要な要素になっています。なお、ラグビーではイギリス領である北アイルランドもアイルランドチームとして所属しています。
入試で出題される要素はほとんどありませんが、アイルランド音楽は現在のポップスに大きな影響を与えており、実は生活に身近な国です。

スコットランド

イギリスは正式には「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」です。そのグレートブリテンもイングランド・スコットランド・ウェールズに分けることができます。ラグビーの葉小国であるイギリスはサッカー同様、国単位ではなく地域単位でワールドカップに参加しています。
スコットランドはイギリス北部の地域で、長年独立に関する意見対立があり、独立に関する住民投票も実施されたことがあります。

ロシア

いうまでもなく面積が世界最大の国です。人口も1億人以上あり、上位に入ります。首都はモスクワで現在の大統領はプーチン氏です。地形ではアジアとヨーロッパの境界にあたるウラル山脈があり、古期造山帯の代表格として意外と出題されます。現在のロシアは産油国として知られ、BRICSの1つです。
歴史的な日本のつながりは江戸時代後期に根室に来航し通商を求めたラクスマンに始まります。明治初期には、樺太千島交換条約を結び領土を確定させました。明治後半に朝鮮半島をめぐり対立し、日本に三国干渉を行いました。1904年に日露戦争が行われ、翌年ポーツマス条約を結びました。第1次世界大戦中の1917年にレーニンの指導の下、ロシア革命がおき世界初の社会主義国であるソビエト社会主義共和国連邦が成立します。日本は社会主義の伸張を抑えるべくシベリア出兵を行いました。計画経済をとっていたため世界恐慌の影響を受けなかったソ連はドイツと不可侵条約を結びますが、後にドイツがそれを破って交戦となります。日本とは、1941年日ソ中立条約を結びました。しかし、終戦直前にソ連側から一方的破棄され満州・南樺太に侵攻されます。
ソ連は戦後成立した国際連合の安全保障理事会では常任理事国となりました。1951年サンフランシスコの講和会議に参加していますが、ロシアは内容に不満だったため調印していません。1956年に日ソ共同宣言を行い、日本は国際連合に加盟できるようになりました。ただし、現在でも北方領土の問題は解決しておりません。アメリカとの政治上の対立である冷戦は1989年に終結しましたが、1991年ソ連は解体され、ロシアなど15か国に分離しました。

サモワ

オセアニアにある島国です。オセアニアの中ではポリネシアに含まれます。人口は20万人に満たない小さな国です。


入試に出るサッカーワールドカップ2018出場国(後編)

サッカーワールドカップ出場国で入試に出題されることを紹介する後半戦です。

E組

ブラジルは南米最大の人口と面積(ともに世界5位)を持つ国です。社会科でサッカーが盛んと書かれていたら大抵ブラジルですね。最大の人口を持つ都市はサンパウロですが、首都はブラジリアです。
世界最大の流域面積を持つアマゾン川を持つブラジルは、世界の中でも水力発電の割合が高いことで知られています。アマゾン川周辺の熱帯林のことをセルバといいます。
ブラジルの産業といえばコーヒーで、現在もコーヒーの生産・輸出は世界一ですが、経済の発展とともに輸出全体に占める割合は減少しています。日本にとっては鉄鉱石の輸入相手国第2位です。
20世紀初めに多くの日本人がブラジルに仕事を求め移住をしました。南米で日系人が最も多い国がブラジルで、現在多くの日系ブラジル人が日本の工場に仕事をしにきています。愛知・静岡・群馬といった工場の多い県で在日ブラジル人の割合が高くなっています。
1992年にはリオデジャネイロで地球サミットが開催されました。

スイスはEUに加盟していない永世中立国というのが最大のポイントです。地図で場所を確認しておきましょう。国際連盟の本部がジュネーブにありました。

セルビアはバルカン半島の国という程度は知っておいてよいでしょう。コスタリカは中米の国です。出題されるポイントは特にありません。

F組

韓国は日本から見た貿易額は中国・アメリカに次いで第3位の国です。首都はソウルで現在の大統領はムン・ジェイン(文在寅)氏です。
朝鮮半島の文字をハングルで、女性の民族衣装をチマ・チョゴリといいます。
隣国ということもあり、韓国(朝鮮半島)と日本の歴史的なつながりは深いです。古墳時代に朝鮮半島北部にあった高句麗とヤマト政権は戦ったと好太王碑に記録されています。6世紀には百済から仏教が伝わり、663年にはその百済を救援すべく新羅・唐と白村江の戦いを行い日本が敗れています。その後、新羅が朝鮮半島を統一しましたが、唐の滅亡にあわせて高麗に国が変わります。元寇では、元軍に従い日本と争いました。
減の滅亡に合わせて高麗も滅亡し新たに朝鮮が半島を統一します。豊臣秀吉の朝鮮侵略により関係が悪化しましたが、江戸幕府は対馬の宗氏を介して関係改善に努めます。江戸時代、唯一正式に国交を結んでいた国として将軍が代わるたびにお祝いの使者である朝鮮通信使が日本に訪れました。
明治時代になると日本は朝鮮半島に勢力を伸ばします。1875年の江華島事件をきっかけに不平等条約である日朝修好条規を押し付けました。1894年甲午農民戦争をきっかけに日清戦争がおこります。日露戦争で朝鮮半島の優越権を手にした日本は朝鮮統監府を置きます。初代統監である伊藤博文が暗殺された翌年である1910年韓国併合を行いました。1919年には反日の暴動である三・一独立運動がおきています。
第2次世界大戦後は韓国と北朝鮮に分裂し、1950年朝鮮戦争が起こります。現在の国境は北緯38度を基準に分けられているのは入試でもよく聞かれるポイントです。

ドイツはEUの中心国であり、人口はヨーロッパの中でも最大です。国土面積が日本より少しだけ少ない(約35.7万㎢)というのは中学校の教科書で触れられている知識です。首都はベルリンで、現在の首相はメルケル氏です。
フランスなども通る国際河川であるライン川沿岸にあるルール工業地域が有名です。日本にとっては自動車の輸入相手国第1位がドイツです。
歴史的なつながりといえば、まず大日本帝国憲法をつくるときに伊藤博文が留学した先がドイツです。君主県の強いドイツの憲法を参考にしたというのは記述の定番です。日清戦争が終わるとフランス・ロシアとともにリアオトン半島を清に返還するよう求める三国干渉を行っています。
第1次世界大戦では三国同盟の中心としてイギリス・フランスと対立。最終的に敗北し、ベルサイユ条約では多くの領土を失いました。その後、ナチスのヒトラーが台頭し、ポーランドへの侵攻をきっかけに第2次世界大戦が起こります。ユダヤ人への迫害が激化したのもこのときです。
敗戦後、ドイツは分断され首都ベルリンも東西に分けられます。1989年に、そのベルリンの壁が崩壊し、翌年に東西ドイツが統一され現在に至ります。

メキシコはアメリカとリオグランデ川をはさんで国境を接していることが、教科書に載っています。かつてはアステカ帝国という国が栄えたことも歴史で出題されます。

スウェーデンは首都のストックホルムで1972年国連人間環境会議が開催された国です。

G組

イングランドはイギリスの一部です。イギリスにはほかにもスコットランド・ウェールズ・北アイルランドという地域がありますが、歴史的な経緯からサッカーでは別々の組織として参加しています。スコットランドは、スペインのカタルーニャ地方と同様に独立運動が起きていることは知識として知っておいていいでしょう。本稿ではイギリスについて説明します。
イギリスとの首都はロンドンで本初子午線が通ります。首相はメイ氏です。フランスとの間にはドーバー海峡があり、ユーロトンネルでつながっています。北海油田があり、イギリスは産油国であるというのはポイントの1つです。イギリスはEUの加盟国ですが、国民投票で離脱をすることが決定しています。地域通貨であるユーロを使っていないのもポイントです。
イギリスは17世紀に市民革命(清教徒革命・名誉革命)、18世紀に産業革命と歴史的な大きな変化を最初に体験した国です。かつては「太陽の沈まぬ国」「世界の工場」と言われていました。
日本が日米修好通商条約を結んだあと、イギリスとも同様の条約を結んでいます。幕末、最大の貿易相手国はイギリスで生糸を輸出していました。生麦事件・薩英戦争をきっかけに薩摩藩とイギリスは接近しています。
1894年に領事裁判権の撤廃に最初に成功した相手がイギリスです。1902年には対露政策として日英同盟を結びます。第1次世界大戦では三国協商の中心国としてドイツと争いました。第2次世界大戦では大西洋憲章を発表、国際連合のもととなります。1941年、日本はイギリス植民地のマレー半島に侵攻し太平洋戦争がはじまりました。

ベルギーはオランダ・ルクセンブルクとともにベネルクス3国と言われる国です。首都ブリュッセルにはEUの本部があります。オランダの場所は基本知識ですので、その隣と覚えておきたいです。

パナマは中米の国で太平洋と大西洋をつなぐパナマ運河が有名です。チュニジアは北アフリカの国です。入試で出題だれることはまずありません。

H組

まず、日本は割愛します。ポーランドはヨーロッパの中央にある国です。1939年ドイツがポーランドに侵攻したことで第2次世界大戦がはじまりました。

コロンビアはコロンブスに名前が由来する南米の国です。セネガルはアフリカの国です。ともに、入試ではあまり見かけない国ですね。


入試に出るサッカーワールドカップ2018出場国(前編)

サッカーワールドカップもいよいよ決勝トーナメントです。入試ではワールドカップをリード文に問題を作成することが割とよくあります。もちろん、サッカーそのものを題材にするのではなく、あくまで問題をつくるときのマクラとして使用するということです。
今回は2回に分けて予選グループごとに出場国の入試で出題されるポイントを紹介します。

A組

まず、開催国ロシアから。いうまでもなく面積が世界最大の国です。人口も1億人以上あり、上位に入ります。首都はモスクワで現在の大統領はプーチン氏です。地形ではアジアとヨーロッパの境界にあたるウラル山脈があり、古期造山帯の代表格として意外と出題されます。現在のロシアは産油国として知られ、BRICSの1つです。
歴史的な日本のつながりは江戸時代後期に根室に来航し通商を求めたラクスマンに始まります。明治初期には、樺太千島交換条約を結び領土を確定させました。明治後半に朝鮮半島をめぐり対立し、日本に三国干渉を行いました。1904年に日露戦争が行われ、翌年ポーツマス条約を結びました。第1次世界大戦中の1917年にレーニンの指導の下、ロシア革命がおき世界初の社会主義国であるソビエト社会主義共和国連邦が成立します。日本は社会主義の伸張を抑えるべくシベリア出兵を行いました。計画経済をとっていたため世界恐慌の影響を受けなかったソ連はドイツと不可侵条約を結びますが、後にドイツがそれを破って交戦となります。日本とは、1941年日ソ中立条約を結びました。しかし、終戦直前にソ連側から一方的破棄され満州・南樺太に侵攻されます。
ソ連は戦後成立した国際連合の安全保障理事会では常任理事国となりました。1951年サンフランシスコの講和会議に参加していますが、ロシアは内容に不満だったため調印していません。1956年に日ソ共同宣言を行い、日本は国際連合に加盟できるようになりました。ただし、現在でも北方領土の問題は解決しておりません。アメリカとの政治上の対立である冷戦は1989年に終結しましたが、1991年ソ連は解体され、ロシアなど15か国に分離しました。

エジプトは世界で一番長いナイル川があり、古代文明の1つであるエジプト文明が栄えました。ピラミッドが有名です。スエズ運河を管理していることでも知られています。

サウジアラビアは日本にとって最大の石油の輸入相手国で、石油輸出国機構(OPEC)の中心酷です。首都はリヤドですが、入試では聖地メッカのほうが出題されます。サウジアラビアの国旗は、イスラム教の聖なる色である緑を下地に、コーランの一節などイスラム教のキーワードが盛り込まれ使われやすい国旗の1つです。

ウルグアイは特に出題される要素はありません。

B組

スペイン・ポルトガルは15世紀ごろから大航海時代とよばれるアジア・アフリカへの大規模な遠征を行っています。
スペインはコロンブスの航海を支援し、南アフリカに勢力を伸ばしました。中南米の国でスペイン語圏の国が多いのはその名残です。スペイン人であるフランシスコ・ザビエルが日本に1549年キリスト教を伝えました。現在、カタルーニャ地方の独立運動が強くなっており、私立高校入試であれば触れてもおかしくありません。
ポルトガルはアフリカに勢力を伸ばし、バスコ・ダ・ガマの航海を支援しています。1543年種子島に鉄砲を伝えたのは中国船に乗っていたポルトガル人です。
スペイン・ポルトガルと日本は戦国時代に南蛮貿易と呼ばれる貿易を行っていました。

イランは、中東のイスラム教国です。近隣にはイラク・サウジアラビアがあり、地図で場所は確認しておきたいところです。水鳥の生息地である湿地や干潟を保護するラムサール条約はイランで締結されました。

モロッコは特に出題される要素はありません。

C組

フランスはEUの中心国でEUの前身組織時代から参加している原加盟国です。首都はパリ、現在の大統領はマクロン氏です。ヨーロッパ最大の農業国で小麦の生産は世界有数です。また、エアバス社の中心国として航空機産業が盛んです。
歴史では1789年フランス革命が起こり、人権宣言が出されました。その後の混乱の中、ナポレオンが台頭します。第1次世界大戦では三国協商側として連合国で参加、勝利します。戦後、講和条約であるベルサイユ条約がフランスで結ばれました。
第2次世界大戦開戦後、ドイツによってフランスはいったん降伏しますが、英米の協力を得て最終的にはドイツに勝利しました。
2015年、地球温暖化対策の取り組みであるパリ協定が結ばれています。
日本の世界遺産である富岡製糸場はフランスの技術が導入されていました。

オーストラリアは唯一、1つの国で1つの大陸を占めている国です。経度は日本とほぼ同じのため、時差はありませんが南半球にあるため季節は逆です。中心都市はシドニーですが、首都はキャンベラです。かつては白豪主義という白人を優先する政策が行われていましたが、先住民であるアボリジニを含めた多文化主義に移行しつつあります。
オーストラリア内陸部の大半は乾燥帯で、牧羊がさかんです。オーストラリアは先進国ではありますが、貿易では資源の輸出が多く、石炭・鉄鉱石・羊毛は日本にとって最大の輸入相手国で、肉類・天然ガスも多く輸入しています。
元々、イギリスの植民地だったこともあり、イギリスとの貿易がさかんでしたが近年では日本、さらに経済的に台頭する中国との貿易がさかんです。

ペルーは南米の国で場所は覚えておきたいところです。かつてインカ帝国が栄え、世界遺産ともなっているマチュピチュは教科書にも掲載されていることが多いです。

デンマークは意外と出題されることはほとんどないです。

D組

ナイジェリアはアフリカ大陸唯一、人口が1億人を超える国です。ナイジェリアも流れる大河、ニジェール川はナイル川に次いでアフリカ大陸で出題される川です。

アイスランドクロアチアはそれほど出題される要素はありません。アイスランドはEUに加盟しておらず、逆にクロアチアは「ヨーロッパの火薬庫」バルカン半島にあり、最も新しくEUに加盟した国といったぐらいでしょうか。

アルゼンチンはラプラタ川流域に広がる草原地帯であるパンパが問われることがあります。小麦・大豆・とうもろこしの栽培が盛んな穀倉地帯です。せっかくなので、首都ブエノスアイレスは知っておきたいですね。


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