「 奥羽山脈 」一覧

入試に出る川 「北上川」



奥羽山脈北上高地をぬうようにして流れ、仙台平野から仙台湾へと注がれる川が北上川です。長さは日本で4位で、東北地方では一番長いです。
上流の岩手県盛岡市は伝統的工芸品の南部鉄器が有名で、河口の仙台湾はかきの養殖で知られています。また、世界文化遺産の中尊寺金色堂で知られる平泉も北上川流域にあります。

関連知識も多く、東北地方を代表する川として入試でも頻出の川です。

読み:きたかみがわ
流域:岩手県・宮城県


予習シリーズ社会解説 「4年下第9回 山と川がうみだす地形」

日本の国土の約4分の3が山地で、その山から流れる川は短く流れが急で、流れによって削られた土砂がつもってできた地形が広がっている。

というのが、この単元の要約でしょう。この単元では、多くの地形名が登場します。この回で登場している地形の名前はどれも基本で入試においてすべて覚えきることは当然ですが、それを4年生の段階でできるかというのは全く別問題です。

北アルプス山地に関しては、環太平洋造山帯という語句は子どもたちにとって補足説明が必要でしょう。「環」という字は「とりかこむ」という意味があります。太平洋を取り囲むように広がる山地が環太平洋造山帯です。小4だと「環」はもちろん太平洋が地球の中でどれだけ広がっているかを分かっていない場合もあるので、ぜひ世界地図で確認しておきたいですね。

山地・山脈のうち日高山脈・中国山地・四国山地・讃岐山脈・越後山脈は4年生の上半期で、飛騨山脈・木曽山脈・赤石山脈の日本アルプス、紀伊山地は「ふるさとじまん」で登場しています。ここで、大切なことは覚えているかどうかではなく、過去に学習したことと今学習していることはつながりがあるという認識を持たせることです。各単元ごとに毎回全く新しいことを学習していると思っていたら、覚えられるものも覚えきれません。
山地・山脈の中でこの回で覚えたいのはまず東北地方の奥羽山脈です。そして、日本アルプスのそれぞれの位置関係です。3つ山脈が並んでいるので、場所の区別が難しいと感じるかもしれませんが、4年生のテストで出題されるときはまず間違いなく3つの山脈が表示されていて順番で答えが出せるようになっています。西からでも東からでもいいですが順番で答えられるようにしましょう。

川・平野に関しては、扇状地三角州の混同が多発するので注意しましょう。この単元では図で見ることができるので、きちんと確認しておくことが大切です。
地形で初登場なのは、北海道の石狩川、東北の北上川・仙台平野あたりです。三大急流の球磨川・富士川・最上川も改めて説明しますね。

学習を深めるページでは地震についてが説明されています。液状化現象は子どもたちはなかなか知らないので、説明が必要です。それから、津波ですね。どうしても教える側は東日本大震災の記憶が鮮明に残っているので、「知ってるでしょ」と思いがちですが、現在小4の子たちは2011年は幼稚園・保育園です。知らなくて当たり前ですので、改めて説明する必要がありますし、地震が起きたときどうすべきか防災についても少し話しておきたいところです。入試でも出題されますし、社会科を教える以上、生きる上で必要な知識を教えていきたいものです。


予習シリーズ社会解説 「5年上第17回 東北地方」

東北地方最近の入試では言葉としては出てきませんが、「三大干拓地」と呼ばれるものがあります。九州北部の有明海、岡山県の児島湾、そして秋田県男鹿半島の付け根にある八郎潟です。八郎潟はかつては日本で2番目に広い湖でしたが、戦後に大規模な干拓が行われました。八郎潟にある大潟村は日本で最後に新設された地方自治体です(合併などで成立した市町村は除く)。大規模な稲作のために行われた干拓でできた大潟村ですが、成立間もなく減反政策が始まり、多くの農家で転作を余儀なくされています。
なお、大潟村は経線と緯線をそれぞれ10度ずつに区切った場合、日本で唯一陸地で交わるポイントです(北緯40度、東経140度)。予習シリーズのこの単元では掲載されていませんが、知識として覚えておくと地図の読み取りなどで便利なので、授業ではいつもこの段階で教えていますね。

関東平野が広がっていた関東地方と比べると、東北地方は出羽山地・奥羽山脈・北上高地(これらの並びを問う問題もよく出ますね)と、それによってできている多様な地形で成立しています。東北地方は、他の地域以上にそれらの地形と農業がセットで出題されやすいので合わせて覚えておくことがポイントです。

津軽平野…津軽半島・りんご・津軽ひば
陸奥湾…ほたて貝
秋田平野…稲作(あきたこまち)・秋田すぎ
庄内平野…稲作→三大急流の1つである最上川上流の山形盆地…おうとう
仙台平野…稲作→北上川と阿武隈川上流の福島盆地のもも

とこれだけで東北地方に関する知識をかなりフォローできます。
また、十和田湖・田沢湖・猪苗代湖と他の地域に比べて覚えておきたい湖が多いのも特徴です。

うって変わって、東北地方の工業で新たに覚えておくことはほとんどありません。ただ、東北地方は伝統工業で覚えるポイントは多いです。以前に学習しているところですが、あやふやな生徒が多いはずなので例年もう一度説明します(それをしても時間に余裕があるので)。

東北地方は新幹線の種類が多いのも特徴です。北海道・東北・秋田・山形新幹線と4つあります。やや上位向けの話ですが、ここで触れておきたいのは山形新幹線です。山形新幹線は福島駅で東北新幹線と分岐しています。分岐後、山形駅を通って終点は新庄駅です。ポイントとなるのは福島駅と山形駅の位置です。県庁所在地というのはなんとなく、その県の中央だったり海岸沿いだったりと思いがちです。しかし、山形市は県南部の内陸にありますし、福島市は県内北部の内陸にあります。こういった機会に確認しておきたいところです。

東北地方は面積2位の岩手県、3位の福島県をはじめ面積の広い県が多いことも確認しておきたいポイントです。


スポンサーリンク