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受験直前は難しいことをやらない

年も明け、受験シーズンが目の前です。この時期、中学受験と高校受験では様相が全く違います。
高校受験は学校の学年末テストがあり3学期の内申点が入試に反映される地域では、定期テスト対策もしなくてはいけません。2学期の内申点で評価されたり、入試の点数のみで勝負する形式の学校であっても、高校受験は受験対策に入れるタイミングが遅く、まだまだやるべきことだらけです。受験校の入試問題の演習が一通り終わっていない可能性も十分あるぐらいです。

それに対して、早い段階から受験を見据えた勉強のできる中学受験の場合、この時期よく聞かれるのが「やることがない」という声です。志望校の入試問題も終わり、塾からのテキストも終わってしまい、毎週のようにあった模試もない。嵐の前の静けさ、凪のような状態です。

受験直前の中学受験の鉄則は「難しい新しいことに手を出さないこと」です。この時期すべきことは、新しい問題を解いて学力を高めることではありません。大事なのは、いかに入試本番で自分の持っている力を100%近く発揮できるどうかです。ほとんどの小学6年生にとって受験本番は、これまでの人生の中で最も緊張する瞬間です。特に最初に受験する学校は、偏差値上どれだけ余裕があり、絶対に合格するという確信があっても緊張します。これは、小6という年齢を考えれば当然です。それにあたって必要なのは「できる」という自分を信じる気持ちです。最悪なのは、難しい問題を取り組んで「できない」と不安になることです。
そうすると、やるべきことはこれまで解いてきた問題のやり直しになります。ありきたりですが、これまでに受けた模試の問題で「正答率が高く、自分が間違えた問題」が最優先にやるべきことです。

受験直前といえば、理科・社会の暗記科目に力を入れることが定番です。ただし、現在の難関中学入試は暗記しただけでできるような問題ばかりではありません。理科・社会に目を向けすぎて、算数・国語がおろそかにならないように気を付けてください。出来るようになるには時間がかかりますが、忘れるのはあっという間です。

風邪をひかないようにするのは当然ですが、引くときは引きます。直前に風邪をひいて休まないといけないと思うと焦るのは当然ですが、引いてしまったときに落ち着いて行動しましょう。難しいとは思いますが「受験当日じゃなくてよかったね」と割り切りる気持ちが必要です。


授業延長はしない主義!

タイトルの通りですが、私は授業延長はしない主義です。理由はいくつかあります。

1.延長する先生は好かれない
子どもたちにとって、やはり授業は早く終わってほしいものです。授業終了時間がすぎても、平然と授業を続ける先生には「早く終わってよ!」と思うのも致し方ありません。子どもたちに時間を守れといっている先生が延長ばかりでは説得力に欠けます。

2.延長してもどうせ子どもたちは上の空
授業延長をして「いやぁ、子どもたちのために一生懸命授業したなぁ」という空気を出す講師がたまにいます。それをみるたびに、「どうせ最後のほうは時計ばかり見ていて上の空でしょ」と突っ込みたくてしょうがありません。算数・数学では最後の1問の解説で子どもたちの理解度が思いのほか低くて長引くことはありますが(これは一定仕方ないと思います)、残りの時間で演習→解説ができなさそうなら最初からやらない覚悟が必要です。

3.すぐに子どもたちを送り出せる体制を整えたい
かつて、校責任者をしていた時、授業終了後に電話や用事が入って手が取られることがよくありました。その時、他の一般職員が生徒の送り出しをせずのんびりやっていたとき、すごくイラっとしたんです。今、私は授業単位で契約する非常勤講師です。校責任者の気持ちに立って誰よりも先に生徒を誘導するようにしたいと常に思っています。まぁ、半分自分の立場を守るためのアピールですが。

このように授業延長をしていないのを定着させていて子どもたちもそれを把握している状態で、授業後半に生徒が「あと、何分?」とかをこっちに聞いてくるとムカッとしますね。「授業が終わったときに授業時間は終了する」と突き放して答えます。

ちなみに、授業延長しないように授業を進めるための重要なポイントは2つです。まず、授業が半分ぐらい経った時に、時間内に終わりそうか測ることです。もう1つは、残り時間があまりないにもかかわらず新しいことをやろうとしないことです。2つ目が意外とわかっていない先生が多いですね。

時間通りに授業を終えるのがスマートな塾講師です。


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