「 浮世絵 」一覧


入試に出る歴史上の人物 「東洲斎写楽」

発展
江戸時代、化政文化を代表する浮世絵師の1人で特に歌舞伎役者を題材にした作品で知られるのが東洲斎写楽です。

中学校の教科書に名前が登場しているので定期テストでは出題されますが、入試では東洲斎写楽に答えを限定する問題をつくるのが難しいこともあり、ほぼ出題されません。

名前:とうしゅうさいしゃらく
時代:江戸時代中期(18世紀末)


入試に出る歴史上の人物 「喜多川歌麿」

発展
化政文化期の浮世絵師で美人画で特に知られたのが喜多川歌麿です。

化政文化の浮世絵といえば、葛飾北斎・歌川広重がいるため、教科書には掲載されているものの定期テストでしかほぼ出題されない人物です。

読み:きたがわうたまろ
時代:18世紀末(江戸時代中期)


中学入試プレイバック2018 「海城中学」

中学入試はなぜかゴッホが好きですね。以前も「ひまわり」からゴッホを答えさせる問題も見たことがありますし、この問題もゴッホです。浮世絵が文化として成立していったのは江戸時代前期、鎖国(1639年ポルトガル船来航禁止)よりも後のことです。「見返り美人図」で有名な菱川師宣が活躍したのは17世紀後半のことです。

いや、本当は別の問題を紹介したかったんです。瀬戸内海を巡回して診療する船である済生丸をとりあげ、瀬戸大橋などの交通設備の普及で診療船の必要性は低下していることを本文で説明したうえで、船内の設備の資料や離島の人口ピラミッド、がんの早期発見が治療にどれだけ重要かというグラフを駆使して「高齢化が進む中で、高度な設備が必要で早期発見が重要ながんの検診に利用されている」という内容を200字以内で記述させる問題を紹介したかったんですが、データが多くて断念しました。

実のところ、入試問題を見てて最難関とよばれる学校は、それぞれすごいと思う問題を出題しているのですが、それを限られたスペースで紹介しきれないというジレンマはありますね。

答:ウ


入試に出る歴史上の人物 「歌川広重(安藤広重)」

重要
東海道五十三次江戸時代後半の文化である化政文化の中心人物で、浮世絵東海道五十三次」で知られるのが歌川広重(安藤広重)です。

ときどき「歌川なのか安藤なのか」と生徒から質問される人物です。入試においては、安藤広重でも歌川広重でも正解になります。ただ、最近の教科書の表記は歌川広重がメインになっており、こちらで覚えたほうがよさそうです。ウィキペディアによると安藤は広重の本姓で「安藤広重」という表記は本来、不適切らしいです。

広重だけではありませんが、この時代の浮世絵はヨーロッパの画壇に大きな影響を与えました。印象派を代表する画家であるゴッホが広重の作品を模写した絵が残されています。中学入試で、浮世絵のエピソードからゴッホを答えさせる問題が出題されたことがあるので注意が必要です。

安藤広重と葛飾北斎は化政文化・浮世絵という共通点があるので区別して覚える必要があります。私が生徒には「東海道と富士山、どっちが書かれている範囲が広い?東海道だろ。範囲が広重」と言っています。

読み:うたがわひろしげ(あんどうひろしげ)
時代:江戸時代後半(19世紀初め)

 


入試に出る歴史上の人物 「葛飾北斎」

重要
富嶽三十六景江戸後期の町人文化である化政文化を代表する人物で、浮世絵である「富嶽三十六景」で知られるのが葛飾北斎です。

入試で富嶽三十六景と書かせることはほとんどなく、一番多いのは右のように絵を見せて作者名を答えさせる問題が多いですね。いつもは著作権にできるだけ気を付けて画像は公式のサイトを別窓ではることが多いのですが、今回はこちらの画像を使用しました。ありがたいですね。

読み:かつしかほくさい
時代:江戸時代後半(19世紀初め)


入試に出る歴史上の人物 「菱川師宣」

重要
浮世絵江戸時代前半の元禄文化期に浮世絵を確立した人物として知られるのが菱川師宣です。代表作は「見返り美人図」です。

浮世絵といえば版画のイメージですが、実は見返り美人図は肉筆画です。見返り美人図は実際に博物館で見たことがあるのですが、意外なほど小さいです。東京国立美術館のデータによると縦63.0cm、横31.2cmなのでポスター程度のサイズです。教科書の史料を見ていると、もっと大きいサイズのイメージだったのが驚きでした。

読み:ひしかわもろのぶ
時代:江戸時代前半(17世紀後半)


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