「 渋渋 」一覧

中学入試プレイバック2018 「渋谷教育学園渋谷中」

きわめて個人的な話で恐縮ですが、私はかなりの甘党です。受験期になると、気を張るからなのか無性に甘いものが食べたくなります。特に、山崎製パンの「まるごと苺」と「雪苺娘」がお気に入りです。これらの商品がコンビニに並びだすのは、決まって年明けなんですよね。うすうす理由は分かっていたのですが、こうやって問題として取り上げられると理由がわかってうれしくなります。

高校受験では経済単元で価格における需要供給の関係を学習します。需要が増えれば価格が上がるのは当たり前です。中学受験でも、一度学習はしていますが、それほど深掘りをして勉強するわけではありません。個人的にはケーキも空らんの中に入れても答えられるのではないかと思いますが、これぐらいの難易度でちょうどいいのでしょう。

そういえば、最近苺の生産が多い都道府県を問う問題が増えている気がしますね。栃木県と福岡県が上位です。

ちなみに、ショートケーキなどで使用される苺でもっとも重要視されるのは、形そして日持ちすることと言われています。ケーキとしての見栄えが求められるということです。品種改良で味も改善されているとはいえ、苺を堪能したいのならば年明けに食べるのが一番のようです。

答:クリスマス


中学入試プレイバック2017 「渋谷教育学園渋谷中」

問 JICA(国際協力機構)は、海外の山岳地帯や離島など物資を運ぶことが困難で、発電や送電もできない地域に向けて、LEDと太陽光発電を組み合わせた照明器具を取り付け、明かりを灯す支援を行っています。なぜこのような地域で、発熱電球でなくLEDが利用されているのか、その利点を2つあげなさい。(2017年渋谷教育学園渋谷中・下線部はこちらで引きました)

渋谷教育学園渋谷中学校(渋渋)の登場です。渋渋は豊富な資料を使って、その資料から答えを導くのが基本的なスタイルです。今回紹介した問題はその中でも紹介しやすい問題を選んでみました。
この問題を出題上のポイントは問題に引いておいた下線部です。この下線部があることで問題の難易度を下げつつ、文章から思考することで答えを導き出しやすくしており、暗記問題化を防いでいます。

もし、この問題がこのようになっていたら、どうでしょうか。

問 JICA(国際協力機構)は、海外の山岳地帯や離島などで、LEDと太陽光発電を組み合わせた照明器具を取り付け、明かりを灯す支援を行っています。なぜこのような地域で、発熱電球でなくLEDが利用されているのか、その利点を2つあげなさい。

この文章だと、LEDの利点を自力で思い出さなくては答えが出てきません。つまり、LEDについて暗記したことを思い出す必要があります。それが、下線部があることで物資を運ぶことが困難→取り換えが大変→LEDは長時間使えるはずだから交換の負担が減る、という考え方ができるようになっています。また、発電や送電もできない→電気が貴重→LEDは省エネのはず→電力の負担が小さい、と答えを導き出せたら正解が出てくるわけです。

良い問題は文章・資料の中にヒントを入れ、そこからその場で考えて答えを出させるように問題をつくっている好例といえるでしょう。

答 長期間使えるため交換の負担が少ない。
少ない電力で明かりをつけることができるため省エネになる。


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