「 漢字間違い 」一覧

中学入試用歴史人物漢字テストプリント

中学入試に出題される歴史上の人物を漢字で書けるかどうか確認するテストを作成しました。

1.邪馬台国の女王、ひみこ

といったように、純粋に漢字で書けるかどうかだけを確認するテストです。文字通り漢字テスト。実に100名完全網羅してあります。ぜひご活用ください。

歴史人物漢字テスト


社会科で間違えやすい漢字大全~公民編~

社会科で漢字間違いが多い語句シリーズの最終回、公民編です。

…意外と少ないですね。
まず、指名・任命は「内閣総理大臣は国会の指名で決まり、天皇が任命する」といったようにセットで登場するので、混同がおきやすいです。特に任名は頻発します。

議院内閣制の漢字間違いは非常に多いです。衆議とダブルで間違えていた答案を見たことがあります。弾劾裁判の間違いは、刻という字のほうが書く回数が圧倒的に多いだけにできる生徒でも、ふっとでることがありますね。地理のところで書きましたが、裁判を学習すると、栽培とかくところを培と書くミスが増えるので注意です。

収入の少ない地方自治体に支給される地方交付税は国庫支出金と区別をする知識も重要ですが、漢字間違いも多い字です。

寡占は…どうも個人的に苦手な字です。板書していて、うかんむりのあとの横棒の本数を毎年確認していしまいます。

拒否権のミスは定番ミスの1つです。ノートをチェックすると確実に間違えて書いている生徒がいるレベルですね。

漢字に限らず細かいミスは本人は気が付きにくいものです。答案をチェックする側の大人がきちんと子どもたちにアドバイスをしていく必要がありますね。


社会科で間違えやすい漢字大全~近現代編~

間違いやすい漢字シリーズの近現代史編です。近現代は用語が多いので間違いやすい漢字も多いと思っていたのですが、改めて洗い出してみると意外と少ないですね。間違えやすい漢字は人名・地名だということを痛感します。

五榜の掲示は、「傍」とにんべんで間違えやすいですが、もともと漢字が難しいですね。油断していると「五榜の提示」と書いていることもありげんなりします。
文明開化は簡単な字で、指摘されれば生徒もすぐに気が付くだけに間違えたくない漢字です。「開花」と書くことのほうが多いだけにおきるミスですね。製糸業と製紙業の書き間違いもわりと発生します。
そして、人名の中では間違え率の最も高い漢字の1つが福沢諭吉の「諭」です。論吉や輸吉、はては輪吉まで登場します。これらの漢字の中で「諭」が生徒の中で最も身近ではないだけにどれだっけとなりやすい字です。まず、ごんべんであることを指摘し、論だと「ろん」と読みが違うことは指摘しますが、それでも間違えます。
民選議院設立建白書は難しい漢字ではありませんが、用語そのものが長いことと中学入試では「民選」と書き、高校入試(中学教科書)では「民撰」と書くことに注意です。
大隈重信と立憲改進党もミスの多い字です。隈に限らずですが、小学校で習わない漢字を間違えて覚えている場合、子どもは気が付かないのでチェックする側の人間が絶対に気が付く必要があります。立憲改進党は大化の「改新」と混同することがあるようです。立憲改心党と書かれるとがっかりしますが、とても多いです。
伊藤博文・小村寿太郎は登場頻度の多い人物だけにきちんとチェックしたいところです。

新渡戸稲造は「にとべ」という読みが漢字につながりにくいようです。そもそも漢字で書けないことが多い人物です。犬養毅の「毅」の右側はいろいろ別の字が書かれることが多いですね。青鞜・盧溝橋・蔣介石は字の難しい漢字です。「盧」は板書するときに確実に大きく書きます。「蔣」は私自身、書き順が怪しいです。簡易慣用字体の「蒋」でいいじゃんと思いますが、そうはいかないんですよね。
東条英機は「機」という漢字が人名っぽくないのか、思いつかず別の漢字を書く生徒が多いです。吉田茂に限らず、最後の払いや点のつけ忘れは漢字チェックの基本ポイントです。
最後の特需景気は、儒学・儒教との混同です。もっとも、最初のうちこの間違いをする生徒はそこそこできる生徒ですね。できない子は残念ながら「儒」という漢字が出てきません。


社会科で間違えやすい漢字大全~中近世編~

漢字間違いシリーズ、今回は鎌倉時代から江戸時代です。

まずは鎌倉時代から。

檀ノ浦の戦いは「壇」の字の右側がなべぶた・回・日・一の順なのですが、最後の日と一をくっつけてしまうことが多いですね。北条泰時は同じ回で、奉公を習うので混同するようです。ただ、不思議と泰公とは書かないです。
そして、元寇です。歴史の漢字では一番間違えやすい字です。色々間違えるパターンがあります。板書を写したノートをみると3割は間違えています。
親鸞は字が難しすぎて、実はテストでは意外と記述では出題されません。

鎌倉時代は後醍醐天皇は画数が多いので大変です。あと、意外と多いのが一揆の間違い。最後をはねてしまうミスが多いです。「発」ではないんですね。
長篠の戦いもミスが多い字です。最後が「条」ではないのが注意ポイントです。楽市・楽座と豊臣秀吉の間違いは習いたてで発生します。「らくいち」「とよとみ」という読みに引っ張られるパターンです。ただ、楽市は意味で理解してほしいところですけどね。太閤は間違えやすい字です。この回で天守閣も学習するので注意が必要です。しめすへんところもへんのミスは普通の漢字でも起きやすいですね。

徳川綱吉は「網」と書くパターンを紹介しましたが、鋼吉と書くミスもあります。薩摩藩は「薩」の右下を産と書く場合もあるということです。書体としてはどちらでもいいのですが、学校の先生によっては教科書通りの書体で書かないと不正解にするタイプの人がいますので、△にしました。葛飾北斎と坂本龍馬も同じです。

両替商の間違いは思いのほか多いです。意味を考えると賛はおかしいはずなんですけどね。人形浄瑠璃は漢字で書かせるには難しいので、テストではあまり漢字で書かせない字です。親鸞と同じパターンですね。

井伊直弼のミスは本当に多いです。どちらも「い」なのが原因でしょう。幕末は覚えることが多くてミスも出やすいので厄介です。


社会科で間違えやすい漢字大全~歴史古代編~

社会科で間違えやすい漢字を紹介するシリーズ第2回です。歴史はあまりに数が多いので、今回は原始・古代(旧石器時代~平安時代)を紹介します。
前回同様、赤で書かれている部分が間違えやすい部分、波線が難しい漢字です。

磨製石器は摩擦とごっちゃになるパターンです。「磨く」石器だから、磨製石器なんですが、そもそも「磨」という字を習っていないので子どもたちにとっては知らない字です。
銅鐸の最後の本数の間違いというのは、子どもたちが絶対に丸付けで見落とすタイプのミスです。簡単な字でいうと「達」という字も本数が違うことがあります。卑弥呼・邪馬台国は歴史の習いはじめではよくある間違いです。卑弥呼は女性なので最後に「子」をつけたくなるんですね。ただ、受験間近でこういう間違えをされると萎えます。

埴輪・高句麗あたりは純粋に難しい字ですね。「麗」という字は高麗でも使いますし、地名は漢字が求められるので必ず書いて練習する必要がありますね。儒教は、公民で需要を習うとごちゃつくことがあります。「儒」という字をここ以外で書く機会がないのが、書けない理由です。

冠位十二階は、鎌倉・室町時代になって倭寇・元寇を学習するあたりで、うかんむりで書く生徒が続出します。蘇我氏は難しい字ではありますが、中学入試の場合は阿蘇山ですでに書いている字なので、意外と書けます。

「租」は「祖」と書くことが多いので、つい間違えるパターンです。「群」司も同じパターンです。木簡は、簡単なはずなのに割と書けないです。
墾田永年私財法は、言葉自体は割と覚えやすいのですが漢字は難しいです。上の例のように余計なものをつけてしまうことが非常に多く丸付けで気が付きにくいです。
鑑真は見ての通り難しい字ですが、唐招提寺が曲者です。「だい」と聞くとどうしても「大」「台」と変換してしまうんですね。また、阿倍という字は「阿部」「安倍」と複数あるので、日常生活でも間違えやすい漢字ですよね。

平安時代に東北地方北部に栄えた勢力を「蝦夷(えみし)」といいます。漢字はもとより、読みも注意したいところです。藤原頼通は「みち」という読みがミスを誘います。パソコンで入力しているときも藤原頼通とフルネームで書く場合は大丈夫ですが、頼通とだけ書く場合に「頼道」と誤字をしやすいので、プリント作成では気を遣う字です。平等院鳳凰堂も含めて、漢字的には厄介な存在ですね。

菅原道真はほんとに「管」と書く場合が多いです。これも、管のほうが日常で使う感じだからです。菅官房長官の「すが」といっても意外と通じないです。
日宋貿易の宋を「栄」と書く間違いは、そんなばかなと思うかもしれませんが、思いのほか多いです。


社会科で間違えやすい漢字大全~地理編~

受験が近づくと社会科でも入試問題などの実戦演習の場が増えます。社会は、算数・数学ほど解説することが多いわけではありません。私が実戦演習の場で一番目を光らせるのは、漢字間違いのチェックです。答えは合っているのに、漢字間違いのために不正解になるのはもったいないことです。そして、何より子どもたちは自分の書いた漢字が間違えていることに気が付きません。誤った漢字にあっさりと丸を付けます。それを察知して、間違えやすい漢字の採点時に念押しをしたり、机間巡視であらかじめチェックをしたりします。
今回はそんな漢字間違いの中でも特に発生しやすく、大人でも間違えやすい漢字を紹介します。なお、赤字で書かれている部分が間違えやすい部分、下に波線が入っている漢字は漢字そのものが難しい字です。まずは、地理編です。

1.都道府県・県庁所在地編

まずは、都道府県と県庁所在地からです。見ての通り、多いです。そもそも漢字間違いがおきやすいのは地名・人名といった固有名詞です。特殊な読みや漢字が多く、漢字そのものに意味があるわけではないので、意味で覚えることができないからです。

札幌に限らず北海道の地名はアイヌ語源のものが多いため、当て字のような漢字が多いです。特殊な読み方をする字は「札ぽろ」のように、ひらがな交じりにすると不正解になります。

埼玉は長崎、宮崎とごっちゃになるパターンです。読みが違うんですけどね。栃木、茨城は隣同士で最後が「き」のため交じりやすいです。関西だと茨木市があるため、間違える確率が上がりますね。栃の字の5画目は左はらいです。よく左から右にまっすぐに書いて間違える生徒がいます。

新潟は社会科の中でも屈指の間違いが多い漢字です。テレビを見ていて大人もよく間違えて書いています。最後は点4つなのですが、左はらい2本が続出します。

近畿の「畿」の字のように最後に点がつく字で点をつけ忘れる場合がとても多いです。逆に「専」のように点をつけない字につけてしまう場合も多いです。

鳥取、高知は難しい字ではないのですが、ふっと間違えます。熊本は地味に間違いが多発します。読みも意味も違うのですが、結構謎です。那覇は純粋に難しい字です。大人でも書けない人が多いです。

2.地形・気候編

環太平洋造山帯の「環」は歴史で大政奉還を学習すると、間違いが増加する漢字です。対馬の間違いは習い始めで多いですね。「つしま」という読みが原因です。太平洋と大西洋のミスはおなじみです。

3.産業編

栽培の「栽」を「裁」とするミスは受験学年になって裁判所を学習すると急増します。夏休みに地理を復習するときに確実に間違えて書いている生徒がいます。

鉄鉱石と鉄鋼業の混同は同じタイミングで学習する用語なのが、厄介なところです。貿易摩擦は、最初はひらがなで学習することも多い字です。「輸」と「輪」の混同はとても多いです。輪作で輸作と書くミスもあります。

4.地域別地理編

地域別地理は上にも書いたように地名特有の難しさがあります。蝦夷地や嬬恋村は初見ではまず書けません。石狩川の「狩」をてへんで書く生徒も多いですね。阿武隈川の「隈」は普段書かない字だけに難しく一画多くしてしまうことが多いですね。

信濃川のミスは上位生ではほぼ発生しません。信野川と書いていたら、危険です。諏訪湖、琵琶湖は漢字が難しい上に似た字なので、琶琵湖と逆に書いてしまう場合があります。

宍道湖は明らかに「穴」の方が見慣れている時だけに上位生でもミスをします。しまなみ海道も「街道」の方が日常的に使う時だけに間違えます。筑後川や琉球も同じパターンですね。

勉強の時や、ご家庭でお子さんの漢字をチェックする際にぜひご参考ください。次回は歴史編です。漢字間違いがもっと増えます。 蝦夷地や嬬恋村は初見では書けないです。阿武隈の「隈」は描く頻度が低いだけにミスをします。一画多く書いてしまうのがチェックすべきポイントです。


小4の9月に都道府県名を漢字で場所も完璧に覚えろという無理難題

今日は、塾講師というより小学4年生の子どもを持つ親の愚痴です。

一昨日、息子が学校から帰ってきて私にこう言いました。
「お父さん、都道府県のテスト、全然できなかった!」

夏休みの宿題で、「夏休みに都道府県を覚えよう」というのは出ていたんですよね。新しい学習指導要領では4年生のうちに都道府県名に使われる漢字を国語で学習するようになりました。学習指導要領の改訂はまだ先なんですが、先行実施や移行期間と言って内容によっては早いうちから実施されることがあります。都道府県名を漢字で書くのもその1つです。そのことは当然知っていたので、夏休みの間に都道府県を漢字で書けるようにある程度練習をしていました。ただ、都道府県の漢字は普段生活で使わない漢字が多い(「栃」や「阜」など)ので、覚えるのは大変です。だから、まずは純粋に都道府県名はひらがなで書いてあってそれを漢字で書く問題が出ると思っていたんですね。正直それでも、47都道府県中40ぐらい書ければOKぐらいのスタンスで臨んでいました。

そうしたら、まさかの地図に数字だけ書いてあって都道府県名を漢字で書くテストが行われたというわけです。そりゃ、できないよね。

社会の分かっていない先生(担任よりも学年主任でしょうけど)から適当に「やれるだろ」という感覚で出される宿題の恐怖を初めて体験しました。
中学受験でも、小4夏休みの段階で都道府県名を漢字で場所も含めて答えられるようになるのはなかなか高いハードルです。ちょうどこの時期に、初めて都道府県ごとの特徴を学習するので、そこで漢字ではなくてもいいからある程度都道府県を書けるようにしようというのが、順当なところです。自分の近い地域ならある程度聞いたことのある地名が多いので、何とかなりますが例えば首都圏の生徒なら九州とかは全く縁のない地域ですからね。佐賀とか大分はなかなか頭に入りません。

改めて小学校の教科書を見ると都道府県の特徴を学習するのは4年生の一番最後。…なんで今、全部覚える宿題を出した…。都道府県を覚える意味は、都道府県ごとの特徴を覚えてこそ意味のあるものです。ただ、地図を見て県名を答えるのでは意味が薄いし、すぐ忘れてしまいます。夏休みは時間があるので、宿題としてバーンと出しておいて、これから繰り返しテストをするつもりなのかもしれませんが、進学塾でも2か月ぐらい授業をやりながら、徐々に覚えさせるものを夏の課題で家庭に全振りするなよと。

そして、恐ろしいことに合格点は……満点。いつできるようになるんでしょうね(遠い目)。子ども曰く「学校で4人、満点とっていた」らしいですが、そこから先は相当長いので学校の先生も宿題の出し方を反省しながら、繰り返しテストをやってもらいたいと思います。

ところで、都道府県の覚え方についていくつかアドバイスをします。まず、「北からやらない」。都道府県の番号は北海道から沖縄まで47の番号を振ってありますが、つい数字の小さい北海道からやりがちです。ですが、東北地方は比較的配置が分かりやすくすぐできます。問題は、都道府県の入り組んだ関東地方、近畿地方、九州地方です。特に、群馬・栃木・茨城の北関東や奈良・和歌山・三重の紀伊半島エリア、福岡・佐賀・大分の九州北部はごちゃっとしていますので、重点的に覚えましょう。

あとは、「知っている都道府県を起点に徐々に陣地を広げる」ことです。たとえば、九州で鹿児島県を覚えていたとします。その場合、その上(北)に熊本と宮崎が並んでいて、宮崎の上に大分というように隣り合った都道府県を関連付けて覚えることが大事です。ただ、漠然と地図だけ見て覚えようとすると、かなり苦労します。覚えやすい都道府県は人によって違いますが、旅行でいった都道府県や形が分かりやすい都道府県からスタートするといいでしょう。

しかし、これはしんどいなぁ。

参考までに県庁所在地も含めて使える都道府県プリントです。もしよければ、ご活用ください。


入試に出る歴史上の人物 「東条英機」

標準
1941年太平洋戦争開戦時の内閣総理大臣が東条英機です。東条英機は戦後、極東国際軍事裁判(東京裁判)で死刑になっています。

「英機」という名前は書いて慣らさないと「秀樹」など間違えやすいので注意が必要です。

読み:とうじょうひでき
時代:昭和戦前(20世紀半ば)


小4で漢字を都道府県を書く

47都道府県の名称と位置を理解することとは、我が国が47都道府県で構成されていることや、各都道府県の名称や日本の地図上の位置などを基に、47都道府県の名称と位置について理解することである。その際、都道府県の名称に用いる漢字については、国語科において、第4学年までに指導することとなっている。このため、指導する時期について国語科との連携を図るとともに、漢字の表記に慣れるように配慮する。(小学校学習指導要領解説社会編 平成29年6月文部科学省)

小学4年生の息子の学級懇親会から戻ってきた妻が「今年から都道府県を漢字で覚えるようにするらしい」と言っていました。上にある次期学習指導要領の実施は2020年からですが、学習指導要領には移行措置というものがあります。移行措置とは新しい要領に移るときにスムーズに移行ができるように指導内容に特例を設けたり、特に教科書の対応が必要としないすぐできることを早いうちから行っていくことを指します。

今回の改定では、都道府県に使われている漢字が全て小学4年生までに学習するようになりました。小4社会のメインである都道府県の学習で習っていない漢字がたくさん出ていた現状を改善するためです。

学習指導要領の文面を見る限り、小4段階では「漢字の表記に慣れる」=「漢字で読めるようにする」ということだと思います。実施段階では小4で漢字で習うのだから、漢字で書けるようにするというのは当然だと思います。ですが、これはなかなか大変です。中学受験クラスを指導している私でも塾で小4段階では漢字指定にこだわっていません。それぐらい都道府県を全部漢字で書くのは難しいです。もともと、地名というのは特殊な字や特殊な読みが多いですからね。

ちょっと、都道府県名で漢字で書くのが難しい字をまとめてみます。

宮城・茨城・栃木→城はもともと6年生で学習する漢字です。また茨・栃はこれまでは小学生の範囲外でした。「茨木」と間違える生徒も多いです。
埼玉→埼が小学生の範囲外でした。崎玉とよく書き間違えます。
新潟→潟がとにかく書けないです。そもそも大人でも普通に間違えます。
山梨・岐阜→梨はこれまで小学生の範囲外でした。普段見かける漢字ではない分書くのに苦労します。
滋賀→これも、両方小学生の範囲外でした。
鳥取→別に難しい字ではないですが、なぜか「取鳥」と書く生徒がいます。
愛媛→媛が小学生の範囲外でした。普段見かけない字ですね。
熊本→熊が小学生の範囲外でした。「態本」や「能本」とよく書きます。
沖縄→実は沖も縄も小学生の範囲外の漢字でした。
鹿児島→鹿が小学生の範囲外でした。

とこれだけあります。特に、新潟・愛媛は厄介です。正直なところ、塾でやっていたことを学校でやってくれるのは助かるといえば助かるのですが、学校は大変だと思います。

今回お伝えしたいのは、「都道府県名とその場所を覚える」作業と「都道府県名を漢字で覚える」作業を切り離すべきということです。つまり、まず地図を見て口頭でいいので都道府県を言えるようにしたうえで、別に純粋な漢字テストとして都道府県を漢字で書けるようにするべきです。この2つを一緒に最初からやろうとするとパンクする子どもたちが続出します。まず、場所と名前を一致することに専念しましょう。


予習シリーズ社会解説 「4年上第7回 地図の見方(1)」

近年の入試では地形図の出題が増加傾向にあります。これは、現在の入試で単純な暗記ではなく資料やデータを読み取る力を測りたいという意向が大きいためです。一部の有名な地形図はともかく大半の地形図は、その入試当日初めて見る図です。初見の資料を読み取る力が問われる問題、それが地形図の問題です。
ちなみに、下の地形図は国土地理院近江中庄駅周辺の2万5000分の1の地図で扇状地を代表する地形図としておなじみのものです。一部の有名な地形図の代表格として紹介します。


どうでもいい話ですが、俳優・大泉洋の出世作「水曜どうでしょう」の企画「試験に出るどうでしょう」で最初の問題に出題された地図ですね。大泉さんが「天井川~」と言ったやつです。

これまで、予習シリーズ4年上の解説ではそれほど覚えることは多くないという話をしてきました。しかし、この回は違います。地図記号の登場です。予習シリーズ44ページを見るとなかなかの数の地図記号が掲載されています。そして、これらの地図記号は覚える必要があります。今回は地図記号の中でも受験において特に重要なものを紹介します。注意すべきは似た地図記号の組み合わせです。

市役所市役所 町役場
地形図の読み取りで区別する必要がある組み合わせですね。

警察署 交番
警察署を警察所と間違えやすいです。

小中学校 高等学校
「学校」とだけ書いて不正解になりやすいですね。

工場 発電所 灯台
間違えやすい地図記号の筆頭です。

神社 寺院
子どもたちが混同しやすい施設です。初詣で行くのが神社と説明します。

博物館・美術館 図書館 老人ホーム
比較的最近(といっても15年ぐらい前ですが)に追加された地図記号のため狙われやすいです。

田 畑 果樹園
土地利用は地形図の読み取りでとにかく使われますね。

広葉樹林  針葉樹林
同様に読み取りで狙われますし、先々林業では広葉樹林と針葉樹林の違いが問題として使われます。

あと、授業をするときに注意するのは東西南北の四方位です。ついつい分かっているだろうと思い込んで説明をしがちなので、意識的に丁寧に説明をするよう心がけています。


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