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キッズサイト紹介 「HONDA」

前回トヨタのウェブサイトを紹介したときに、自動車の「車の製造過程についても説明されていますが、全体的に画像が小さいのがネック」と紹介しました。その部分を十分にフォローして有り余るのが、ホンダのキッズサイトです。

ホンダウェブサイト・工場見学「クルマやバイクができるまで」
http://www.honda.co.jp/kengaku/

自動車の製造工程「プレス→溶接→塗装→組み立て→検査」は並べ替え問題の定番です。授業では、溶接とはプレスでつくった部品を溶かしてくっつけることだから、それからでないと塗装はできない。組み立ててから塗装をしたらハンドルやタイヤが塗料まみれになるとある程度の理屈で説明をします。塾の授業では、この部分だけに力を入れて説明をするのは難しいので、これぐらいが限界です。
こういうとき、映像の力は強いですね。他のメーカーでも映像で見られるのですが、ホンダのサイトは画像が大きく、動画も豊富です。特に、溶接の動画で多くの産業ロボットのアームが溶接をしていく様は圧巻です。プレス・溶接・塗装は、ほぼオートメーション化されているのが分かります。産業用ロボットの生産は日本が世界一です。

Honda Kids」では自由研究のテーマが多数紹介されており、夏の宿題の参考になるかと思います。環境をテーマにしたウェブサイトを運営しているトヨタに対し、ものづくりを前面に押し出すホンダとそれぞれの個性が出ている気がしますね。

他の自動車メーカーも簡単に紹介します。

三菱自動車・こどもクルマミュージアム「くるまの学校」
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/social/contribution/kids/school/index.html

自動車が動く仕組みがアニメーションを中心に紹介されています。

日産自動車・Kid’s NISSAN・ペーパークラフト
http://www.nissan.co.jp/EVENT/PAPERCRAFT/

日産車のペーパークラフトがたくさんあります。

 


輸送用機械器具製造業出荷額が多い都道府県トップ5

輸送用機械器具2017

輸送用機械器具製造業とは、主に自動車・オートバイの製造業を指します。また、鉄道・航空機・船舶の輸送も含まれます。

見ての通り、愛知県が他を圧倒しています。市町村別の首位はもちろん豊田市です。出荷額は10兆円を超え、文字通り一桁違います。愛知県は自動車以外にも、現在開発が行われている国産旅客機MRJに代表される航空機産業や鉄道の製造もさかんです。

上位の県を見ると、割と明確にメーカーの名前がでてきますね。
愛知県…TOYOTA
静岡県…YAMAHA・SUZUKI
神奈川県…日産自動車
群馬県…SUBARU(太田市が有名)
広島県…MAZDA

他の製造業と比べても金額が大きく(=経済への影響力が高い)、傾向がはっきりしているため入試に出しやすいです。


予習シリーズ社会解説 「5年上第3回 いろいろな工業」

入試問題のトレンドということでいえば若干出題頻度が落ちているのが、工業に関する単元です。理由はいくつかあると思うのですが、1つには現在の日本を工業国と単純にとらえることができないことです。食の問題や環境、資源・エネルギーと他のテーマが優先されているというのもいえるでしょう。とはいえ、予習シリーズでは3回に分けて学習する重要単元であることに変わりはありません。

自動車工業は現在でも日本の基幹産業です。この単元で登場する自動車関連のキーワードだけで「関連工場」「組立工場」「ジャストインタイム方式」「流れ作業」「ハイブリッドカー」「電気自動車」「燃料電池車」と数多くあります。特に、ハイブリッドカーはハイブリッと間違えやすいので注意が必要です。
おもな国の自動車生産台数のグラフは入試定番の1つですが、最近の入試では日本の自動車の国内生産・海外生産・輸出台数のグラフも頻出です。ただ、このグラフは冷静に考えると輸出が国内生産より多くなるはずがないので、海外生産量が増えているというだけのデータではあります。
自動車の生産工程である「プレス→溶接→塗装→組立」の順序を問う問題もおなじみです。この内容を説明するときは塗装をどのようにやるかということを話します。それを理解すると、組立をした後に塗装をしたら、タイヤや座席がペンキまみれになることがわかるんですよね。同様に、塗装の後に溶接をしたらペンキが剥げます。仕組みを理解することで単純暗記にならない工夫が必要です。

予習シリーズでは「臨海部に位置する製鉄所と石油化学コンビナート」という地図があり、これらが原油など資源の輸入に便利な臨海部に発達してきたことが説明されています。なぜ、臨海部に発達したかを問う記述問題は定番の1つですね。
入試レベルでいうと、製鉄所と石油化学コンビナートの分布の判別が必要になります。川崎市(神奈川県)や倉敷市(岡山県)など鉄鋼業・石油化学工業両方が盛んな都市があるように、この2つの工業がさかんな都市の分布は似ています。似ているからこそ、入試で狙われます。知識として使いやすいのは、四日市市(三重県)、市(大阪府)の石油化学工業でしょう。この2つの都市は入試で他に出題される事項があり、同じ都道府県に大きな鉄工場がないため判別に役立ちます。


輸送用機械器具製造業(自動車など)がさかんな都市

輸送用機械器具製造業出荷額ランキング(平成26年工業統計表)

都市名 都道府県 出荷額(百万円)
1位 豊田市 愛知県 12,177,528
2位 田原市 愛知県 1,968,245
3位 太田市 群馬県 1,910,359
4位 広島市 広島県 1,484,135
5位 湖西市 静岡県 1,113,321

プリウス輸送用機械器具とは人や物を運ぶのに使う機械、つまり自動車のことです。自動車は金属・機械・化学など様々なジャンルの技術が求められる総合力の問われる工業製品で、もちろん日本にとって基幹産業の1つです。

特定の企業を中心に都市が成立している街のことを企業城下町といいます。日本を代表する企業城下町が豊田市です。いうまでもなく自動車メーカー・トヨタのおひざ元です。豊田市にあるからトヨタではなく、トヨタがあるから豊田市(もともとは挙母町という名前だった)になったという根っからの企業城下町といえるでしょう。
2位の田原市もトヨタの工場がある都市で渥美半島にあります。渥美半島は電照菊で知られ、全国屈指の農業生産額が多い都市でもあります。

3位太田市はスバル、4位広島市はマツダのおひざ元です。5位湖西市は静岡県の都市で浜名湖の西にあるからこの名前がついています。湖西市は軽自動車のスズキの工場がある都市です。


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