「 讃岐平野 」一覧

入試に出る都道府県 「香川県」


・香川県は日本で最も面積の狭い都道府県である。
・地図中Aは県庁所在地の高松市。高松市は瀬戸内の気候について問う問題の代表的な例としてよく登場する。
瀬戸大橋は香川県と岡山県を結んでいる。


・香川県北部の讃岐平野は降水量が少ないことで有名で、古くからかんがいに備えて多くのため池がつくられた。現在は吉野川を水源とした香川用水を利用している。かつては小麦の生産が盛んで、小麦を原料としたうどんの生産がさかん。


・地図中Bは坂出市。瀬戸大橋は坂出を起点としている。造船業がさかん。
・地図中Cは小豆島。瀬戸内海で2番目に大きい島でオリーブの栽培がさかん。


・源平の戦いの1つである屋島の戦いが行われたのが現在の香川県である。

面積:1,876㎢(2019年)
人口:約95万人(2019年)


入試に出る川 「吉野川」


高知県から徳島県に流れる川が吉野川です。香川県の讃岐平野に流れる香川用水の水源となっています。吉野川と讃岐平野を知識としてセットで覚えるので、つい吉野川=香川県のイメージが付きがちですが、吉野川の河口は徳島県です。


吉野川は昔から洪水が多い川として知られ「四国三郎」の異名を持ちます。


上流の早明浦ダム(高知県)が有名です。四国で水不足になったときにニュースでよく取り上げられるダムが早明浦ダムです。

読み:よしのがわ
流域:高知県→徳島県


予習シリーズ社会解説 「4年上第14回 雨の少ない地方のくらし」

日本で一番狭い都道府県である香川県が登場する回です。讃岐うどんは知っていても、香川県は知らない生徒が多いのでまずはそこからですね。県庁所在地の高松市はここで覚えてしまいたいです。なぜなら、中国・四国地方の県名と県庁所在地の違う都市が、高松市の他が松江市(島根県)、松山市(愛媛県)と覚えにくいからです。1つでも確実にこれだと言い切れるものを作っておくと後が楽です。

予習シリーズには瀬戸内地方の断面図があり、季節風と地形が瀬戸内に与える影響が説明されています。ここで、大事なのは前の回で説明した高知県と内容がつながっていることを生徒が認識することです。ここを別のことだと思ってしまうと覚えることが多くなってしまいますし、応用が利かなくなります。

讃岐平野は雨が少ないので昔はため池をつくり水を蓄えていたが、現在は隣の徳島県の吉野川から水をひく香川用水ができたというのは入試の定番ですね。香川用水と吉野川はセットで登場することが多いので、吉野川は香川県を流れる川と勘違いすることが多いので気を付けましょう。ちなみに、最近の入試ではため池の代表格である満濃池と高知県の早明浦ダムを聞く問題はほとんど出ません。
吉野川は「四国三郎」という別名があります。男の子の名前が付いた川は洪水の多い暴れん坊な川という知識は記述問題で聞かれますね。ちなみに他には
利根川…坂東太郎
筑紫川…筑紫次郎
があります。

かつて瀬戸内では塩田がおおくあり、塩づくりが盛んだったことが予習シリーズに掲載されています。この話は5年生になると使われなくなった塩田を工業用地として使うようになり瀬戸内工業地域へと発展していったという知識につながります。
現在の日本の塩の自給率は10%強と低くなっていますが、食用の塩はほぼ自給できます。輸入している塩の大半は工業用として使われており、メキシコやオーストラリアから輸入しているそうです(「塩百科」より)


予習シリーズ社会解説 「5年上第12回 中国・四国地方」

いきなりで恐縮ですが、日本には中国地方、四国地方という地域区分はあるのですが、中国・四国地方という区分はないんですよね。ただ、社会科ではたいていの教科書でこの区分が利用されています。分量的に仕方がないことですが、地元の人から見たらあまりいい気持ちはしないのか、それとも考えすぎでしょうか。

この地域の学習は、まず県庁所在地です。県名と県庁所在地が異なる都道府県は3つ。島根県が松江市、愛媛県が松山市、香川県が高松市です。全てに松が付くところが厄介なところです。きれいな語呂合わせがあれば楽なんでしょうが、決定的なものはなかなか思いつかないです。「山を愛す」「高い川」とかでお茶を濁し、頑張って覚えようになってしまうところです。

この単元で週単位のテストを作成するとなると確実に出題されるのが雨温図の問題です。夏の降水量が多い太平洋側の気候、温暖で降水量が少ない瀬戸内の気候、冬の降水量が多い日本海側の気候の区別をつけられるようになることは基本課題です。

地形は四国に比べれば覚える要素は少ないです。注意しておきたいのは太田川です。太田川は広島平野を流れる川で、三角州の代表格で登場します。ただ、予習シリーズでは地形の図表には表記がなく、後半の広島市の説明で太田川がでてきます。地形の話をしていく段階で触れておくのが無難です。

四国の川と言えば徳島県を流れる吉野川です。香川県の讃岐平野では降水量が少なく干害が起こりやすかったため、かつてはため池をつくり水を貯えるようしていたが、徳島県を流れる吉野川を水源に香川用水がつくられたというのは定番です。

漁業では日本海側を代表する漁港、境港が有名です。境港は漁港の名前で行政区分では境港市になります。境港市は鳥取県ですが、位置が島根県都の県境にあるので、鳥取県であることは確認しておきたいです。島根県の宍道湖のしじみの養殖もよく出題されます。宍道湖は「穴道」と書く生徒が多いのでチェックが必要ですね。

瀬戸内工業地域はすでに学習した内容から発展したものは少ないので、できればさらっとすませたいところです。

中国・四国地方のポイントの1つが、本州四国連絡橋でしょう。尾道(広島県)~今治(愛媛県)ルート、児島(岡山県)~坂出(香川県)ルート、神戸(兵庫県)~鳴門(徳島県)ルートの3つのルートがあります。これを覚えるポイントは地図を見ながら覚えることです。つまり、広島県と愛媛県、岡山県と香川県の位置関係を見ながら覚えるということです。ただ、丸暗記だけしようとすると広島県とつながっている都道府県を徳島県と位置関係を無視した答えを書く事態が起こりやすくなります。

本州四国連絡橋ができていいこともあれば悪いこともあります。
<メリット>
・自動車で移動するときにかかる時間が3分の1になった
<デメリット>
・橋がかかっていない島にとってはかえって不便になった
・消費者が本州の大都市にとられ四国の店の売り上げが減った
・高い通行料金
こういったメリット・デメリットの両面があることは記述で狙われやすいですね。どうしても、こういった話では実はこういうデメリットもあってという話が中心になりがちですが、根本としてはフェリーで移動していたころよりはるかに便利になったことを伝えるのを忘れないようにしたいです。


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