「 都道府県 」一覧

入試に出る都道府県 「和歌山県」


みかんの生産が日本一。段々畑が広がる。


・地図中Bは紀ノ川
・真言宗総本山の高野山金剛峰寺がある。また、三重県・奈良県にまたがる一帯が「紀伊山地(地図中C)の霊場と参詣道」が世界文化遺産。熊野古道ともよばれる。


・江戸時代、幕藩体制を指させた親藩の中でも最も格の高いとされた御三家の1つが紀州である。8代将軍徳川吉宗は紀州の出身である。


・地図中Aは県庁所在地の和歌山市。鉄鋼業が盛んである。
・和歌山県は柿・うめの生産も日本一である。


・ナショナルトラスト運動の代表例として知られる天神崎がある。

面積:4,724㎢(2019年)
人口:約92万人


スキー場の多い都道府県

スキー場の多い都道府県(観光庁「スキーリゾートの現状」より)

都道府県名 割合
1位 長野県 20.0%
2位 北海道 12.9%
3位 新潟県 12.2%
4位 岐阜県 5.8%
4位 群馬県 5.8%

一時は、冬の観光といえばスキーという時代がありました。個人的には寒いときに寒いところに行ってどうするという思いもありますが、スキー場独特の解放感は捨てがたいのも理解できます。現在スキー(スノボ含む)レジャーは1990年代半ばのピーク時と比べると、市場規模は4分の1に減少しているそうです。

今回は、スキー場の多い都道府県ランキングです。実は、統計データを探すのに意外と苦労しました。データを紹介されている記事はすぐ見つかったのですが、一定信頼できる公的なデータが見つからなかったんですよ。最終的に観光庁の資料を参照しました。

1位は長野県です。長野県は、降雪量が多く周囲を山に囲まれた上に、首都圏、中京圏から人が集まりやすい立地です。スキー場が多くなるのは当然ですね。
北海道が2位。データを探しているときに、「1位が北海道じゃなくて意外」みたいな記事を見かけました。そうか、一般的な感覚だとそうなるのかと思いました。北海道って雪のイメージが強いですが、北海道は降水量がそれほど多くないので雪よりも「寒い」というのが的確だと思うんですよね。雪はもちろん降るのですが、解けないのが大きい。雪ということでいえば、北海道よりも東北の日本海側・北陸のほうが断然多いです。


通勤・通学時間の長い都道府県・短い都道府県

久しぶりのランキングネタです。今回は都道府県別の通勤・通学にかかった時間を見てみましょう。

社会生活基本調査(2016年)通勤・通学の平均時間(週全体

長い 短い
1位 神奈川県 67分 鹿児島県・
島根県
31分
2位 千葉県 63分
3位 埼玉県 59分 宮崎県・大分県・佐賀県・
山形県・秋田県
33分
4位 東京都 57分
5位 奈良県 55分

一目瞭然ですね。首都圏で通勤時間が長くなっています。入試でよく出るデータに昼夜人口比率があります。夜間の人口と比べて昼間の人口がどうなっているかを表したデータです。今回のデータの上位3県は軒並み低いです。東京に通勤・通学するためです。今回の通勤時間からも、同じことが読み取れます。

東京都が高いのがちょっと意外かもしれませんが、東京都中央部の衛星都市から、東京都心に通うには意外と時間がかかるのです。

ちなみに、今回のデータは週全体のデータを紹介しています。平日に限定すると1位の神奈川県は83分とさらに長くなります。

通勤・通学時間の短い都道府県は、東北・九州の都道府県中心ですね。実は、日本全体で見ると約半数の都道府県は30分台です。下位の都道府県が短いというよりは、一部の都道府県が際立って高いというタイプのデータですね。

このデータは職業別に数値が分かるのですが、興味深かったのは「農林漁業従事者」のデータです。なんとなく、通勤時間が少なそうなイメージがあります。実際その通りで、福井県ではなんと5分です。ただ、長い都道府県もあります。それは、沖縄県(34分)、北海道(32分)です。この2つは同じ職種の中では突出して長いです。北海道は農業しにいくだけで時間がかかるのは分かるんですよね、広いから。沖縄県は鉄道網が発達していないため、マイカー通勤が多く、渋滞が起こりやすいということを聞いたことがあります。その影響でしょうか、意外と沖縄県はどの職種も通勤時間が長いです。


入試に出る都道府県 「熊本県」


・地図中Bは阿蘇山。世界最大級のカルデラで知られる。
・高度経済成長期に四大公害病の1つである水俣病が発生した。


・地図中Cは日本三大急流の1つである球磨川。下流の八代平野はたたみ表の原料であるいぐさの栽培がさかんで、日本の生産の大半が熊本県である。


・地図中Aは県庁所在地の熊本市。政令指定都市。国宝の熊本城が有名だが、2016年の熊本地震で大きく損傷した。


・熊本県はすいかの産地として知られ、畜産も盛ん。

面積:約7409㎢
人口:約174万人(2019年)


入試に出る都道府県 「佐賀県」


・地図中Bの地域は伝統工芸品の有田焼が有名。厳密にいえば違うものだが、伊万里焼・唐津焼も社会科では有田焼と同じ扱いをすることがほとんど。
・弥生時代の大規模な環濠集落である吉野ケ里遺跡は佐賀県にある。


・干拓地として有名な有明海に面しており、のりの養殖が盛ん。


・豊臣秀吉が朝鮮侵略をするときの拠点としてつくられた名護屋城は今の佐賀県にあった。


・地図中Aは県庁所在地の佐賀市で筑後川流域にある。県の南部にあり有明海に面している。
・九州新幹線は福岡県から佐賀県に入った後、福岡県に戻るルートを通っている。

有明海・筑後川・筑紫平野といった語句は入試でも頻出です。が、これらはいくつかの県にまたがっているため、「佐賀県」として覚える項目としては1段階下がりますね。

面積:2440㎢
人口:約81万人(2019年)


野球場・ソフトボール場の多い都道府県トップ5


久しぶりに都道府県シリーズです。今回は野球場とソフトボール場という、ちょっと入試には出なさそうなデータを引っ張り出してみました。日本には6279(2011年時点)の野球場・ソフトボール場があります。上位は次の通りです。

都道府県名
1位 北海道 571
2位 東京都 570
3位 埼玉県 388
4位 愛知県 344
5位 千葉県 274

以下、栃木・茨城までが200以上あります。ちなみに一番少ないのは高知県で24です。
正直なところ、ここまで面白みのないデータになるとは思いませんでした。あの狭い東京都のどこに500ものスタジアムがあるのかなかなか想像できません。
データを見ると分かるのですが、野球場の数は明らかに西低東高です。なんとなく、甲子園(兵庫県、137)があるので西日本でもっと多いと思ったのですが、意外とそうでもなかったなというのが感想です。
高知県の最下位も意外です。かつてはプロ野球のキャンプも多く行われた地域なのでもっとあると思っていました。ちなみに、現在プロ野球に限らず多くのスポーツが冬にトレーニングを行う沖縄の数値は42でした。


小4で漢字を都道府県を書く

47都道府県の名称と位置を理解することとは、我が国が47都道府県で構成されていることや、各都道府県の名称や日本の地図上の位置などを基に、47都道府県の名称と位置について理解することである。その際、都道府県の名称に用いる漢字については、国語科において、第4学年までに指導することとなっている。このため、指導する時期について国語科との連携を図るとともに、漢字の表記に慣れるように配慮する。(小学校学習指導要領解説社会編 平成29年6月文部科学省)

小学4年生の息子の学級懇親会から戻ってきた妻が「今年から都道府県を漢字で覚えるようにするらしい」と言っていました。上にある次期学習指導要領の実施は2020年からですが、学習指導要領には移行措置というものがあります。移行措置とは新しい要領に移るときにスムーズに移行ができるように指導内容に特例を設けたり、特に教科書の対応が必要としないすぐできることを早いうちから行っていくことを指します。

今回の改定では、都道府県に使われている漢字が全て小学4年生までに学習するようになりました。小4社会のメインである都道府県の学習で習っていない漢字がたくさん出ていた現状を改善するためです。

学習指導要領の文面を見る限り、小4段階では「漢字の表記に慣れる」=「漢字で読めるようにする」ということだと思います。実施段階では小4で漢字で習うのだから、漢字で書けるようにするというのは当然だと思います。ですが、これはなかなか大変です。中学受験クラスを指導している私でも塾で小4段階では漢字指定にこだわっていません。それぐらい都道府県を全部漢字で書くのは難しいです。もともと、地名というのは特殊な字や特殊な読みが多いですからね。

ちょっと、都道府県名で漢字で書くのが難しい字をまとめてみます。

宮城・茨城・栃木→城はもともと6年生で学習する漢字です。また茨・栃はこれまでは小学生の範囲外でした。「茨木」と間違える生徒も多いです。
埼玉→埼が小学生の範囲外でした。崎玉とよく書き間違えます。
新潟→潟がとにかく書けないです。そもそも大人でも普通に間違えます。
山梨・岐阜→梨はこれまで小学生の範囲外でした。普段見かける漢字ではない分書くのに苦労します。
滋賀→これも、両方小学生の範囲外でした。
鳥取→別に難しい字ではないですが、なぜか「取鳥」と書く生徒がいます。
愛媛→媛が小学生の範囲外でした。普段見かけない字ですね。
熊本→熊が小学生の範囲外でした。「態本」や「能本」とよく書きます。
沖縄→実は沖も縄も小学生の範囲外の漢字でした。
鹿児島→鹿が小学生の範囲外でした。

とこれだけあります。特に、新潟・愛媛は厄介です。正直なところ、塾でやっていたことを学校でやってくれるのは助かるといえば助かるのですが、学校は大変だと思います。

今回お伝えしたいのは、「都道府県名とその場所を覚える」作業と「都道府県名を漢字で覚える」作業を切り離すべきということです。つまり、まず地図を見て口頭でいいので都道府県を言えるようにしたうえで、別に純粋な漢字テストとして都道府県を漢字で書けるようにするべきです。この2つを一緒に最初からやろうとするとパンクする子どもたちが続出します。まず、場所と名前を一致することに専念しましょう。


予習シリーズ社会解説 「6年上第7回 政治・外交史(1)」

予習シリーズ6年上では4回に分けて、歴史の復習が行われます。これが意外と難しい。何が難しいかというと「何を教えるかの選択」です。
この回でいえば、旧石器時代から平安時代まで幅広い範囲の復習を行うのですが、ある程度経験のある教師であれば1回の授業でこれらの時代を振り返ることは難しいことではありません。全部の内容を説明するのは最初から不可能ですから、重要人物なり事件なりに絞って解説をしていけばいいんです。
問題になるのは、この単元を学習する4月上旬以前、具体的には冬休みに同じ内容の復習を行っていることです。さらに、直近の春休みに社会経済史や文化史の復習を行っている場合もあります。割と一通りの説明をし直しているんですよ。そうすると、もう一度一から説明するよりも、演習を中心に授業を組み立てて答えを確認する中で解説を入れていくスタイルのほうが個人的には好みです。ただ、生徒の理解度が低いクラスでそれをすると、結局ほとんど解けずに終わってしまう可能性もある。そのあたりの判断を含めて「何を教えるかの選択」が難しいですね。

個人的に授業の中で解説するのは、「歴史の流れを解説していくときに後回しにされやすいが、重要度の高い内容」です。

旧石器時代から弥生時代では予習シリーズでも地図でまとめられていますが、主だった遺跡の場所ですね。岩宿遺跡(群馬県)、三内丸山遺跡(青森県)、吉野ケ里遺跡(佐賀県)といったあたりです。このあたり、地図でまとめてあるのはさすがです。

古墳・飛鳥時代では朝鮮半島の高句麗について触れておきたいですね。これも地図になっています。百済・新羅は仏教伝来や白村江の戦いで登場しますが、ちょっと高句麗は薄くなりがちです。4世紀終わりに倭と争って勝利したと記録される好太王碑が有名です。
持統天皇も改めて触れておきたいです。日本最初の計画的につくられた本格的な都である藤原京に都を移した天皇です。史上初の上皇というのも、2019年度入試を考えると狙われやすいテーマです。

奈良時代では木簡を教えたいです。荷札に使われた木の板である木簡は調や庸といった話と繋げやすく、史料問題で出題されます。なお、予習シリーズにある各地の調のリストは覚える必要はありません。

源義家平安時代は東北地方で活躍したアテルイ源義家を確認します。桓武天皇によって征夷大将軍に任命され、東北地方に遠征した坂上田村麻呂と争った蝦夷の指導者がアテルイです。江戸時代アイヌのリーダーとして松前藩と争ったシャクシャインが入試の基本知識になっている今アテルイも抑えないといけません。源義家は11世紀後半に東北地方でおきた前九年の役、後三年の役で活躍した源氏の武将です。前九年・後三年の内容は覚える必要はないのですが、源義家はちょいちょい入試で聞かれます。
ちなみに、中学入試で覚える源氏は源頼朝・源義経兄弟とその父である源義朝、そして源義家ですね。


道の駅の多い都道府県トップ5

道の駅道の駅とは、自動車による長距離移動の休憩所や、地域の名産品・名所などを紹介する場として国土交通省や地域によって運営されている施設です。
道の駅の歴史は比較的浅く、平成3年に実験的に行われ、平成5年に運用が始まりました。平成29年11月17日現在で1,134駅あります。ここ最近、入試でも時折名前を見かけるようになりました。今回はその道の駅の都道府県別ランキングです。

都道府県別道の駅ランキング(2017年

順位 都道府県名
1位 北海道 121
2位 岐阜県 56
3位 長野県 46
4位 新潟県 39
5位 兵庫県 35

こういうランキングだと北海道は強いですね。それ以外にも面積が広い都道府県に多く設置されていることが分かります。その意味では、ちょっと兵庫県が意外ですね。

ちなみに、道の駅が一番少ない都道府県は東京都で八王子滝山ただ1つです。



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