「 酪農 」一覧

入試に出る川 「ミシシッピ川」


アメリカ中央部の中央平原を流れフロリダ湾へ流れる北アメリカ大陸最長の川がミシシッピ川です。


アメリカの農業は適地適作が行われており、各地域でどのような農業が盛んかが地図などで良く出題されます。ミシシッピ川上流では酪農が、中流では大豆・とうもろこしの栽培が、下流では綿花の栽培が盛んです。


河口に位置するニューオーリンズは石油化学工業などが盛んな都市です。

流域:アメリカ

 


予習シリーズ社会解説 「4年下第14回 肉や牛乳をつくる~日本の農業(4)」

この単元では畜産について学習します。
授業では、まず牛といっても肉牛と乳牛の2種類がいることを教えなくてはいけません。テストで「牛」とだけ書くと不正解になるので注意しましょう。この単元で覚えるべきことは

1位 2位 3位
乳牛 北海道 栃木県 岩手県
肉牛 鹿児島県 宮崎県
鹿児島県 宮崎県
肉用若鶏

という畜産物ごとのさかんな都道府県の一覧です。採卵鶏はとくに生産が多い都道府県がなく順位も入れ替わるため特に覚える必要はありません。また、肉用若鳥も鹿児島県と宮崎県の順位はよく入れ替わるのでどちらかが1位と覚えておけば十分です。
表を見ての通り、北海道・鹿児島・宮崎が畜産に強いというのは感じておいてほしいです。入試では都道府県単位でどの種類の農業が盛んかを問う問題は多いです。

予習シリーズには「出荷された肉の量」「畜産農家の数」「農産物の輸入量の変化」のグラフがありますが、それぞれ読み取れることを確認したいです。こういった覚えることが少ない単元のときこそグラフの読図をやっておきたいです。
「出荷された肉の量が増加している→肉や乳製品を食べるようになった」
「畜産農家の数は減少している→出荷量は増えている→一戸あたりの出荷量は増えている」
「農産物輸入が増えている→食生活が多様化した」
といった内容を読み取っていきたいです。

農産物の輸入が増えて自給質が落ちているというのは、現在の日本の食料政策の課題と考えられています。つまり、入試に出ます。農産物の輸入が増えた理由は、外国のほうが安いといった理由もありますが農産物の輸送技術が発達したというのも大きいです。アメリカからの輸入圧力が加わっているのも大きいですが、小4段階では貿易は詳しくやっていないので無理に触れなくてもいいでしょう。

学習を深めるページでは農薬や有機農業、遺伝子組み換えといった食の安全性といったことが書かれています。目先のテストで出題される内容ではありませんが、先々知識として知っておきたい内容ですので、必ず触れるようにしていますね。

 


キッズサイト紹介 「キッズZOO鑑(公益社団法人中央畜産会)」

 

キッズZOO鑑http://zookan.lin.gr.jp/kototen/kids/

今回は畜産農家の経営支援などをしている組織「中央畜産会」のキッズサイトを紹介します。乳用牛・肉用牛・豚・馬といった家畜と人間の歴史、飼育方法と家畜がかかる病気などが紹介されています。

興味深いのはそれぞれの家畜がだす「うんち」の量が紹介されていることです。乳用牛は46キロ、肉用牛で21キロ、馬で5~10キロのうんちをするそうです。わざわざうんちの項目をつくっているところに畜産農家にとって糞の処理の大変さがうかがわれます。

キッズサイトにありがちなのですが、なんでも漢字にはふりがなをふっておけばいいという考え方をするところがあります。このサイトもそうで「めん(よう)は、およそ8000〜1万年(まんねん)も前(まえ)に西(にし)アジアのあたりで家畜(かちく)になったんだ。」という実際にサイトに使われている一文を例に出すと、この中でフリガナが必要なのは河川が引いてある2つだけで、あとは小学生低学年でも読めます。せっかく子供向けと銘打ってやるなら、もう少し工夫してほしいところですね。

畜産ZOO鑑http://zookan.lin.gr.jp/kototen/index.html

今回紹介した「キッズZOO鑑」は「畜産ZOO鑑」の一部なのですが、小学生高学年ぐらいならこちらのほうが見やすいだろうということで紹介します。

社会科の授業でも酪農農家は一年中休みがなくて大変であることを紹介しますが、実際に数字を見ると大変ですね。現在乳用牛一頭を飼育するのにかかる時間は約105時間(「畜産物生産費」平成28年)です。ウェブでは夫婦で40頭飼育している例がだされていましたが、これだと365日、12時間労働をしないとさばけないことになってしまいます。生き物相手にこれは大変です…。

先ほど紹介したデータをもう少し見ると、農業規模を大きくすることで効率化が図れることがわかります。飼育頭数が1~20頭の農家だと、一頭あたりにかかる時間は実に190時間ですが、100頭以上飼育している農家なら3分の1の65時間で済みます。

こういう実データを使って問題をつくるのが最近の入試の傾向なので、できればそういうデータに触れさせたいのですが、なかなかそこまで回らないんですよね。


予習シリーズ社会解説 「5年上第18回 北海道地方・日本のおもな都市」

北海道北海道といえば農林水産業です。都道府県別の食料自給率が約200%という日本の食糧庫の呼び名にふさわしい生産量です。そのまま、北海道は食料品工業がさかんであるという知識に直結します。都道府県ごとに盛んな工業をグラフ化してどの都道府県かを答えさせる問題で北海道は定番ですね。

石狩平野・上川盆地…石狩川・稲作の品種改良
十勝平野…じゃがいも・てんさいなどの輪作による畑作
根釧台地…酪農・濃霧

といったあたりはセットで覚えておきたいところです。輪作は4年生で学習している用語ですが、もう一度説明する必要があるでしょう。
授業では話すのは、そもそも稲というのは熱帯の植物であるということです。日本は温帯ですが、夏は高温多湿なので熱帯の作物である稲の栽培に適しています。しかし、北海道は温帯を通り越して冷帯です。熱帯の作物を冷帯で育てているんだというと結構驚きます。

北海道の酪農は大消費地から遠いのでバター・チーズなどの乳製品に加工されるというのも記述の定番です。

漁業では釧路港でしょう。釧路港はかつては日本一の漁獲高を誇っていましたが、いわし漁の不振や北洋漁業の衰えで現在は有力港の1つという位置づけです。この説明をすると、北海道の漁業が衰えたと勘違いする子どもがいるので注意が必要です。都道府県単位では現在もぶっちぎりで北海道が1位です。

北海道は、明治時代になってから和人により開拓が進んだという歴史があります。蝦夷地という言葉は必ず覚える必要がありますが、この段階で漢字で書ける必要はありません。「えぞ地」でいいです。先住民であるアイヌも絶対に覚えなくてはなりません。

北海道を訪れる外国人観光客の割合のグラフは上位であれば押さえたいです。台湾が多いのですが、そもそも台湾がどこにあるかということです。台湾の立地を知ると、なんとなく北海道が人気の理由が見えてきます。雪を含めた広大な自然です。

北海道地方は北海道だけでは量が不足することもあり、日本のおもな都市を確認する単元が入っています。子どもたちには、新しい内容がでているわけではなくこれまでのおさらいだということを強調します。
まず、人口の多い都市ですが、1位東京、2位横浜、3位大阪、4位名古屋、5位札幌までは順位で覚えておきたいです。今どき、順位を完全に覚えておかないといけないような問題は出題されませんが、市で一番多いのが大阪ではなく横浜であることは重要でしょう。

いわゆる百万都市の中でここで確認したいのが、川崎市です。百万都市の中で唯一県庁所在ではなく、札幌とともに新幹線の駅がない都市です。石油化学工業と鉄鋼業がさかんな都市としても出題されますし、東京湾アクアラインと覚えるポイントのおい都市です。神奈川県は川崎市の他に相模原市と唯一政令指定都市が3つある都道府県として、覚えておく必要があります。

以前と比べて、政令指定都市の数も増えてきたので、覚えるのが大変になってきました。政令指定都市として感覚として分かっているといいことを並べておきます。
・東北地方は仙台だけ
・北関東(群馬・栃木・茨城)にはない
・本州日本海側は新潟だけ
・3つあるのは神奈川
・2つあるのは静岡、大阪、福岡
・四国にはない
・岡山と熊本が政令指定都市
といったあたりです。政令指定都市であるかないかは重要なポイントではあるので少しずつ覚えるようにしていきたいです。


予習シリーズ社会解説 「4年上第11回 寒さのきびしい地方のくらし」

北海道北海道は言うまでもなく日本で最も広い都道府県で別格の存在感があります。子どもたちのなかで北海道を知らない生徒はさすがにいません(もしそうだとしたらその子は日常レベルでの興味関心があまりに薄い)。北海道が寒いということも大抵の生徒は知っているという前提で授業が進められるのでその点では楽です。

予習シリーズの最初に北海道の地形が割と細かく載っていますが、今回は十勝平野を覚えておけばいいです。「十勝」という地名は乳製品に使われているため、ピンとくる生徒もけっこういると思います。

社会科の常識として北海道の農業といえば
石狩平野・上川盆地…稲作
十勝平野…畑作
根釧台地…酪農
です。しかし、生徒のイメージでは上記の理由で十勝=乳製品になっています。十勝平野で畑作が盛んな理由は水はけのよい火山灰が稲作に向かなかったためです。この火山灰の土地の性質はシラス台地をはじめとして繰り返し登場するところなので、きちっと理解をすることが求められます。
砂糖の原料となるてんさいは北海道の生産が100%というのは、作物の生産県を覚えるうえで基本の1つです。輪作は、後に単作・二期作・二毛作と似た言葉がいろいろ出てくるので言葉の意味を確認しておきましょう。言い方は悪いですが、この月のテストを乗り切るという点では北海道の農業では輪作とだけ覚えても通じます。しかし、入試では通じません。

酪農に関しては予習シリーズでも、いろいろと説明されています。とりあえず、酪農=乳牛を飼う農業という認識だけでもできれば十分です。ただ、生き物を相手にする酪農がなぜ大変かを考える発問はしたいですね。

この単元では太平洋を流れる暖流である黒潮(日本海流)と寒流である親潮(千島海流)が初登場します。実のところ、濃霧・冷害の説明はしますが、この段階でなぜ濃霧が発生するかを覚える必要はありません。気を付けてほしいのは覚える必要がないというと、説明する必要がないは違うということです。この時期のテストで記述で説明する問題が出題されることはほぼないので、覚える必要はないということです。ただ、受験では説明する問題が出題されるので説明する必要はあります。


市町村別農業産出額が多い都市

市町村別農業産出額ランキング(2015年)

都市名 都道府県 生産額(千万円)
1位 田原市 愛知県 8,204
2位 鉾田市 茨城県 7,203
3位 都城市 宮崎県 7,197
4位 新潟市 新潟県 5,721
5位 別海町 北海道 5,706

トラクター今回は市町村別の農業産出額ランキングを紹介します。
全国1位の愛知県田原市は渥美半島のほぼ全域を占める都市です。渥美半島は電灯をあてることで出荷時期を調整する電照菊で有名な地域です。また、愛知県はキャベツの生産が全国有数で、田原市はその生産拠点となっています。

茨城県鉾田市はメロンの栽培が日本一で知られる街です。ただ、ランキング2位となっている要因は、いも類・野菜でともに市町村別のランキング1位です。全国的には鹿児島が1位のかんしょ(さつまいも)と、北海道が1位のばれいしょ(じゃがいも)の生産がともに盛んなところが近郊農業のさかんな茨城県の本領発揮といったところです。

宮崎県で農業というとピーマンなどの促成栽培が最初に思い浮かびますが、宮崎県都城市は畜産が盛んな街です。肉用牛1位、豚1位、ブロイラー3位と畜産王国であることが分かります。

新潟市はイメージ通り米の生産が全国1位です。北海道の別海町はそもそも耕地面積が約60000haと全国1位です。そして、その広い高知の大半を乳用牛の飼育にあてている酪農王国です。


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