「予習シリーズ社会2021改訂版」解説 4年上第7回「地図の見方(1)」

予習シリーズ解説

地形図を使った問題は非常に多い

近年の入試では地形図の出題が増加傾向にあります。これは、現在の入試で単純な暗記ではなく資料やデータを読み取る力を測りたいという意向が大きいためです。一部の有名な地形図はともかく大半の地形図は、その入試当日初めて見る図です。初見の資料を読み取る力が問われる問題、それが地形図の問題です。

方位は油断大敵

予習シリーズでも、わりとスペースをとって方位について説明しています。できるものと思ってしまいがちですが、子どもたちは意外と東西南北を知らないです。関東地方や北海道と言った地名から東西南北を考えるやり方は、私も使いますね。
ちなみに、社会科では八方位まで教えておけば対応できます。十六方位は使いません。

地図記号

地形図のポイントと言えば、縮尺・等高線、そして地図記号です。この回では、地図記号について学習しています。予習シリーズ56ページを見るとなかなかの数の地図記号が掲載されています。そして、これらの地図記号は覚える必要があります。地図記号については、解説動画とプリントを用意しましたのでそちらもご覧ください。

縮尺

縮尺の指導で気を付けないといけないことは、子どもたちは割合を習っておらず、分数もあやふやな場合が多いということです。つまり、「この地図の縮尺は25000分の1」といって、それが実際の長さを25000分の1に縮めたものであると通じるわけではないということです。予習シリーズでも「250mつまり、25000cmの長さを1cmに縮めています」と25000分の1の地図の1cmは250mという直接的な表現をしています。

縮尺でもう1つ注意するところは、単位の換算です。
地図上の長さ×縮尺の分母=実際の長さ
というのは縮尺の問題の基本公式ですが、ここで出てくる単位はcmです。答えではmもしくはkmで答える必要があります。この単位換算が意外とできない。指導する側としては一瞬算数の先生になったつもりで説明する必要があるところです。
算数の問題で出題されれば簡単なことが、社会で出題されると意外とできないというのはよくあることです。科目が違ってもやることは同じという切り替えは子どもたちにとって簡単ではないということです。

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